- 本日のお勧め本「運をつかむ人となれ」
- ここに注目!!「初めは嫌いで、だんだん好きになった関係」
(1)本日のお勧め本
35歳までに必ずやるべきこと―運をつかむ人になれ - 重茂 達
本日は、アデコを1300億円の業界トップ会社に押し上げた著者が35歳 までに必ずやるべきことを説いた本をご紹介したいと思います。
この本は既に20万部を超え、ポケット版、ムック版まで発売されているとの事です。
やはり何かをしないといけないという危機感があるからでしょうか??
この読んで感じた事は、35歳までに身に付けるべき思考法がふんだんに書かれているように思います。
人は必ず35歳までに1度は人生の岐路となるような判断をする時がくると思います。その時がいつ来ても良いような心構えを教えてくれる本であり、著者の実体験にも基づいていることから非常に説得力があります。
きっと何かに悩んでいるあなたの判断をする際にも、そしてこれからその判断が待っているであろうあなたにも心に響く言葉が必ずあるはずです。
(2)ここに注目!!
- 「自分は武器を拾いながら走るのだ」
これはある友人がぽろっと口にした言葉です。私もそんなふうに生きてきたので、とても共感しました。 - 人間関係で一番長続きするのは、「初めは嫌いで、だんだん好きになった関係」です。
- 営業ができる人は世間に山ほどいます。ところが、営業ができて英語の話せる人となると,ぐっと人数が減ってしまいます。
- NHK時代、同期入社の仲間十人くらいで海水浴に行ったことがあります。そのとき、女性の1人がこんなことを言いました。
「私は後悔しない主義なの。何かをする前によく考えて、結果がまずくてもいいと覚悟を決めて取りかかるから。先に「前悔」してしまうので、後悔は絶対にしないのよ」 - では「前悔」とは何か?事前に後悔はできないから前悔と呼ぶしかないのですが、その真意は「覚悟」だと思います。
「われ、事において後悔せず」と言った宮本武蔵は試合の前にいろいろな工夫をしています。 - ナポレオン・ヒルの『成功哲学』という本に「成功を手にするために必要なものはたった1つである」とあります。それは「健全なものの考え方」です。健全な考え方とは「プラス思考」だと思います。
- 人生には1つ絶対的とも言える法則があります。それは「自分の思っているとおりの人間にしかなれない」ということです。
- 楽観的になる方法は簡単です。例えば財布の中を見て「千円しかない」と思うのではなく「千円もある」と考える。こんな些細なことから、人生は百八十度違ってくるのです。
- 「勝者は勝つ方法を探し、敗者は言い訳を探す」
- 「読書百篇、意自ら通ず」と言います。意味がわからない本でも百回読めば、自然に理解できるということですが、ほとんどの人はそれを実行しません。実行もせずに「そんなことないだろう」と否定するのです。
- 私の考えるサービスとは、相手の感動を引き出すことです。自分が相手の立場だったら「こうしてほしいな」と思うことを、相手が望む以上のレベルで提供し、「ここまでやってくれたの!」と感動していただく。
- 自責の人になるのは簡単です。
「良いことは他人のお陰、悪いことは自分のせい」
いつもそんな気持ちでいるといい。この心構えがあれば、誰からも好感を持ってもらえます。 - 会社はチームプレーで仕事をするところです。
会社も同じで、会社のルールに則って仕事をしているのです。基本はチームプレー。
会社がよくなれば自分もよくなる。会社が不調になれば自分たちも苦しまなければならない。会社と自分は運命共同体です。 - 部下に自信をつけさせるには、小さな成功体験を積み重ねさせることが一番良い方法だと思います。
- 私たちも新人社員に一番気を使うのは「自信をつけさせること」です。「自信は成功の第一の秘訣である」とはアメリカの詩人エマーソンの言葉ですが、仕事で成功させるには、とにかく自信を持ってもらわなくてはなりません。
- ドイツの哲学者、ショーペンハウエルがこんなことを言っています。
「いかなる財産もちょっとしたチャンスに手に入れたものである」 - 幸運が目の前に来たとき、その幸運をつかめる、幸運に乗れる位置に自分がいなければいけません。そのためにはどうしたらよいかを、いろいろと考えた結果が前章まで述べた事柄です。
(3)目次
- 能動的に生きる
- プラス思考を習慣にする
- 最大限の努力とは
- 自分との接し方
- 人との接し方
- 仕事への取り組み
- コミュニケーション上手になる
- ものの考え方
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!