- 本日のお勧め本 「不思議とひきつかれるタイトル」
- ここに注目!!「千円札とあなたの目はどこへ行きますか？」
- 本日の気づき「異業種交流会」
（１）本日のお勧め本
千円札は拾うな。 - 安田 佳生
本日は、少し前の本ですがワイキューブという会社の代表の著者が書いた本をご紹介したいと思います。
この本は題名も非常にひかれるものがありますが、内容もまたしっかりとした本質的なことが書かれており、経営をするにあたって悩んだ時に読み返すときっと何か気づきがあると思います。
その証拠に既に１４版もすられており、それだけ多く長く読まれていることだと思います。
是非、サッとでも良いので下記レビューを読んで頂くことをお奨めします。
そして、何か一言でも引っかかった言葉があれば幸いです。
（２）ここに注目！！
- では、なぜ千円札を拾ってはいけないのか。
それは、千円札を拾うと目線が下がり、他のものが見えなくなるから。 - 「常識とは、１８歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
－アインシュタイン - 今は、人と違う結果を出すためにはどうすればいいのかについて、新しいやり方を考え、実行することが「勤勉」であり、最も短い時間で成果を出すための工夫をすることが「努力」である。
- つまり、勤勉の対極にあるのは、今は「怠惰」ではなく「不変」なのだ。変化し続けること、それが今の時代に求められる「勤勉さ」である。
- 「仕事のやり方を劇的に変える方法」を見つけることが、成長である。それを考えるためにも、休まなければならない。これまで７日かけてやっていた仕事を４日でやるためにはどうしたらいいのか。休んだ３日でそれをゆっくり考えるのだ。
- 優秀な人に「自由な時間」を与えるほど効率のいい戦略はない。
- ビジネスは、頑張って努力して百メートルを９．５秒で走るより、全く別の方法で百メートルを５秒で移動したものが勝つ世界なのだ。
- 買いたいと言っているお客の１割を断ると、それは結果的に売上げが増えるというメリットがある。
- 私も、まだ会社の売上げが８億円だったころ、１億円の発注をしてくれるお客様を断腸の思いで断ったことがある。当時の私にとっては大変な決断だった。企業の経営戦略では、単に売上げを伸ばすだけではなく、企業が健全な状態でいられるバランスを保つための努力も必要だということだ。
- 私のこれまでの経験から言って、企業にとっていちばん健全なのは、優良顧客をいくつも持っているが、突出して優良すぎる顧客はなく、顧客全体の約３０％が常に入れ替わり新陳代謝しているという状態である。
- 世の中にはさまざまなノウハウがあるが、ノウハウというのはブランドがないと売れないということに気づいていない人が多い。そしてそのブランドや企業イメージを作るのは、今やテレビＣＭではない。雑誌や新聞から取材され、記事になることが、そのままブランド構築につながっている。
- ブランドが構築され、企業イメージが浸透すると、そこで働きたいという人が増え、優秀な人材を集めやすくなる。そしてまた売上げは上がる。
- 私は３６ヶ月で予算を組んでいる。１２ヶ月ごとにぶつ切りしている予算を３年分まとめて使うのだ。その結果、選択できる戦略の数は数十倍に増える。
- 人材に投資する場合、大切なのは、何にお金を使うかではなく、それによって、その人材が何を得、どう変わるかだ。
- <会社は社員全員のものである。社長はたまたまその中でいちばん大きな決裁権を任されているに過ぎない。/li>
- 投資先として最も確実なのは、「人材」と「情報」、そして「ブランド」である。なぜこの３つに投資することが最も有効なのかと言うと、何十倍、何百倍という投資効率を生み出す可能性があるのは、人材と情報、そしてブランドだけだからだ。
- 人が生きていくうえで必要なのは、お金そのものではない。必要なときに必要なお金を作り出すことのできる能力を身につけることである。
- ３０億の会社が１００億になるということは、あと７０億売るということではなく、今の３０億のビジネスモデルを手放して、１００億のビジネスモデルをゼロから作り上げるということなのだ。
- 売れる戦略、伸びる戦略があるのなら、それに合わせて組織も、事業も、社名さえも変えてしまう。今の会社に合った戦略ばかりを選んでいると、会社はいつまでたっても進化しない。戦略に合わせて会社を変える。それがファッションから学んだ経営の真理である。
- 人生において最も大きなリスク。それは、周囲の人の常識に流されて、本当のリスクを自覚しないまま生きていくことだ。リスクのない人生などこの世には存在しない。
（３）本日の気づき
三井生命主催の異業種交流会へ。
以外と大規模で２００名以上の人が来ていたのではないでしょうか？？
様々な業種の方がこられており、その熱気だけで会場はものすごかったです。
最近では、生命会社でも競争が厳しくこのような異業種交流会をやるようになったようです・・・。
（４）目次
- 成果を生み出す「時間」のとらえ方 ～時間の常識はゴミ箱へ～
- 利益をもたらす「お金」の上手な使い方 ～お金の常識はゴミ箱へ～
- 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方 ～人を見る目の常識はゴミ箱へ～
- トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方 ～常識を捨てる勇気ある決断～
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました！ 感謝！！
