本プレゼント
2007年07月03日
 ■  第40回Fコミュポッドキャスト

今回もスペシャルゲスト アメリカ人ジャーナリストのダニエル・ピンク氏をお迎えしています。
第3話は引き続きピンク氏の著書「フリーエージェント社会の到来」の中から
■フリーエージェントになる理由
■見返りなしでも会社にとどまる?
をお送りします。
なおピンク氏は英語でお話されますので下記のスクリプトを参考にしてください。


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内容
■フリーエージェントになる理由
このようにフリーエージェントの増加現象を巻き起こしているものの多くは、経済的な価値よりも心理的なものにある。何故今現在していることをする決断を下したかを聞いてみると、彼らははっきりしたビジネス関連の話をするわけでもなく、むしろライフスタイルの価値を反映するものなど違う話をする。アメリカまた日本でも価値観の中で活発化してきているのが、自由に関する懸念人々は自分のやりたいことをやり、自由に行き来をし自分の好きな服を着て働く。ある意味立派だと思うのだがそれでも笑ってしまったのが、クールビズである。ある日皆が突然カジュアルになるが、れはひとえに首相が6月1日から自分もネクタイを締めないので、皆もネクタイなしでいくようにと指図され、ノーネクタイの自由を得る。自分のやりたいことをやればやっている、という意識である種の自由を得られる。これはややアメリカ人的な感情だが日本人にもある。それが日本のポップ・カルチャーが活気付いている理由であり、人々が個性を表現するチャンネルで自由をつかって創り出している。現在では純粋なポップカルチャーの世界からもう少し広範囲な労働力まで、広がりつつあると思われる。一生涯仕事の保障を見返りとして得られるのであれば、喜んで幾ばくかの自由を捧げるであろうし、これは悪くない契約だ。しかしもし何も見返りがなければ、何のために自由を捧げるのだろう。自由であることは重要なポイントである。

■見返りなしでも会社にとどまる?
もう一つフリーエージェントの価値として面白いのは、正真正銘の自分自身であることができること。大企業で働いている人の話を聞くと、出社すると自分自身を隠すためにマスクを被って真剣な顔つきになり、そしてそれは不本意でやっている。繰り返しになるがもし見返りがあれば進んでやるだろう。もしその仕事が一生涯保障されたものであるならば、好きな服を着ずにサラリーマンスーツを着ることや、職場で本来の自分を出さずに働くこともいとわないかもしれない。しかしもし何も見返りがなかったら、何故自分を押し殺なくてはならないのか。3つ目のポイントは責任である。人々は職場で何か衝撃的な騒ぎが起こることを望んでいるが、多くの企業特に大企業ではどれだけ身を粉にして働いても、何も状況がかわらないということがわかった。何層にも重なる官僚主義が普及しているせいである。ある日本人が言うことには、大企業で働くための一番最適なアプローチは、病欠の電話を入れることなく、休暇もとらず、なにもしないこと。何も行動できないのは人々の不満をもたらす。

投稿者 Fcommu : 2007年07月03日 00:06

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