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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 174回 『成長企業の秘密?』⇒『おもろい会社研究』

174回 『成長企業の秘密?』⇒『おもろい会社研究』

  1. 本日のお勧め本 「面白い会社を紹介している本」
  2. ここに注目!!「創業者が力を発揮している会社は、おもろい!」
  3. 本日の気づき「過激な発言が多かった」


(1)本日のお勧め本

おもろい会社研究 - 松室 哲生

 
本日は、面白い会社を紹介している本をご紹介したいと思います。
 
では、面白い会社の基準って何か?
経営コンサルタントである著者の基準は非常に明確であり、下記通りだ。
 
おもろい会社とは、
1)『社長の顔がみえる会社。』
2)『人のやらないことをやる』 である。
 
この基準が全てではないが、この基準に沿った会社をいくつか紹介している。ただ、1つ気になるのが結構知名度の高い会社が多いこと。エン・ジャパンを知らない人の方が少ないのではと思ってしますので、すこしこの点については心残りである。
 
上場企業が中心になっている為、どうしてもそうなってしまったのだろうが、こういった視点でみた場合、坂本光司著の『日本でいちばん大切にしたい会社』の方が内容的にも視点的にも斬新さがあるのではないか??
 
いずれにしても、コンセプトはおもろいであり、一度読んでみる価値はある本だと思います・・・。


(2)ここに注目!!

  • 『おもろい会社』というコンセプトも、この『経営とは何か』という観点で思いついた。リーダーが行動力を発揮し、ビジョンが浸透し、経営者と社員が一体となって人のやらないことにチャレンジする、そんな会社が経営の原点を思い起こしてくれると考えたのだ。
  • 本書に取り上げたほとんどが、創業者が力を発揮している会社だ。
  • 面白いというのはどういうことか。中身があるということだ。どんな社長でも、会社を立ち上げたきっかけがたいした理由ではなくとも、会社を成長させたその過程には必ずドラマが存在する。だから面白いという極めて単純な話なのである。
  • 世を挙げて構造変化への対応が進展する中、消費市場でキーワードになっていったのは『いいものを安く』である。その筆頭は、有名なユニクロだ。ファーストリテイリング社の戦略はまさに『いいものは安く』を地でいっていた。デザインをニューヨークで行い、その型紙を中国に持っていき、生地の調達と縫製を行なう。日本での販売では、店舗に飾らず、商品を無造作に陳列し、それがまた新鮮に映った。
  • おもろい会社とは社長の顔が見える会社である。それは、外に対しても、内に対しても、社長の存在感がある会社のことである。では存在感とは何か?常に、自らの意見をはっきり内外に示している経営者のことである。言葉を変えれば、社長の考え方がはっきりしていて、常にそれを表現している会社である。
  • 市場は創造していくものだ、という観点に立てばどうか。事業とはすべからく人が社会的に必要としていることを軸に生み出されてきた。必要に応じて新たなビジネスが考え出され、そして新たな市場に成長していったのである。
  • きちんとコストをかけている企業とはどんな企業か。当たり前のことを当たり前にやっている企業である。しかし、さらにもう一歩進んで費用をかけている企業も存在する。
  • 会社を継続する上でもっとも大切なことは、社会の信頼を得るということである。
  • ファイテン、日本企業で初めて米MLBに認められた信頼性
    健康をサポートするためのいろいろな商品を作っている会社である。もっと分かりやすく言えば、多くのスポーツ選手が首にかけているネックレスタイプの商品を作っている会社といえばどうだろう。同社はチタン溶融技術を開発した2003年から爆発的に売上げを伸張した。トップアスリートに好評だった同社の商品が、ラクワネックの発売によって一般の消費者にも受け入れられ、売上げが大幅に拡大した。2003年度は前年の売上高70億8200万円から一気に202億300万円に急増している。
  • テンポスバスターズ、上司が嫌なら店を替われ、そこでも嫌ならまた替われ例えば同社には『テンポス精神17か条』というのがある。
    第二条 (儲けるな・儲けろ)
    安い物を見つけて高く売って儲けてはいけない。安い物を見つけたら安いまま売れ。知識と技術を身に付けてコストを下げ、しっかりとしたアフターサービスと無理だと思われる高い目標に挑んで、その努力から生まれた少しの利益でよい。
    楽して儲けたい者はわが社にいない。我々はそれ程の者ではないだろう。
     
    リサイクル業はなるべく高く買って赤字にはならない範囲で出来る限り安く売る商売である。さやを抜いて儲ける事で喜ぶような癖をつけるな。
     
    売上げを既存250億円、新規250億円で500億円にし、あとの500億円分は企業買収であわせて1000億円にしていくというのが同社の計画だ。
  • エン・ジャパン 『転職は慎重に』と訴え、7年で30倍以上の高成長『事業というのはそれ自体が社会貢献です。しかしウチはそれだけじゃだめだと言っている。その事業に社会正義性がないといけない。
    だからその条件を満たす事業しかしない』2007年度の業績は売上高226億8600万円、経常利益75億7300万円だから7年で売上高は36.6倍、経常利益は30.4倍の急成長を示した。
    『うちは一言でいうと取材をするのです。企業のいい面だけでなく、すべてを正直に取り上げます』(越智)

(3)本日の気づき

 
中小企業の集まりみたいなところへ。
  
全体的に危機感はあるのですが、やはりビジネスモデルが確立されていない企業と経営者の方の姿勢が前向きな会社とそうでない会社の差が激しいなと感じました。
 
大企業と違って、会社の社長の考え方1つで、業績ががらっと変わってしまう為、恐ろしいことだと思います。


(4)目次

  1. おもろい会社とは何か
  2. 発想の原点が違う会社のユニークさ
  3. 経営者の真っ当さが今問われている
  4. 1つのことにこだわり続ける集中力
  5. 人のやらないことをやるパワー
  6. 世界的な技術へのチャレンジ

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!