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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 141回 『パフォーマンスを効果的に上げる手法!?』

141回 『パフォーマンスを効果的に上げる手法!?』

  1. 本日のお勧め本 「『ボトルネック』とは?」
  2. ここに注目!!「ボトルネックの5つのステップ」
  3. 本日の気づき「”ザ・ゴール”でボトルネックを知る」


(1)本日のお勧め本

思考のボトルネックを解除しよう! - 石川 和幸

 
『ボトルネック』という言葉をご存知でしょうか??
  
著者は、本書中で下記のような例えを用いています。『首都高6号線を三郷ジャンクションから快適に走っていくと、両国出口あたりで、急に流れが悪くなり、そこから、箱崎を抜けるまで、まるでカタツムリのような渋滞、ノロノロにはまります』
 
この場合、この『箱崎』がボトルネックになる訳です。
 
よく製造業のネックになっている工程をボトルネックとか呼びますが、なかなか耳にしたことがないかもしれません。この考え方を著者は思考に用いており、『思考のボトルネック』と名づけています。この『思考のボトルネック』で重要となってくるのが、『選択』です!!『選択のボトルネック』は、あなたの『居場所』と『向かうべき場所』を決めてしまいます。という本書中の言葉通り、この選択を誤ると今と今後の活躍の場を失ってしまう可能性があるのです!!
 
是非、この本を読んで自分の仕事のボトルネックを見つけ、それを改善する方法を参考にしていただければと思います。また、ボトルネックについて詳しく知りたい方は『ザ・ゴール』を購入することをお勧めします。
 
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
エリヤフ ゴールドラット
価格:¥ 1,680(定価:¥ 1,680)
http://www.amazon.co.jp/dp/4478420408/ref=nosim/?tag=azzu017-22


(2)ここに注目!!

  • まだ一般的な言葉ではないかもしれませんが、『ボトルネック』とはボトルのネック、つまり『ピンの首』のことです。漢字を使うと『隘路』となります。狭くなっているところで、渋滞が起きるところ、と言う意味で、これが本書で話していく『ボトルネック』の典型のひとつです。
  • ボトルネックとは、隘路のこと。系のアウトプットが制限される制約条件のこと。
  • ボトルネックがシステム全体のアウトプットを決める。
    同一システム内では、ボトルネック以外でがんばってもムダ。
  • ボトルネックの改善には5つのステップがあります。
    1)ボトルネックを特定する
    2)ボトルネックを最大限活用する
    3)他を、ボトルネックに同期させる
    4)ボトルネックの能力を引き上げる
    5)また1)に戻る
  • 思考のボトルネック:『知識』-『選択』-『生/活力』の枠組み
    『知識』はまさに知的操作の対象で、『情報』-『手法』-『技能』の3つのボトルネックを内在させています。
    『選択』を誤ると、『知識』のボトルネックがどんなに解消されようと、思考全体のアウトプットは制限されます。
    最後は『生/活力』のボトルネックです。最高の『知識』、最良の『選択』があっても、健康、寿命、習慣、好奇心に制約がると、台無しになります。『生/活力』のボトルネックは『健康』-『習慣』-『好奇心』のボトルネックを内在させています。
  • 頭のよさの3つの要素『情報』-『手法』-『技能』
    『情報』は、何をするにしても必要な素材です。新しければ新しいほど、それだけ他人に差をつけることもできます。
    頭のよさの2つ目は、情報、つまり言葉やデータ、その組み合わせを扱う『手法』をどれくらい知っているかということです。
    『技能』とは、情報と手法を実際に使いこなすための技術です。
  • 『情報』×『手法』×『技能』=頭のよさ
    どれかひとつの知の要素が足りないと、それがボトルネックになって、知的な成果の足を引っ張ってしまうということです。
  • 情報収集について重要なことは、戦略的に収集するということです。そのための考え方として、『生産性』という視点を考えてみましょう。日本の製造業が世界的な生産性を達成しているのは、以下のような考え方が徹底されているからです。 
    生産性(効率)=Output/Input
  • 時間の扱いには、次の2つのアプローチがあります。
    1)付加価値時間最大化と非付加価値時間最小化
    2)時間当たりの出来高(Output)最大化
  • 最初に1)付加価値時間最大化と非付加価値時間最小化を行なう方法論として、ECRSという考え方を紹介します。
    ECRSとは、
    E Eliminate(なくせないか)
    C Combine(いっしょにできないか)
    R Re-order(順番に変えられないか)
    S Simplify(単純化できないか)
  • フォードの至言、『すべてを知る必要はない』
  • 仮説思考では、仮説を立て、それを検証して、仮説の成否を確認すればすむので、圧倒的に時間効率を上げることができるのです。
  • 答えは考えて生み出すものです。その効率を上げ、質を上げていくには、手に入れた情報と手法をフル動員し、かつ何度も何度も情報と手法を使ってみることです。『算多きは勝つ』のです。何度も考え、何度も実行することで、生兵法も本物の兵法になるのです。
  • コンサルタントの仕事でも、企業の業務でも、深い考えと経験に裏打ちされた達人の技を盗むことが重要です。そして、彼らの『知恵』を手に入れるには、今もやはり、あたかも技を盗むかのように、見よう見まねで学んでいくしかありません。
  • 周りに師匠となる人はたくさんいるはずです。その人たちから、どんどん技を盗み、ときに鍛えられて、本物になっていきましょう。
  • 『認識』-『選択』-『前提』のボトルネック
    『認識』は自己認識です。もしくは自分の置かれている環境の認識といってもよいかもしれません。
    『選択』は、自分の『居場所』やこれから『向かう先』を選ぶことです。
    『前提』は、目に見えないボトルネックです。常識や思い込みです。『前提』があると、『認識』も『選択』も限られたレベルになります。
  • 健やかを保つにあたって、生活に、私なりのルールを設けています。
    それは3S;simple-small-sustainableのルールです。
    1.Simple(単純)であれ
    2.Small(小さく)あれ
    3.Sustainable(永続的)であれ

(3)本日の気づき

 
ボトルネックという言葉は、自分も『ザ・ゴール』と『ザ・ゴール2』で知りました。
下記にアマゾンからのレビューを一部抜粋しますので、ご参考下さい。
 
『ザ・ゴール』
  
私は本書を読んで、その改善プロセスも興味深かったが、それ以上にその改善プロセスを生み出していく過程・アプローチに大変興味をもったので、それについて述べる。
 
1.コーチング手法によるアプローチ
2.組織を超えての検討チーム
3.家族(第3者)のサポート
 
著者は本書の後記の中で次のように述べている。
・本書は改善プロセスのスケジューリングソフトの宣伝ツールであったが、高価なスケジューリングソフトを導入した企業より、本書を読んだのみで改善を図った企業の方が大きな成果をあげたケースがあった。
 
・また、本書を教科書として社員教育に取り入れた企業でもうまく改善ができず成果が出せなかったケースもあった。この両者に共通しているのは、自ら取組んだものではなく他人から与えられたものへの取組みである。すなわち、当事者が自分のものとして認識せず、その気にならなかったから成果につながらなかったのではなかろうか。


(4)目次

  1. ボトルネックって何だ?
  2. 『知識』のボトルネックを分解する
  3. 情報のボトルネックを解除せよ
  4. 手法のボトルネックを解除せよ
  5. 技能のボトルネックを解除せよ
  6. 『知識』のボトルネックを改善しよう
  7. 『選択』というボトルネック
  8. 最後のボトルネック、『生/活力』のボトルネック

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!