- 「キーワードは『3つ』」
- 「『自分軸』『相手軸』『幽体離脱』」
(1)本日のお勧め本
考え・書き・話す3つの魔法 - 野口 吉昭 -
本日は、『コンサルタントの質問力』で大ベストセラーをだした著者の本をご紹介したいと考えます。
この本のキーワードは『3』。
3つを使うとどういうメリットがあるのか??
著者は、『「3つ」を使うと、思考の幅が広がります。文章がきれいに見えます。話がわかりやすくなります。本当に、魔法の力が生まれるものなのです。』と述べています。
たとえば、誰もが知っているカレーハウスCOCO壱番屋の経営方針。
『ニコニコ・キビキビ・ハキハキ』。略して『ニコ・キビ・ハキ』。
そして、イチローが小学校6年生のときに書いた作文も3つの根拠があります。この作文の全文がこの本には書いてありますが、最初に『夢はプロ野球選手になること』と結論をはっきり書いています。
その根拠として『子どもの頃から練習を始めたこと』『練習量』『大会での成績』の3つを挙げています。
こんな3つを使うことを訓練することによって、より伝えることが簡単になります。
あなたもこの『3つの魔法』を身につけてみてはいかがでしょうか??
(2)ここに注目!!
- 「3つ」を使うと、思考の幅が広がります。文章がきれいに見えます。
話がわかりやすくなります。本当に、魔法の力が生まれるものなのです。 - 最近でいうと、オバマ大統領の「Yes ,we can !」「change,change,change」も「3つ」を意識した勝利戦だといえるでしょう。
- 私はコンサルタントとして多くのビジネスパーソンとお会いし、ディスカッションをしています。そんなとき、いつも念頭においていることがあります。
それが「目的」「定義」「着地点」の3つです。 - 「目的」ですが、端的にいえば、何を伝えたいのか、何をディスカッションしたいのかということです。
- 次に「定義」。これは言葉の定義ですね。
- 3つめの「着地点」。私たちは、よく「ランディング」「ランディング・イメージ」と呼んでいます。ミーティングの着地点をどこに設定するかで、進行具合が変わってきますから、これはとても重要です。
- 相手にきちんと「伝える」ために欠かせないのが、「自分軸」「相手軸」「幽体離脱」の3つのバランスです。
- コンサルタントは「3つ」から話を展開し、提案事項をまとめていきます。
それは次のようなものです。
1)結論を明確にする
2)その結論のための根拠を用意する
3)結論と根拠が事実にもとづき、納得できる関係にある。 - 30秒しか時間がないときでも、1時間の講演のときでも、全体の構成に必要なのは、「総論」「各論」「結論」の3つ。
これをきっちり組み立てるだけで、話がわかりやすくなります。 - できる人には、「3つ」で「考え、書き、話す」という技術が身についています。
それは、物事を整理し、分析し、本質を見極める力を持っているからです。
(3)目 次
- 「3つ」の魔法とは何か?
- 「3つ」を使って考えると、パワーは最大化する
- 「3つ」を使って整理すると、問題を解決できる
- 「3つ」を使った文章は人の心を動かす
- 「3つ」を使ったプレゼンはインパクトが10倍増!
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!