- 本日のお勧め本「グローバル人材になる為には、何が必要か?」
- ここに注目!!「現在グローバリゼーションの波は地殻変動として少しずつ現れてきている。」
- 本日の気づき「グローバル化という言葉が一般的になり、何と無くその必要性が認識できていると思ったが、そんな呑気なことは言っていられない。」
(1)本日のお勧め本
パーソナル・グローバリゼーション ? 世界と働くために知っておきたい毎日の習慣と5つのツール - 布留川 勝
価格: 1,575
本書はグローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社、代表取締役の布留川勝さん著であり、この会社は2000年に世界中の教育プログラムと個人のニーズを結びつけ、個人が自立し、国内でもグロ-バルでも市場価値のある生き生きとした人材になることに貢献するために設立されたようである。
まさに現状、そしてこれから来るであろうグローバル化をいち早く察知し着実に実績を挙げてきている企業であると感じた。
その著者が、『今の日本企業におけるグローバル人材の育成は迷走状態だ。これがあと5年続いてしまっては、日本は人材の育成・獲得競争において世界から大きく取り残される』と記している。あと5年もか? あと5年しかか? は皆さんの感じ方次第だと思われるが、早急に手を打たなければいけないことは確かである。
グローバル人材になる為には、何が必要か?是非、一読していただきたいと思います。
(2)ここに注目 !!
- 現在グローバリゼーションの波は地殻変動として少しずつ現れてきているが、ここ数年で一気に表面化する可能性が高いだろう。それは私が想像した以上の速さで進んでいる。
- ビジネスパーソンである限り、『世界』とのつながりを軽視し、日本と日本人にだけにこだわって仕事を続けることはそもそも困難なのだ。世界 の流れに直面し対応を迫られる日本企業が決して少くないのはご存知だろう。
- 多くのノーベル賞受賞者を輩出しているアメリカのMITは、その研究成果、カルキュラムを全世界に公開している。MIT OPEN COURSE WARE(http://ocw.mit.edu/OcwWeb/web/courses/courses/index.htm)がそれだ。このサイトに公開されているカルキュラム数はなにと1800にも及ぶ。これがいまや新たな学習プラットフォームになろうとしている。
- 先日私は大手電機メーカ研究開発部門の方からこんな話を聞いた。研究所は大きな機関だったため、多くの技術者が情報交換をいままで通り日本人同士または国内のみで行っている状況だった。そのことが問題視されるようになったのは、技術者として採用したインド人の仕事ぶりに端を発した。彼は日本語が流暢で、インド英語だがほぼネイティブに近い英語を操れた。その彼は着任早々、その企業の既に発表されているコアな技術情報について、ネットを通じて世界とコミュニケーションし始めた。まず自分のブログを立ち上げ、次に自分の研究分野の詳細をそのブログに書き込み、世界中の企業の研究部門とコンタクトをとり始めたのだ。驚いたことに数ヵ月後には彼のもとに、巨大なデータベースが構築されはじめた。そして中国、ヨーロッパからも次々に情報が集まりはじめたばかりか、東京郊外の研究所に各国から技術者が訪問するようになったのだ。この様な事例に対し、はたしてどれだけの日本企業またはビジネスパーソンがつきつけられた課題の緊急性を理解し、即座に具体的な対策と実行に出られるだろうか?
- 現在の自分のスキルやキャリアを正確に認識し、世界や社会の状況・トレンドを良く理解して、なおかつ一見不可能と思えるような荒唐無稽で壮大なビジョンを持つこと。そのビジョンは分かりやすく、人に共感を与えるものであり、かつ初めて会った人に、そのビジョンを話しても理解してもらえるぐらいに論理的で具体的なものであること。 そうした考え方全体を『ビジョナリーシンキング』と呼ぶ。
- ビジョナリーシンキングが習慣づいてくれば、そのビジョンを実現するために人の行動も自ずと『プロアクティブ(proactive)』なものとなる。
- 欧米と日本のエグゼクティブを比較したときに、最も大きな違いは主体性の部分だ。
- 個人差はあるが、日本人エグゼクティブには、はっきりしたアイデンティティを見ることができない。個人個人の価値観や哲学がことばとなって出てこないため、私からは彼らの本当に考えていることが見えにくい。
- ビジョンを語るとは、人の心を打ち、感情に訴えかけることだ。ビジョンを語るときは、ロジックとエモーションの両方に訴えかけるようにしよう。相手が持っているイメージを利用して、そのビジョンが相手にビビットに見えるように語るべきだ。
- P・F・ドラッガーが指摘したように、経営とは教養である。歴史文化的な要素との関係性まで考慮するような深い教養があってこそ、普遍的価値のある長期的な経営ができると考えられるのだ。
- グローバル人材のマインドセットとスキルセットについて説明した。その中でもっとも重要なのはビジョナリーシンキングだ。
(3)本日の気づき
グローバル化という言葉が一般的になり、何と無くその必要性が認識できてはいると思ったが、そんな呑気なことは言っていられない事態になりつつある という危機感を覚えた。
特に、大手電機会社のインド人の例は、英語を使える事とその行動力により周囲をアッと言わせたという事が容易に想像出来る。個人がグローバル化を図 り、そしてメディア化していかなければ世界と対等には渡り合えない時代に なってくる。
本田直之さんの『レバレッジ英語勉強法』に書かれている事と同じことを この著者も言われている。
自分自身、まずは英語を改めて強化すべきだと考えるよいきっかけになった本であった。MIT OPEN COURSE WAREとあわせて、日々知識を蓄積していきたい と思う・・・。
(4)目次
- 国や企業だけでなく個人のグローバル化を
- 世界の中の日本と、日本の中の世界
- 日本人ビジネスパーソンのキャリアリスク
- IT技術が『格差』を最適化する
- そしてグローバル化は進む
- あなたの可能性をひろげる5ツール
- グローバル人材とは?
- 夢を掴むマインドとしての『ビジョナリ?シンキング』
- 『セルフエンパワーメント』という実行マインド
- インパクトのいる『コミュニケーション』のバリエーション
- 『ダイバシティ』は知識と理解力
- 使って鍛える『グローバルイングリッシュ』
- グローバル時代のキャリア展望
- MBAにこだわらないグローバル化
- スペシャリストのためのレバレッジ
- グローバル人材を目指す人たち
- パーソナル グローバリゼーション ストーリー
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
