- 本日のお勧め本「今の世の中の流れを把握するには最適な本だと思います。」
- ここに注目!!「市場というのは人間の欲望で成り立っている。」
- 本日の気づき「先日、平成・進化論でJBNの記事を紹介していました。」
(1)本日のお勧め本
ベンジャミン・フルフォードのリアル経済学 - ベンジャミン・フルフォード
本書の最後の括りの一文、『66億の人類が真の「経済的自由」を手に入れ、地球というリソースをシェアしながら平和に暮らす世界をわたしは本気で期待している。』、この世界を実現する為に著者が現状のリアル経済学を説いた本をご紹介したいと思います。
読み終えた時に、大前研一氏の著書と似ている感覚をもった本だと感じました。
例えば、日本の借金について。 現状800兆円という借金を抱えている日本であるが、これは日本人の個人金融資産が1500兆円 あり、これで返せる可能性が充分にあると唱えたりしているのは、大前氏がだいぶ前から唱えていることと全く一致する。
そういう意味では、冒頭に紹介した通り、比較的楽観的な見方であるが世の中には流れがあり、きっと良くなるという事を信じて行動すべきだと言いたいのだと思う。
様々な経済・景気の見方はありますが、今の世の中の流れを把握するには最適な本だと思います。何よりも読んで明るくなれる本だと思います!
(2)ここに注目!!
- カナダの猟師から聞いた話がある。森でシカが増えすぎると餌がなくなり、病弱なシカが増える。そうなると、病弱なシカを襲って食べるオオカミの数が増える。オオカミが増えて、病弱なシカが次々に襲われていくと、そのうちに逃げ足の速い元気なシカしか残らなくなる。餌が少なくなるから、オオカミが淘汰される。天敵の数が減ると、再びシカが増え始める。そして病弱なシカが増える。自然界では、こういう浮き沈みのサイクルが日々繰り返されている。
- 市場も同じだと思う。市場というのは人間の欲望で成り立っている。市場を野放しにしておくと、不幸のサイクルがいつまでも繰り返されることになる。
- ウォーレン・バフェットは、『潮が満ちているときには水着を着ていても着ていなくても分からないが、潮が引き始めると誰が裸なのかがわかってしまう』といった。
- 市場経済はすごく魅力的な道具だが、使い方を誤ると、たいへんな災難を引き起こす。これが、われわれが過去数百年間にわたって経験してきた教訓ではないだろうか。
- そもそも経済学という学問は18世紀のイギリスで生まれた。その基礎を築いたのは、スコットランド人のアダム・スミスが主張したのは、1人ひとりが自分の得意分野を生かして分業し、それぞれに自分の利益を追求するように行動すれば、意図せざる力(見えざる手)が働くので、結果として社会全体が繁栄するということ。
- 小さな政府による市場経済がベストという考え方である。
- 市場経済には、大きな弊害が2つある。1つは、市場がバブルと恐慌を生むこと。もう1つは、富める者がますます富み、貧しいものがますます貧しくなることである。
- 中央銀行のトップは、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)議長を指名するのは大統領で、日本銀行総裁を指名するのは総理大臣(内閣)だ。国民に選ばれたわけでもない人物が、その国の経済運営にとってきわめて重要な通貨発行の権限を握りお金の流通を支配しているのである。これは、民主主義国家のシステムとしては、おかしいのではないかと思う。
- ここまでに、市場という弱肉強食のシステムのなかで、ピラミッド社会が構築され、金融資本がマネーを牛耳ってきた構図をざっと説明してきた。ここからは、金融資本が富を独占する手段として、戦争と石油とドルという道具を巧みに利用してきた経緯を振り返る。
- 経済学の根本というのは、ある空間のなかの資源をどのように分け合うかということだ。
- いま、2つの方向が人類に提示されている。1つは、いままで通りに、強い人間が弱い面を殺したり、支配したりして、資源を独占する方向。もう1つは、みんなが資源をうまく分け合って、平和に暮らすという方向。
- いま、新しい世界経済の枠組みをつくる時代が来ているのだと思う。経済というのは、みんなが毎日働いて飯を食うこと。そんな簡単なことなのに、お金の流れが複雑で不透明になってしまっている。
- 日本の公的な借金は800兆円くらいある。このうち国債をはじめとする国の借金が600兆円、地方自治体の借金が200兆円だ。
- アメリカのCIA(中央情報局)が発表しているランキングをみても、GDP比の累積赤字は日本がワースト1で、次がジンバブエ、レバノン、セイシェル諸島、ジャマイカと続いていて、先進国のなかでは際立って借金の比率が高い。
- 日本のGDPは、総額では、まだアメリカに次いで世界第二位だが、すでに1人あたりのGDPでは、ほかの先進国にかなり遅れをとっている。
GDPというのは国全体の売上高みたいなものだから、売上げが伸び悩んでいる一方で、借金がどんどん膨らんでいるというのが、最近の日本の実情なのである。 - 日本にとって幸いなのは、800兆円という借金は円建てで、90%以上は日本人が貸し手になっていることである。この点では、かつてのアルゼンチンやアジア通貨危機のときの韓国やタイのように、外貨通貨建ての借金を抱えているのとは事情が違う。だから、外国から返済を迫られたり、IMF(国際通貨基金)の援助を受けるために、窮乏生活を強いられるという状況にはならない。
- 加えて、日本人には貯蓄という最大の財産がある。現在、日本人がもっている個人金融資産は1500兆円もある。ということは、かりに国民が全員同意するなら、個人金融資産で国の800兆円の借金を払ってしまうこともできる。
- 労働時間を減らすというと、すぐに経済力が下がるといって文句を人が出てくるのだが、そういう主張は金融資本家のプロガンダにすぎない。実際、北欧諸国では、多くの国民が豊かさを享受しながら、高い経済成長率を維持することに成功している。こうした事実にも目を向けてほしいものだ。
- 実は、温暖化とは関係ないところでも、『水』はかなり大きな問題になっている。
中国やインドのような巨大な人口を抱える国が急速に工業化を進めてきたこともあり、川や湖が枯渇したり、水が汚染されたり、水の流れが変わったりして、生活用水を確保するのが世界的に難しくなっている。 - 重要なのが、水をつくりだす技術だ。海水淡水化yというと、昔は海水を熱して蒸発させていたのだが、化石燃料を燃やすので環境にやさしくないということから、最近は『逆浸透膜』による淡水化プラントが主流になっている。この逆浸透膜の技術では、東レ、日東電工、三菱レイヨンなどの日本企業が世界レベルである。
- まだ若いのであれば、金融資産に投資するよりも、自分に投資することを考えたほうがいい。語学や技術を習得するとか。映像の編集を勉強するとか。
- 語学なら、これからは英語だけではなく、英語プラスもう1つの外国語を身に付けたほうがいい。いまなら中国語かヒンディー語。単純にしゃべる人間が多いという点と、国が急成長しているという点では、中国語とヒンディー語の価値は相当高いと思う。
- 米に限らず日本の農産物には魅力があるし、日本人は少し付加価値をつけて高級品をつくるのが得意だから、日本は農産物の輸出国として潜在価値が高いと思う。
- 移民が増えることを前提すると、何が必要になるか。まず生活するための住宅が必要となる。
- 最後に、かつてインドの賢者から聞いた話を紹介して本書の結びに代えよう。
この世には5000年で1回転するマネーのサイクルがある。1つのサイクルに『金』『銀』『銅』『鉄』という4つのステージがあって、金⇒銀⇒銅⇒鉄という順番でめぐってくる。
では、いまの地球はどのステージなのいだろうか?わたしは、『鉄』のステージが終わりに近づいているのではないかと思う。石油が足りなくなって、石油を奪い合う戦争が始まって、ようやく戦争が終結する兆しがあらわれてきたつぎにわれわれを待っているステージは、もちろん『金』である。
(3)本日の気づき
先日、平成・進化論でJBNの記事を紹介していました。
その取材記事(バンクーバー新聞)の中に、シカゴから来たというHさんの名前がのっており、書評ブログを書いているとの事なのでグーグルで検索してブログを拝見しました。
その中にメアドの記載があったので、図々しくもメールをしたら昨日ご返事があり、Hさんのブログでこのメルマガも紹介して頂きました。
Hさん、本当に有難うございました!!今後とも宜しくお願いします!!
なぜ、Hさんに連絡をとろうとしたかというと、Hさんもブログを始めたきっかけが本田直之さんの「レバレッジ・シンキング」を読んでということで自分も同じ本田さんの本を読んで本を1日1冊読むという行動を始めたので親近感を持ってしまいました・・・。
Hさん、本当にご丁寧にメールを頂きまして感謝致します。
ブログの内容はとても充実してますので、是非こちらから覗いて見て下さい!
絶対にお勧めです!!
『Business Bible Readers』
⇒http://blog.livedoor.jp/nobu4a/archives/479228.html
こういったご縁があるのは非常に嬉しいです。
(4)目次
- マーケットは人間の欲望で動く
- 経済学に騙されてはいけない
- 戦争・石油・ドルの時代の終焉
- ニッポンの選択-波錠か?復活か?
- 変化の時代を勝ち抜くマネーの防衛術
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
