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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 111回 『心に書きとめておきたい 名経営者の至言』

111回 『心に書きとめておきたい 名経営者の至言』

  1. 本日のお勧め本「読書が必要である」
  2. ここに注目!!「経営者の先見性というものは、単に未来を予測するということだけでなく、むしろ未来を創造していく点にある。」
  3. 本日の気づき「理念なき経営は滅びると良く言われますが、正にその通りで理念なき内閣は滅びるのでしょう。」


(1)本日のお勧め本

心に書きとめておきたい名経営者の至言 - 日経ベンチャー編

 
この本を繰り返す読むことで、次第に彼らの未来志向の思考習慣が実感できて、そしてやがて自分のものになっていくと思います。
 
そんな本書は名経営者と呼ばれる55人の言葉を集約し、より選りの言葉を取り上げており、全て紹介したかったのですがその中でも心に響いた言葉を以下に紹介させて頂きます。 
人の思考なんてあるふとしたきっかけで変わる可能性があり、そのきっかけになる言葉があることを祈ります。本というのは、そんな言葉に出合える絶好の場所であり、本書にも紹介されていますがこれらの名経営者も読書が必要であると説いています。
 
『本を読んで、重要だと感じた部分は必ずメモに書き留める』 
- 酒巻 久 キャノン電子社長
   
『毎年決まった本を繰り返し読む』 
- 井上 英明 パーク・コーポレーション社長
 
『文章を書くことは、自分の考えの整理になる』 
- 松本 大 マネックス証券CEO
 
是非、みなさんも名経営者の考え方を参考にしてみて下さい!


(2)ここに注目!!

  • 経営者の先見性というものは、単に未来を予測するということだけでなく、むしろ未来を創造していく点にある。
      
    - 松下幸之助 松下電器産業創業者
     
    松下幸之助氏は、トップに必要な先見性は、単純に未来を予測する力ではない、と話した。1950年代初め、海外視察を繰り返した結果、松下氏は『これからは世界へ向けて電気製品を売る時代だ』と確信した。松下氏はその予測を単なる予想に終わらせず、直ちに行動に移す。オランダのフィリップス社との合弁会社に乗り出し、技術指導料や出資金の額などをめぐり難航を極めたが、52年、両者の合弁会社、『松下電子工業株式会社』が発足。松下電器産業が販売エリアをワールドワイドに広げ飛躍する礎となった。
  • ほとんどの人は結論を出せずに行動している。どこに行くのかが分からなければ、目的地に到達しようがない。
     
    - 柳井 正 ファーストリテイリング会長兼社長
     
    成功するために、第一に必要なことは何か。目標を具体的に定め、そこに到達する方法を考えることが、成功への第一歩である。
    『ユニクロ』の出店を開始したころ、1冊の本と出合う。『プロフェッショナルマネージャー』である。
    同書には『経営とは、本を最後のページから読むようなもの』と書かれていた。
    柳井氏はその教えに従って自分の経営を見直し『ユニクロ』の大成功をつかむ。
  • すぐやる、必ずやる、できるまでやる
     
    - 永守 重信 日本電産社長
     
    『M&Aの達人』-日本電産の永守重信社長は、日本を代表する現役経営者の1人である。その仕事に対する考え方は、この言葉に集約されている。やるべき仕事をすぐやり、必ず完遂するというこyとを繰り返していると、自分で考え、実行し、問題を解決していくというビジネスの基本動作は必ず磨かれる。
  • 火のついたロウソクのように、人の残された命は刻一刻と短くなる。限られた時間の中で生きる意味を突き詰めれば、寸暇を惜しんで自己研鑽することではないか。
     
    - 井上 英明 パーク・コーポレーション社長
     
    『青山フラワーマーケット』をチェーン展開するパーク・コーポレーションの井上英明社長は、生きる限り『自己研鑽』に励もうと考えている。自分の会社も『自己研鑽の場』であり、『自分や社員が成長できない会社なら、潰してしまったって構わない』とまで言う。だから創業経営者でありながら会社と一定の距離を置き、週3日しか出社せず、毎年9月には1ヶ月休み、自分を磨く。
    何もしないまま人生をムダにすることは、後悔しか生まない。井上社長の言葉には耳を傾けるべきだ。
  • 『1を聞いて10を知る』ではなくて『1を聞いて10の理由を考える』
      
    - 正垣 泰彦 サイゼリヤ社長
     
    イタリア料理店のチェーンのサイゼリヤを飛躍的に成長させた正垣泰彦社は、徹底した理詰めの発想の持ち主である。売れる理由やおいしいと感じる理由をとことんまで掘り下げて考え抜く。ビジネスを成功させるためには、自分の好き嫌いを押し通すことはできない。収益を上げるために重視すべきは、自分ではなく、顧客の好き嫌いだ。だから正垣社長は主観を排除し、客観的に売れるかどうかを見極める。そのために『なぜ』を繰り返す。
  • デッドコピーを繰り返すことで、独学なら10年かかって会得するような設計の神髄を短期間で自分のものにできる。
     
    - 酒巻 久 キャノン電子社長
      
    子供が大人のまねをして成長するように、ビジネスパーソンが本当のプロの思考を身に付けるために、それぞれの分野にいる一流の人の考え方をまねすることが近道だ。優良企業の仕組みや名経営者の発想を研究すれば、成功の本質が見えてくる。
    複写機の開発に携わっていた時代には、その分野で圧倒的な強さを誇った米ゼロックスの特許を徹底的に研究した。手ごわい特許を何度も書いて暗記し、言葉遣いや言い回しを学んだ。そうしたまねを繰り返すことによって、自分が出願する特許も、他者には突破が難しいものとなったという。
  • 本を読んで、重要だと感じた部分は必ずメモに書き留める。必要があればファイルなどにまとめなおす。
    『書くこと』を通して、自分の頭の中で2S(整理・整頓)をする。
     
    - 酒巻 久 キャノン電子社長
     
    ファイルを読み返して、自分の中に刷り込む。すると、重要な経営判断が必要なときに、ふと偉人の言葉を思い出し、決断の指針になる。読んだら書くという習慣を続ければ、読書の効果は何倍にもアップする。
  • ビジネスの基本は単純化すること。
     
    - 斎藤正勝 カブドットコム証券社長
     
    一流経営者の発想は、いつも単純明快だ。ややこしい話をすっきりと単純化してしまう。だからこそ、顧客にとって分かりやすく、社員にとって働きやすい会社を作り上げることができる。
    一方、『無駄が多い』と指摘される人は、仕事をシンプルにする思考が不足している。
  • 『次の店は、銀座とニューヨークのどちらに出そうか』というような感覚が、当たり前になってきた。トヨタやホンダも世界を目指してきたから勝ち残っている。
      
    -寺田和正 サマンサタバタジャパンリミテッド社長
     
    『世界に通用する強いブランドをどう作り、どれだけ商品の価値を高めていけるか。これが今、日本企業に求められている』。寺田社長はこう断言する。
  • 哲学に欠ける広告では、お客さんの心を動かすことはできない。
      
    -松井道夫 松井証券社長
     
    制作は専門家に任せるにしても、そこに込める哲学を決めるのは、経営者以外にいない。広告で何をどう訴えるべきかを考えることは、事業プランを洗練させることにもなる。
  • 心掛けているのは、自分が伝えたいと思うことだけを話すこと。
     
    -高田明 ジャパネットたかた社長
     
    相手の心を開くには、話す内容を絞り込み、自分の言葉で素直に伝えることがまず大切、というのがジャパネットたかたの高田明社長の考え方だ。実際、日ごろの部下とのコミュニケーションでは、驚くほど物静かで、言葉を選んで会話をする。
    『他人や専門家の受け売りではない、どうしても伝えたい自分の想い』を熱意を込めて語りかけることが、第三者に気持ちを伝えるための最初の一歩になると思っているからだ。
  • 『とにかく足で稼げ』は禁句にすべし。営業には行くものの、本当に行くだけになるから。

    - ソフトブレーン 創業者 宋文洲
     
    宋氏が口を酸っぱくして批判し続けてきたのが、日本流営業の常識『足で稼げ』だ。このフレーズをトップが使い続けると、部下は、文字通り“営業の数”のみを競うようになり、上司も部下が出した結果でなくプロセスを評価するようになる。肝心の販売や人脈の構築は2の次3の次となり、会社の利益は減っていく。足で稼ぐ営業が時代遅れとは言い切れないが、士気の低い会社には往々にしてこの方法に頼りきり、売る仕組みをつくることを考えていない。

  • 部下への指示や顧客からのヒアリングでは、『5W2H』を明確にする。
     
    - 信太 明 アウンコンサルティング社長
     
    上司の指示が曖昧で、部下が何の確認もしないまま仕事が進むと、仕事のやり直しなどの無駄が頻発する。信太社長は、一般的な5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)に、ビジネスに欠かせない『HowMuch』を加えた、『5W2H』を明確にすることが仕事の鉄則だという。
  • 私が言うだけでは説得力に欠ける。ところが辞書を引いて読んで聞かせると、社員の納得感がぐんと高まる。しかも、お互いに共通した認識を持てる。
      
    - 相澤 賢二 ホンダカーズ中央神奈川会長
     
    ホンダが毎年実施するディーラー調査で、10年連続『顧客度日本一』を達成したホンダカーズ中央神奈川。同社の相澤会長は『広辞苑』『小辞林』『新明解国語辞典』の3冊の辞書を使いこなす。
    社員教育の達人として知られる相澤会長の秘密兵器だ。
  • あとがきから
     
    名経営者には3つの共通点があることに気づきました。
    『志が高いこと』『思慮が深いこと』『行動が鋭いこと』です。
    このほかに、平凡なビジネスマンにも真似できることがあります。その1つが『常に未来を見据える思考パターン』です。名経営者はどんなときも、自分や事業の『将来のあり方』を考えて行動しているのです。

(3)本日の気づき

 
経営者の言葉というのは、やはり経験から学んだ事や体験談であり、どこか哲学的な感じを受けます。
松下幸之助・本田宗一郎から、現役経営者である柳井正等々知らない経営者がいないくらい勢ぞろいしています。
 
彼らにはしっかりとした自分なりの基準を築いており、その基準がぶれないから最終的には経営がうまくいくのだと思います。
 
本日、福田内閣が内閣改造を行い、『安心実現内閣』と名づけていましたが国民から見てなぜこの人事にしたのか、どのように安心実現出来るのかの説明が曖昧で良く分かりません。
  
企業の経営はこのような曖昧さは命取りとなり、これらの経営者は必ずと言って良いほど明確なビジョンを持っています。
理念なき経営は滅びると良く言われますが、正にその通りで理念なき内閣は滅びるのでしょう。
難しいことではなく、当たり前の事が実行されない所に問題があるのではないでしょうか? 
 
その当たりは、大いに民間企業から学ぶべきところだと思います。


(4)目次

  1. 自分を動かす
  2. 目標設定
  3. 自己研鑽
  4. 思考訓練
  5. 自己評価
  6. 会社を動かす
  7. 戦略立案
  8. 意思決定
  9. 顧客開拓
  10. 顧客満足
  11. 人を動かす
  12. 人材育成
  13. 士気向上
  14. 権限委譲
  15. 規律維持

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!