Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/main.jp-sedna/web/www/lbc/wp-settings.php on line 468

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/main.jp-sedna/web/www/lbc/wp-settings.php on line 483

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/main.jp-sedna/web/www/lbc/wp-settings.php on line 490

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/main.jp-sedna/web/www/lbc/wp-settings.php on line 526

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/main.jp-sedna/web/www/lbc/wp-includes/cache.php on line 103

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/main.jp-sedna/web/www/lbc/wp-includes/query.php on line 21

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/1/main.jp-sedna/web/www/lbc/wp-includes/theme.php on line 618
毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 156回 『個人がメディアになる時代?』

156回 『個人がメディアになる時代?』

  1. 本日のお勧め本 「個人シンクタンツの時代」
  2. ここに注目!!「7つのシンクタンク能力」
  3. 本日の気づき「小宮一慶さんの本」


(1)本日のお勧め本

プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる - 田坂 広志

 
本日は、「個人シンクタンク」をテーマにして本をご紹介したいと思います。
著書の田坂氏は、2003年より「社会起業家フォーラム」を主宰し、全国から8000名以上の社会起業家が集まり、様々な分野での社会変革に取り組んでいる方です。非常に著名な方なのでご存知の方が多いとは思いますが・・・。
 
本書は、個人シンクタンクへと進化するために必要な能力が6つあることを教えてくれ、また進化するための6つの戦略も同時に語られています。個人シンクタンクになるための必要な能力とは・・・。
第1 必要な情報や知識を集め、分析・統合する力  「インテリジェンス力」
第2 人々の智恵を集め、新たな智恵を生み出す力  「コミュニティ力」
第3 これから何が起こるのかの未来を予見する力  「フォーサイト力」
第4 これから何をめざすのかビジョンを提示する力 「ビジョン力」
第5 これから何を為すべきかのコンセプトを提案する力「コンセプト力」
第6 未来予見、ビジョン、コンセプトを広く伝える力 「メッセージ力」
第7 ビジョンとコンセプトにより変革の動く生み出す力「ムーブメント力」
になります。
 
是非、なぜこれらが必要なのか本書を読み進めてみて下さい。


(2)ここに注目!!

  • すべてのプロフェッショナルは、「個人シンクタンク」へと進化していく。
  • では、なぜ、「個人シンクタンクの時代」というビジョンを抱くようになったのか。「2つの革命」がやってきたからである。
    1つは、1995年に始まった「インターネット革命」
    1つは、2005年に始まった「ウェブ2.0革命」
    その「2つの革命」によって、世の中における「知の在り方」が、根本から変わったからである。
  • 「シンクタンク機能」とは、次の「7つのシンクタンク力」のことに他ならない。
    第1 必要な情報や知識を集め、分析・統合する力  
    「インテリジェンス力」
    第2 人々の智恵を集め、新たな智恵を生み出す力  
    「コミュニティ力」
    第3 これから何が起こるのかの未来を予見する力  
    「フォーサイト力」
    第4 これから何をめざすのかビジョンを提示する力 
    「ビジョン力」
    第5 これから何を為すべきかのコンセプトを提案する力 
    「コンセプト力」
    第6 未来予見、ビジョン、コンセプトを広く伝える力 
    「メッセージ力」
    第7 ビジョンとコンセプトにより変革の動く生み出す力 
    「ムーブメント力」
  • 「知識社会」とは、「知識」が価値を失っていく社会である。
  • 情報革命が進み、ネット革命が起こった結果、「言葉で表せる知識」の共有が進み、誰でも簡単に「専門的な知識」や「最先端の知識」を手に入れることができるようになったからだ。
  • では、何が価値を持つようになったのか。「言葉で表せない智恵」である。
  • プロフェッショナルの持つ「職業的な智恵」とは、単に、スキルやセンス、テクニックやノウハウといった「技術」ではないからである。では、「職業的な智恵」とは何か。 「技術」+「心得」である。
  • ネットを、新たなアイデアやビジョンやコンセプトが生まれてくる「場」にするためには、1つの重要な能力が求められる。「物語」の能力である。すなわち、様々な情報の中から、意味のある「物語」を感じ取り、そして、その 「物語」を魅力的に語る能力である。英語で「ストーリーテリング」と呼ばれる能力でもある。
  • どうすれば、ネットの世界において、その「ノウハウ」を学ぶことができるのか。
    「師匠」を見出し、「私淑」し、その仕事から「智恵」を掴み取る。
    すなわち、まず最初に求められるのは、自分のプロフェッショナルとしての「目標」や「ロールモデル」となる「師匠」を見出すことである。
  • あるコンサルタントが開設する公式サイトでは、自身の意見や主張を載せることよりも、その専門分野の知識が得られるサイトの網羅的な「リンク集」を作成し、詳細な解説付きで載せることに力を入れている。
    これは何を行っているか。「知識ポータル」の戦略である。すなわち、「あのサイトに行けば、そのテーマに関連するすべての知識が整理されて集まっている」との評価を得ることを優先する戦略である。
  • 「メッセージが自然に広がっていく」ようにする。なぜなら、メッセージには、意図的に広げようとせずとも、自然に人から人へと伝わり、広がっていくメッセージというものがあるからである。
  • 「アクティブ・キーパーソン」とは何か。それは、コミュニティを活性化し、その「生命力」を高めていく、次の3つの条件を持ったキーパーソンである。
    第1の条件 多くの人が集まる「コミュニティ」を主宰、運営している
    第2の条件 広い「キーパーソン・ネットワーク」を持っている
    第3の条件 大きな影響力の「ネットメディア」を持っている
  • これからの時代、すべてのプロフェッショナルには、「書く力」ではなく、「語る力」が求められるようになる。その「語る力」を修練するためにも、「ネットラジオ局」を開局することは、その良い修練の「機会」を創ることになる。

(3)本日の気づき

 
小宮一慶さんの古い本から順に読んだりしました。最近はベストセラーを連発してますが、その前に20冊以上も出されています。
  
これは1つの自分の習慣で、この人はと思った人の本を出版順に読む。これって「頭をよくする方法」みたいです。
自分がすごいとか、良いって思った人の思考を自分に転写していく感じでしょうか?石原明先生も、そしてこの間は小宮先生もそう言われていました。いままで、石原明さん、本田健さん、神田昌典さん等の本を1冊目から読んだりしています。あと、大前研一さんとかも。
 
ということで、今日はここまでで失礼します。


(4)目次

  1. 「個人シンクタンク」の時代が始める
    第1話 プロフェッショナルは「個人シンクタンク」へと進化する
    第2話 なぜ、個人でも「シンクタンク力」を身に付けることができるのか
    第3話 なぜ、プロフェッショナルは「進化」するのか
    第4話 これから、プロフェッショナルの「能力」は、次々と進化していく
  2. 「個人シンクタンク」への進化 6つの戦略
    第1話 「コンセプト・ベース」の戦略
    第2話 「パーソナルメディア」の戦略
    第3話 「プロフェッショナル・フィールド」の戦略
    第4話 「アドバイザリー・コミュニティ」の戦略
    第5話 「ムーブメント・プロジェクト」の戦略
    第6話 「パーソナリティ・メッセージ」の戦略

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!