- 本日のお勧め本 「普段の趣向が変わった本を」
- ここに注目!!「LCC」
(1)本日のお勧め本
70円で飛行機に乗る方法 マイルを使わずとも超格安で旅行はできる - 高城 剛
本日は、少し志向の変わった本を。
旅行好きというのもあり、飛行機には興味があったので、書店でこの本をとってみたのですが、題名とは違って中身はまとも?な本です。
グローバル化と言いますが、そのグローバル化に沿って航空需要というのは確実に伸びていく市場であり、その中でもどの空港がハブ空港になるかというのは非常に重要な問題です。特にアジアでは、自分が知っているだけでも、韓国の仁川空港、上海の浦東空港、マレーシアのセパン空港、香港のチェクラブコク空港、シンガポールのチャンギ空港など、成田空港よりも規模も機能も優れている空港があります。
その中でも韓国の仁川空港の伸びはめざましく、既に日本、成田飛ばしは起こっており、海外エアラインは発着料の高い成田を敬遠しがちになっています。
では、どのくらい高いかと言うと。
B747の着陸料は「ロンドン八万円、ニューヨーク三十八万円、成田で九十五万円」と書いてありました。
ひゃー、非常に高いですね。
本気で日本がアジアのハブ空港を目指すのであれば、羽田空港を2010年以降も拡張すべきではないでしょうか?
成田は失敗かどうかはわかりませんが、不便だし、決してきれいとは言えないし、キャパにも問題がある、となると選択肢は国際空港を移転するか?でも、羽田に移すにしても、騒音問題とか色々な問題があるでしょうが・・。
いずれも日本はこの空の国際化からも少し遅れをとっているというのは事実です。
さて、本書の本題、70円で飛行機に乗れるのか?
それには、まずLLC(ローコストキャリア)という存在を知って頂く必要があります。
アメリカのサウスウエスト航空が有名ですが、世界ではそれに次ぐLLCが存在します。
本書中で紹介されている例をとれば、シンガポールからプーケット間で70円との事です。
日本にも関西にジェットスター航空というのがあって、日本ーオーストラリア間が二万円からだそうです。
今は少し上がっているようですが・・・。
日本にもこのようなLLCが誕生することを期待したいところです!
(2)ここに注目!!
- イギリスのロンドンからイタリアのミラノまでの航空チケットが、ハイ・シーズンにもかかわらず、わずか35ユーロ(約5600円)。これらのサービスを提供する航空会社は、僕らにとってほとんどなじみのない会社名ばかりである。イージージェット、エアアジア、ライアンエアー・・・。
- これらの航空会社はローコストキャリア=LCCと呼ばれることが多い。
- これらのエアラインが現れた背景には、ITによる画期的な革命がある。まず、予約はウェブが基本で、またほとんどのLCCの搭乗券は、自宅のプリンタで自ら発券する。機内の座席は全席自由。飲み物は各々空港の売店で好きなものを買って持ち込むか、機内販売で購入。
- LCCはいわゆる新興エアライン。最初のモデルとなったのは、アメリカのサウスウエスト航空だ。1971年に設立された会社だが、1978年のアメリカ国内の規制緩和を追い風にして急成長した。
- LCCは、人やモノやお金もすべてが、世界をベースにして動くようになったグローバリゼーションの象徴のひとつでもある。
- オンラインによる航空券販売で僕が最も注目していて、実際に利用もしているサイトがある。それがラストミニッツ・ドット・コム(http://www.lastminute.com)だ。最大の特徴は、何といっても名前のとおり、間際になるほど商品価格が安くなるという点。
- 実はすでに日本に乗り入れているLCCがある。オーストラリアのジェットスター航空だ。関西のみで運行しているため、関東在住の方にはなじみは薄いかもしれない。日本-オーストラリアの往復運賃を4万円から提供している。
- なぜ日本の海外便は韓国を経由するのか?成田空港の滑走路は4000m×1と2180m×1でほぼ限界に達したが、仁川空港は3750m×2で、さらに2020年までに4200m滑走路を2本増設する計画がある。最終目標として発着回数53万回、旅客1億人、貨物7000万トンを目指している巨大空港なのだ。
- 国内航空事情の特徴は、羽田空港利用者が圧倒的だということ。旅客数の50%以上が羽田空港利用者にもなる。路線別には羽田-新千歳間が年間911万人と1位で、次に羽田-福岡間が年間809万人。そしてこの2路線は、そのまま世界ランキングでも1・2位になるというから驚きだ。
- アジア圏は、ヨーロッパよりもハブ空港競争が激化している。ここ10年の間だけでも、マレーシアのセパン空港、香港のチェクラブコク空港、韓国の仁川空港、中国の広州空港、タイのスワンナプーム空港などの巨大空港が誕生している。どこも、成田の2倍3倍といった規模を誇っているから、気合の入れようの違いがわかる。
- 韓国や中国などに理想的なハブ空港が新設されていくなかで、成田空港の優位性はしだいに失われていっている。そもそもどうしようもないのが、設備の貧弱さだ。
また都心から離れすぎているのも大失敗だ。また、よくいわれることだが、成田は深夜23時から早朝6時まで航空機の発着ができない。夜9時台で人がいなくなるような主要空港は成田くらいだろう。今の時代ではありえないことだ。このほか、デザインやサービスも時代に取り残されている。 - 日本のこれからを示すビジョンのひとつとして、2003年から展開された『ビジットジャパンキャンペーン』がある。訪日外国人旅行者の促進を目的とし、2003年に521万人だった旅行者を2010年に1000万人に増やそうとしている。
- そもそも『Yokoso!Japan』という合言葉を前面に押し出しているが、僕の知り合いの間で『ようこそ』を理解していた外国人はいなかった。
- 海外へ行って大事なことは、街の速度を感じることだ。人の歩く速度から、物事の変化する速度、熱気。そうしたことをつぶさに観察すると、東京がいかにノロノロしているかを実感できる。
- 世界中のどんなデータを見ても、あらゆる国における国際線利用者は増加する一方だ。もちろん日本人も、鎖国を目指さないのなら、そうならねばならない。そのほうが楽しいし儲かるからだと、世界の人々が教えてくれている。
(3)目次
- いま、空の旅はここまで安くなった!
- 航空業界が取り組むエコと最先端技術
- 問題だらけ!?日本の航空事情
- 空を知れば世界がもっと近くなる!
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
