- 本日のお勧め本「『仮説』『知識・実行』『価値価値』」
- ここに注目!!「問題解決には技術が必要です。」
- 本日の気づき「『問題解決力』を磨くには基礎的な会計学や経済学、そして統計学も学んでおいた方が良いと実感しました。」
(1)本日のお勧め本
ビジネスマンのための「解決力」養成講座 - 小宮 一慶
本日ご紹介するのは、『発見力』『数字力』に続く第三弾『解決力』養成講座です!!
勝間さんの『ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』と同様にDiscovery21から出版されています。(この2冊を同時発売するのは戦略的なのでは??)
本書は、『問題解決』するにあたり、『仮説』『知識・実行』『価値価値』という3つのキーワードの重要性を説いています。
1つめの『仮説』は、『すべては仮説である』という前提でものごとを考えることで、仮説である以上検証が必要になります。
2つめの『知識・実行』は、知識とはロジック・ツリーやUDEなどのツールを示し、ツールをたくさん知ることで時間を節約できますが、ただ持っているだけでなく、実行することに意味があるということです。
最後の『価値観』は、物事の最終判断基準はこの『価値観』であるということ。
この3つのキーワードを意識して、すべてのビジネスマンの方に読んで頂きたい本です!!
(2)ここに注目!!
- 問題解決には技術が必要です。
もう少し正確に言えば、問題解決のための『考え方』、つまり、論理的思考力が必要です。 - 本書では、1.問題解決の手法やフレームワークをそれを使う事例を交えて紹介し、理解していただく。とともに、2.論理的思考力を鍛える ということに重点を置いています。
- 問題解決の手法やフレームワークは、『慣れ』で使い方が上達します。
論理的思考のほうも訓練です。
あとにも出てきますが、わたしがよく使う3つのキーワード『なぜ?』『ほんとう?』『それから?』を日常の会議などで繰り返し、深い思考力を身につけてください。これも訓練で必ず身につきます。 - 現実の『問題解決』でまず最初に重要なのは、『問題の特定』です。
『問題の特定』には2つのことが含まれます。
1.問題の『優先順位付け』
2.問題の『源』となっている問題(真の原因)の特定 - 経営の知識があることと、実際に経営ができる、つまり、利益を上げ、会社を成長させ、お客さまや従業員を幸福にしていくこととは、まったく別のことなのです。
- 最も困難で重要なのは、『実行』です。逆に、実行しない限り解決にはなりません。
- 最高の『問題解決』とは、そもそも解決すべき『問題』を少なくすること。もっとよいのは『問題』のない状態にしておくこと。
- すぐれた経営者やリーダーというのは、大胆なようでいて、反面、実に細かい。人でも事象でも、ほかの社員が気づかないような細かいことによく気がつくものです。これは、こうした問題の芽を、細かい芽のうちに把握する感度が高いからであり、個々の事象について、時間が味方になるか敵になるかの判断力に優れているからです。逆に言えば、そうした感度の高い人が、すぐれたリーダーとなれるのでしょう。
- 『分布』や『相関』を重回帰分析などで調べたり、『移動平均法』などの手法を使ったりするわけですが、これには統計の知識が必要です。
- 知識はツールです。ツールを持っていて、それをうまく使えれば、分解をしなすくなるのです。
- 対応可能な『問題』を特定し、どの『問題』にどれだけ、どの順番で資源を配分していくか、これが現実の問題解決のポイントになります。
- ともかく、現状を客観的に把握するための情報を収集する。それが最初にやるべきことです。わからないことは『仮定』として話をすすめていかなければなりません。重要なことなので、繰り返します。論理を一足飛びに飛躍させないで、結論を出すためには、『どの情報が足りないか』『何を仮定とするか』をきれいに分けることが大切です。
- 何事にも、『事実』と『仮定』を区別し、論理を構成し、そこから出た結論を仮説』と考え、それを検証することが必要なのです。それが論理的思考力です。
- 成功率を高める、言い方を替えると失敗率を下げることです。直感にたどり着くまでは、仮説と検証を繰り返す、そこが、ただの直感、思い込みと面子のバイアスのかかった直感との違いです。そして、或る程度のところで、エイヤ、ポン!とやらざるを得ないのです。
- 一倉定先生という大正生まれの有名な経営コンサルタントがいらっしゃいます。その一倉先生の有名なことばのひとつに『アイデア社長が会社をつぶす』というのがあります。直感で、それも、自分が知っているわずかな経験とわずかな前提のもとで、重要な経営判断をしてしまうことを戒めることばですが、いまもそういう経営者やコンサルタントが少なくないのは事実です。
- 『すべては仮説である』、という前提でものごとを考える。仮説である以上、検証が必要です。仮説と検証、その繰り返しのなかで、成功確率を高めて失敗確率を減らす、それが経営コンサルタントの仕事であり、経営者の仕事、そして、すべてのビジネスマンの仕事だと思います。
- 『技』は、時間を節約します。
- 解決策の実行プランにおいて重要なのは、次の5点になります。
1.ゴールと現状のギャップの確認と共通認識
2.計測可能なゴール
3.ゴールから逆算し、細分化した細かい行動計画
4.いつまでに(期日)、だれが(責任者)、何をどれだけ(数値化)やるか?
5.資源(人、予算、時間)の最適配分 - もっとも大事なのは、決めたことを実行させられるかどうか。言い方を替えると、メンバーのモチベーションをどれだけ高められるか、です。すべては、ここにかかってきます。
- どうか、解決ツールとして、会計学や経済学の基礎を学んでください。
- 問題解決の根本的なところ、つまり、何をやるかやらないかは、結局、あなた自身の価値観だということです。技とともに、ご自身の価値観も磨いてください。
- ものごとを判断する最終的な判断基準は価値観です。ですから、『正しい』価値観を養うことを心がけていただきたいと思います。中国の古典を読んだり、多くの人の話を聞くなどして、普遍的な価値観、考え方を養うことです。それなくして、問題解決、特に重要な局面での問題解決はできません。昔、松下幸之助さんは、経営者には『人間観』が必要とおっしゃっていましたが、人に対する正しい考え方を持たずに、重要な意思決定を間違わずに行うことはできません。
(3)本日の気づき
『問題解決力』を磨くには基礎的な会計学や経済学、そして統計学も学んでおいた方が良いと実感しました。
勝間さんといい、小宮さんといいこれらのバックグランドがあるので、日々問題解決を素早く実行出来ているのだと思います。
これを機会に今一度、自分自身の学ばなければいけない分野を洗い出してみたいと思います!!
(4)目次
- 問題を特定し、優先順位を付ける
- 『根本問題』を特定する
- 『問題』を検証する
- 問題解決の実行
- 問題解決、コンサルタントの『技』
- 問題解決を妨げるもの 解決力を高める習慣
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
