- 本日のお勧め本 「全てのビジネスパーソンに向けた本」
- ここに注目!!「『再起動』のための準備をせよ」
- 本日の気づき「久々の犬とお出かけ」
(1)本日のお勧め本
サラリーマン「再起動」マニュアル - 大前 研一
本日は、大前研一氏の最新刊をご紹介したいと思います。
題名ではサラリーマンとなっていますが、サラリーマンだけでなく全てのビジネスパーソンに向けたメッセージと捉えてよいです。本の内容としては、大前氏が前々から述べている事も含まれていますが、この時期になぜこの本を出版したのか?という所に何か意味があるのではないでしょうか?
1つは、この本の紹介部分の副題となっている「日本がフリーズしている今こそ、自分を向上しているチャンスだ」と述べています。そう、いま再び不景気といわれる中で、節約に先に目がいき、自分に投資しようとする人はなかなかいないものです。
でも、この時期だからこそ1歩抜け出すチャンスなのではないでしょうか?みんなが勉強や自己投資する時期に自分がそうしてもなかなか一歩抜き出すのは難しいですが、今ならきっとチャンスの確率が高くなっているはずです。
そして、もう1つは冒頭に日本電産の永守社長の発言が取りざされています。
「休みたければやめればいい」ーそうヤフーのトップニュースにもなってしまったこの言葉、でも真意はこうだったそうです。
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と持論を展開しただけだったのです。
この背景には最近の安易なワーク・ライフ・バランスばやりにあるようです。確かに赤字企業やまだ成長途中でいくらこれをうたっても、それはきっちりとした成果がでていなければ意味がないと思います。
そして、その成果や結果の考えるレベルの思考が全く人によって違うという事実です。永守社長はうちはまだ3.4合目と言ってます。既に7500億円を越す企業でも、3.4合目です。
でも、普通の人はここまで行かなくとも100億円の企業を経営できればそれで終わり、サラリーマンであれば部長までいければ充分と考える人もいるのではないでしょうか?人には可能性があります、でもその可能性にはまず大きく考えることが必要なのです。
その可能性を信じるか信じないかは、その人の自由ですが、小さく考えていたら自分も小さくしかならない、人は自分の思うとおりになる、ナポレオン・ヒルやジェームス・アレンはそう言ってますが正にその通りなのです。自分を信じて大きく考えて、自分の可能性に挑戦しよう!!その為には、レールの上を歩くのではなく、レールを外れよ!!というのが著者からのメッセージなのです!
この本を手に取るかどうか、それが1つの分かれ道かもしれません・・・。
(2)ここに注目!!
- 今の日本企業は10社に1社ぐらいしかグローバルなチャレンジをしない。10社に9社は国内市場を守って、ぬくぬくとしていようというネガティブな 姿勢になっている。だが、逆にいえば、10社に1社はボーダレスに活躍できる人材を切実に求めている。だから、ここで「再起動」してグローバルな能力を身につけ、「戦闘準備」を整えておけば、遠からず認められる時がくるはずだ。
- 新大陸のビジネスの特徴は、横並びや年功序列がなく、生存能力によって給与格差が100倍になることだ。同じ40歳でも、年収300万円の人間から3億円稼ぐ人間までいる。
- 今の30代後半~40代のサラリーマンの大半は、このビジネス新大陸にうまく適応できていない。なぜなのか。この世代の人たちは2つのミステークを犯している。1つは環境の変化を読み間違えたこと、もう1つは読み間違えた環境に過剰適応してしまっていることだ。
- 新大陸で勝ち残る企業の多くは、プロジェクトベースの組織が主流になると思う。変化に柔軟かつ素早く対応できるプロジェクト・ベースが適しているからだ。
- 根本的に「自己改造=再起動」するためには、3つの方法しかない。すなわち「お金の使い方」と「時間の使い方」、そして「住む場所」を変えることだ。
- 朝は、自分の人生の構成を変える時に重要な意味がある。私にとっては、朝5時から9時までが非常に貴重な時間帯であり、仕事のすべてといっても過言ではない。
- 日本のサラリーマンは、明らかに世界で最も朝型人間から遠い存在だ。
- 「再起動」の準備のために何を勉強するのか?21世紀のビジネス新大陸で生き残っていくために必要なスキルは、IT、語学、財務だと私は考えている。この3つのうち、30代後半~40代の中堅世代が最も苦手とするのは、おそらく語学だろう。
- 「聞く⇒話す⇒書く⇒読む」という順番で語学を学べば、35歳を過ぎてゼロからスタートしたとしても、5年後にネイティブの5歳児のレベルまでは到達するはずだ。
- 私がお奨めしたいのは「平日は通勤に便利な都心の賃貸に住み、週末は環境の良い郊外に買った安い一戸建てに住む」というライフスタイルである。
- 人気ランキング上位の大企業に入社できるような力のある人間は、中小企業であれば、当然どこでも入社できるはずだ。それなら大企業に入って鋳型に固まるより、ポテンシャルが非常に高いベンチャー企業や、キャッシュは潤沢だが人材や後継者がいない中小企業に入って、その能力を存分に発揮したほうがよいではないか。そうすれば間違いなく若いうちから活躍できるし、10年後には社長になれるかもしれない。
- 成熟・低成長期の今は「発想力」「創造力」「構想力」によって、昔と違うこと、すなわち「レールから外れたこと」をやるのが企業戦略の要諦になっている。
- 仕事というものは、1つの分野で10年やれば、その道の専門家になる。では11年目から何をやるのかといえば、やはり「総合力」をつけてゼネラリストにならねばならない。
- 最近の企業では「753のルール」が悩みの種になっているそうだ。つまり、新規採用してから3年以内に辞める若者が、中卒で70%、高卒で50%、大卒で30%に達している、というのである。
- 30代後半~40代に必要な能力の1つに「プレゼンテーション能力」がある。いくら良い企画を考えても、上司やお客さんに認められなければ、実行することができないからだ。重要なのは「自分なりの論理」でということ。
- 実際、私が何といおうが、自分はこういいます、自分が社長ならこうします、と自説を曲げなかった奴しか伸びてこなかった。
- 交渉で大切なのは、交渉相手の人間に興味を持つことだ。相手が経営者だったら、会う前にグーグルなどでその人のプロフィールを調べてキーワードをいくつか覚えておく。もう1つ交渉で大切なのは、3~5年たった時に双方から感謝されるようなこと、双方がお互いにハッピーで「よかった」といえることしかやってはいけない、ということだ。
- ビジネスの世界は、最終的にはロジカルでなければならない。とうことは、交渉も論理的に考えて成り立つものではなければならない。
- 世界のアパレル業界で「ウェブ2.0型企業」を実現しているのは、スウェーデンのH&MとZARA を展開しているスペインのインディテックスの2社だ。
- いま世界の電機業界で再編が加速している。その主役は日本企業でも欧米企業の会社でもない。韓国勢と台湾勢だ。なかでも、台風の目となるのは、おそらく「サムスン」と「フォックスコン」だろう。
- 私たちの前に広がる21世紀の新大陸は、今までのものとは全く異なるものだからだ。新しい土地勘がつかめるようになるまで、じっくり景色を眺め、基礎体力をつけておかねばならない。すぐにアクセルを踏んでも空回りするだけだろう。
(3)本日の気づき
久々に犬を連れてお出かけでした・・。
それにしても最近読む本読む本に日本電産の永守社長の名前がでてきます。
それだけ注目されている事なのですね!!
確かに最近ワークライフバランスという言葉を良く耳にしますが、これってある程度成果を出した人が考えることであって、赤字の企業がこれを導入しても更に悪循環になってしまうのではという心配をしてしまいます。
勝間さんの本でも取り上げられていましたが、日本はモノを作らせたら世界一効率的ですが、ことホワイトカラーの生産性となると先進七カ国中最下位です。
これって、悲しいことだと思います・・・。
GDPもシンガポールに追い越されてしまったり、本気で日本の在り方を考えないといけないのだと思います。
そんな危機感を抱かさせてくれる1冊でした。
読むに値する本です、是非読んでみて下さい。
(4)目次
- なぜ今「再起動」が必要なのか?
- 「再起動」のための準備運動
- 「中年総合力」を身に付ける
- 「新大陸エクセレントカンパニー」の条件
- 「ウェブ2.0」時代のシーチェンジ
- 新大陸の「メシの種」はここにある
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
