本プレゼント
2007年07月04日
 ■  第41回Fコミュポッドキャスト

今回もスペシャルゲスト アメリカ人ジャーナリストのダニエル・ピンク氏をお迎えしています。
第4話はピンク氏の著書「フリーエージェント社会の到来」のお話では最終話となります。
今回は
■フリーエージェントの成功とは?
をお送りします。
ピンク氏の最新本ハイコンセプトに関するお話は、まもなくUPしますのでどうぞ今しばらくお待ち下さい。
なおピンク氏は英語でお話されますので下記のスクリプトを参考にしてください。


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内容
■フリーエージェントの成功とは?
皆自分なりの成功を定義したがる。それを貨幣価値で見る傾向があるが、私がインタビューした人々でがむしゃらに働きボーナスをもらって、仕事を辞める人々は沢山いた。というのもボーナスをもらっても、依然として仕事を好きになれないからである。際立った功績の報酬として企業が役職を上げると考えがちであるが、特にクリエイティブや技術的な仕事に就いている人は、昇格は最悪と思っている人が多い。他者を管理したいわけではなく、他の人が働くのを見張るのではなく、自分のやりたいことをやりたいのだ。よってよくあるのが昇格するとそれがやめる潮時になってしまう。自分のやりたいことができなくなってしまうからだ。最後に発展に成功を見出すという概念だが、小さな会社がやがて大きくなり、さらに成長し巨大企業となることに成功を見出しがちだが、私が話した人々の中には小さな会社で上手くいっている人が沢山いる。仮に2人としよう、上手くいったので8人に増え、さらに成功し続け、16人となり、25人、30人となり、そして彼らは気付く。30人もの規模の会社を経営管理をしたいわけではなく、面白い仕事をしたいだけだと。そこで彼らが取った行動は規模の縮小だ。30人から25人、16人、8人、4人、2人へと戻っていった。アメリカでの表現で「大は小を兼ねる」とあるが、人々が私に言ったのは「より良いものが良い」である。それが大きいものを意味することも
あるだろうが、そうでないことも多い。特にそれが顕著なのがビジネス界で活躍する女性達、アメリカの女性フリーエージェントである。何故ビジネス界での女性の活躍が男性より増えないのかと警告を発し、それは投資調達の問題やなんらかの差別があると言うが、多くの場合巨大ビジネスに拡張したくないという返事が帰ってくる。自分達が素晴らしいと思い面白いと思えるそんなビジネスをしたいのであって、巨大企業が彼女達のゴールではない。これもとても重要な意見だと思われる。以上が「フリーエージェント社会の到来」を執筆し調査したことから学んだ一部だが、ここでまた日本にも関連性があるのが、日本ではサラリーマン意識が深く根付いているので、もしそれを取り去ったら混乱を引き起こし、人々は答えが何か次の手段を探し出す。少なくてもフリーエージェントとして働くというチャンスに対してオープンであり、かえって良かったと思うかもしれないし、より幸せになるかもしれない。それは日本人や日本にとって良いことであろう。

投稿者 Fcommu : 2007年07月04日 00:08

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