- 本日のお勧め本 「ちょっぴり懐かしい本」
- ここに注目!!「目標は紙に書くと実現する」
- 本日の気づき「この本は・・・」
(1)本日のお勧め本
非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣 - 神田 昌典
今日はちょっと懐かしい本を読んでました。
元祖ピンク本とも言われる神田さんの本です。この本がビジネス書の表紙を派手なものにしたと言っても良いかもしれません。内容も、今読んでも非常識な法則とも思えることが満載です。神田昌典さんを知っている方も、まだ知らない方も是非読んで欲しいものです。
神田さんを知らない方は、今ベストセラーを連発している勝間和代さんが影響を受けた1人といえば少しはイメージがつくかもしれません。勝間さんは、女・大前研一と言われているみたいですが、自分のイメージでは女性版・神田昌典といった方がピンとくるような気がします。
是非、ご興味がある方は読んで見てください。
(2)ここに注目!!
- この本は平成13年3月、青年会議所で請け負った講演がベースとなっている。これはどんな本か?ズバリ、成功原則が嫌いな人が成功するための実用書である。私がこれから話す内容のベースになっていることは、3つある。
ひとつは、私自身の実体験。
2つめは、私が3000社を超える経営者と接してきた上で把握した、コンサルタントとしての実証事例。
3つめは、私がインストラクターをしてる「フォトリーディング」という情報処理プロセス。
嫉妬や怒りは、非常に強いエネルギー。それはときによって、大衆すらも動かす。
そして離陸して、安定軌道に乗ったら、今度は必死になって心を磨く。
きちんと現実界に立脚しながら、こころの豊かさを学ぶのですよ。 - 「株式会社パスメディア」の主藤孝司さんという人がいる。彼は、NTT回線の販売代理店で、昨年、日本一になった。年商10億を超える会社を社員2人で回し、30歳そこそこで会長職に退いた。成功欲、金銭欲が誰よりも強い。ところが彼は、会社が数字を予測どおりあげられるようなったところで、大学院に通い出した。
更に仏教を勉強しはじめた。収入に見合った、社会的責任を感じ取ったのだ。
このバランス感覚こそ、本当の成功者に必要な特質なんだと、私は思う。 - 目標は紙に書くと実現する。もう一度、言うよ。紙に書くと実現する。自分の目標を紙に書いておく。すると、忘れたところに、実現している。残念ながら、たいていの人は、悪い目標を作ってしまう。なぜなら、実現しやすい目標のメカニズムを知らないからね。
- そこで、本当にやりたいことを発見するために、次のプロセスを是非、やってみて欲しい。まず、紙を1枚用意する。そして、やりたくないことを書き出す。「やりたくないこと」を明確にしてから、今度は「やりたいこと」を書き出す。すると作用と反作用の法則が起こる。つまり、自分勝手に「やりたくないこと」を100%通すんだったら、それじゃ、自分が選んだ道では、120%といわず、200%やってやろうじゃないか、ということになる。
- 「やりたいこと」と「やりたくないこと」の明確化
「やりたいこと」と「やりたくないこと」の決着をつける必要があるのだ。決着をつけるためには、自分に向かってこんな質問をしてみる。本当に、やりたくないのか?やりたくないことの中で、更に一番やりたくないことは、いったい、何なのか? - 自分の命があと半年しかなかったら、いったい、何をやらなければならないのか?その半年の間に、お金を一銭ももらえなくてもやるべきことは何か?参考までに、私の2つの会社のミッションは、個人のミッションとだぶるところがあるから、ここで書いておこう。世界最先端の学習メソッドを通して、日本で教育革命を起こし、世界で通用する。
- 一流の人材を、短期間で多数創出する。その結果、日本の優れた分化・思想・技術を世界に向けて発信する中心的存在となる。業績をあげることに真剣であり、常識にとらわれず、革新を求める会社に、最新の経営ノウハウおよびツールを伝道する。その結果、圧倒的な競争力を持った会社を多数創出し、中小企業活性化の中心的存在となる。
- 加速学習での世界的な権威であるポール・R・シーリィ氏、お呼び教育心理学者のウィン・ウェンガー氏によれば、脳は毎秒1000万ビットを超える情報を処理するという。視覚は毎秒1000万ビット、聴覚は40万ビット、そして触覚は100万ビットを処理する。この数字は、研究者によって異なるが、共通するのは「脳がとてつもない情報処理能力を持っている」ということだ。
- まずは目標設定するときには、現在形を使うこと。具体的には「私は○○する」「私は○○なる」「私は○○できる」という表現にする。年収を10倍にするカギ。紙に目標を書いて、ときどき眺める。ポイントは、紙に書かれた目標を眺める、という習慣を持つこと。これが凡人と成功者の大きな違いを生む。次に書くことを、成功している人は確実にやっています。
- 習慣化するために、やることはひとつ。重要だから、よく聞いてよ。クリアファイルを持ち歩く。肝心なのは、書いた目標を、いつでも取り出しやすい形でまとめておく。それだけ。
- このクリアファイルを、出かける際に毎日カバンに入れておく。カバンに入れておくことで、毎日、目標を意識するわけだよね。つまり、日中も頭の隅では意識しているんだな。さらに、ちょっと暇になったら、取り出して、眺めてみる。すると、ほとんど無意識に、目標達成するためには、どうしたらいいか、という質問を心のなかですることになる。
- この目標に一歩でも近づくためには、いま、この瞬間に何をすればいいかな?この目標を実現するためには、いったい、何が必要だろう?長期の目標と短期の目標。これをバランスよく使い分けると、挫折することなく、目標達成に向けて進みつづけることができる。
- ここで重要なのは、短期の目標設定の方法である。短期目標をスムーズに達成しいくための優れた指標として「SMARTの原則」がある。
S(Specific) 具体的である。
M(Measurable) 計測ができる。
A(AgreedUpon) 同意している。
R(Realistic) 現実的である。
T(Timely) 期日が明確。
要するに、(前)豊かになる → (後)来年4月30日までに年収1000万円を達成する。・・・って感じだ。
目標達成が上手な人というのは、目標が達成できると、紙に書かれた目標の横に判子を押して“終わり”と宣言をしたり、自分にご褒美をあげたりする習慣を持つ。 - どうすれば発想力そして行動力に直結するような情報収集ができるのだろうか?
私自身の経験から言うと、これには3つの方法がある。
1つ目は、「本との出会い」。
2つ目は、「人との出会い」。
3つ目は、「テープとの出会い」。
成功した経営者や優れたコンサルタントの話のカセットテープ、いわゆるビジネス・テープを聴くのである。短期間で成功する企業家を観察すると、彼らは移動時間中に、必ずといっていいほどこのようなテープを聴いている。 - 何社かのコンサルティング会社から販売されている。船井総合研究所、日本経営合理化協会が有名なところだろう。究極の勉強法「フォトリーディング」とは?
私は文章をまとめる前に、参考文献としておよそ20冊の本を数時間で処理したり、また350ページ程度の厚い本を15分程度で処理し、その後1時間、そのトピックについて話しできる。こんな芸当はいまでこそ当たり前の作業になったが、フォトリーディングを学ぶ前は、とても考えられないことだ。 - あるアメリカの研究で「何が成功に導いたか」という要因を詳細に調べていったら、ほかのどんなものより「どんな人と付き合っているか」ということがもっとも大きな要因だったという。要するに「お金持ちになりたければ、お金持ちと付き合うことが重要だ」ということ。
- 単純に「人脈を大切にすれば成功する」という常識は大嘘だよ。正解は「優れた人との人脈を大切にすれば成功する」ということだ。個人にしても会社にしても、次のステージにいくときには、自然に付き合う人種が変わっていくんだ。
- セールスの目的は相手を説得することではなく、相手が買う確率が高いかどうかを判断すること。
- だから営業マンは、購入する確率が高いお客にだけ時間を使い、購入する確率が低い客は、さっさと断らなければならない。2割の優良な客が8割の収益をもたらす』という8割対2割の法則がある。これを逆に解釈すると、2割のいやな客が、8割の不利益をもたらすのである。
『お金をコントロールするための3つの原則』
お金に対する罪悪感を持たないこと。
自分の年収は、自分で決めること。
お金が入ってくる流れをつくること。出て行く流れを作ってはならない。 - あなたに非常識に自由で、豊かな生活と同時に、心の成長を実現していただくために。
「TrustYourself」自分を信頼せよ。自分の力を信頼する。自分の力は無限であることを信じる。そうしたとたん、あなたの目の前に無限の可能性が広がる。
新しい現実が、次から次へ開かれる。現実はあなたの心がつくる。現実を変えるのは、あなた自身である。
そして、新しい世界は、ひとつの小さな行動から始まる。
(3)本日の気づき
自分もこの本はリアルタイムでは読んでいなくて、去年読みました。
こういった考え方をする人もいるんだと強い衝撃を受け、それからは神田さんのCDや本、そしてDVDまでも結構見たり読んだりしていました。そういった意味では、強い影響を受けた方の1人にはいります。神田さんは、突拍子もないような感じも受けたりしますが、実は緻密にキャリアを重ねてこられた人だと思うし、戦略家だと思います。
是非、読んでみて下さい。
(4)目次
- 成功は「悪の感情」から始まる
- やりたくないことを見つける
- 自分にかける催眠術
- 自分に都合のいい肩書きを持つ
- 非常識的情報獲得術
- 殿様バッタのセールス
- お金を溺愛する
- 決断は、思い切らない
- 成功のダークサイドを知る
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!