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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 037回 『仕事は5年でやめなさい。』

037回 『仕事は5年でやめなさい。』

  1. 本日のお勧め本「5年で一回やり方や考え方をリセットし、次のステップにいくべきだ」
  2. ここに注目!!「自分のそれまでの5年間のやり方を変え、考え方を変え、バージョンアップしながら5年単位で成長し、本当の実力をつけていく。」
  3. 本日の気づき「もう一度ボーダレス化について、真剣に考えてみようとそんな気持ちになりました・・・。」


(1)本日のお勧め本

仕事は5年でやめなさい - 松田 公太

価格:¥1,365

 
本書の題名の『仕事は5年でやめなさい』の意味は、5年で一回やり方や考え方をリセットし、次のステップにいくべきだと言うことです。オリンピックやワールドカップが4年おきに開催されるのはアスリートたちが肉体的にも精神的にも、極限まで頑張り続けられる限界が4年だからという説があるそうです。著者は普通の人間は、彼らほど心身を酷使するわけではないと考えて、『5年』という期限をイメージしたようです。
5年を一区切りと考え、どのように仕事に取り組むかが具体的に書かれており長期的な視点から見た仕事の組み立ての役に立つと思います。

是非、長期的な目標を持ちたい方にも、これから社会人になる人にもお勧めの1冊です。


(2)ここに注目!!

  • 自分のそれまでの5年間のやり方を変え、考え方を変え、バージョンアップしながら5年単位で成長し、本当の実力をつけていく。私の言いたい『仕事は5年でやめなさい』とはそういう意味です。
  • 日本人はとかく、何かひとつのことをエンドレスに続けることを美徳としがちです。しかし、個人の成長を考える場合、そこであえて『やめる』という視点を持つことの大切さを、私は常々感じています。
  • 大切なのは、『期限を設定する』ということ。『やめる』という期限を決めれば、人はぐっとその成長速度を上げるのです。期間を明確にし、その時々の目標に向かって精一杯取り組んでいれば、成長は加速し、のちの大きな糧となり、人生の目的に近づくことになるのです。
  • 目的と目標はどう違うかわかりますか。目標は、目指す『標』と書きます。一方、目的は、目指す『的』。一本の矢が目指す『的』、一生をかけて目指す場所、たどり着きたいと願う場所。それが『目的』なのです。一方、目標は、思い描く場所を目指すために、ひとつひとつ通り過ぎる場所。いわば、『道標』です。
  • 大きな『目的』を見据え、ひとつひとつの『目標』に向かうとき、目標達成のための方法として私が実行しているのが『PDCI』(プラン・ドウ・チェック・インプルーブ)というものです。計画を立て、実行し、確認・評価し、改善するシステムです。
  • 失敗を認めること、それも、早急に認めること。そして、自分の直感を信じること。
  • 必死になってやったことは、どんな結果になろうと、必ず自分の身につき、いつか役に立ちます。いや、そんな逆境のなかで、ワラをもつかむ思いで必死にやったことこそが、自分を救い、支えてくれるものとなるのです。
  • 今までの経験から、運は人が運んでくれると私は思ってます。多くの人に会えばそれだけ運が向いてくる確率は高まる。そう考えています。
  • 私は、迷ったとき、追い詰められたとき、すぐにタリーズ1号店での迷い、行き詰まりの際、どのようにしてそれを乗り切ったかを思い出します。
  • まずは現在目の前にある仕事を、丁寧に心をこめてやって見てください。『凡事』と思えるような単調に見える仕事こそ、誰よりも工夫してやってみて下さい。それは大きく飛躍するための跳躍台でもあるのです。
  • 現状維持という言葉は、非常に危険な言葉と肝に銘じる。どんな小さな負荷であっても自分にかけ続けること。成長する者だけが生き残る、これが自然の摂理なのです。
  • 『NO FUN、NO GAIN』(楽しみなくして、得るものなし)これは『NO PAIN、NO GAIN』(苦しみなくして、得るものなし)というアメリカでは人気の言葉を私なりに言い換えた言葉です。
  • ひとりひとりに生きがいややる気を与えるのは、上に立つ者の義務だと私は思っています。そのためにはまず自らがどんな生き方をし、その先にはどんな未来があるのか、その具体的なビジョンを見せなくてはなりません。
  • バックグランドを知って働くのと、知らないで働くのとでは意識の持ち方、モチベーションには大きな開きが出てきます。理念のない会社や経営者の下で働くことがつまらない理由は、ここにあります。仕事のやりがいやその会社で働くことの喜びを与えることの出来ない上司、会社は、それだけで未来が閉ざされていると言っても過言ではないのです。
  • これからの世界のビジネスはまさにボーダーレス。新規事業を始めるときははじめから他国へ進出することを念頭に置くべきであり、そうなると英語は不可欠です。
  • 私は会議などで、『何か質問はありませんか』という問いかけに最初に質問する人には、それがどんな内容であれ、拍手し、評価するようにしています。こんな質問をしたらバカにされるのでは、笑われるのでは・・・という羞恥心を捨てるほどに知りたいことがある、やりたいことがある。あたしはそんな情熱を持っている人と一緒に仕事をしたいと思ってます。

(3)本日の気づき

松田さんの前著からだいぶ立ちますが、前著は非常に印象的で自分の好きな本のなかの1冊です。なので、書店にて見た時は則買いでした。

この本も、非常に著者の考え方が反映されており、著者がいま何を考えどのような目標を持っているのか?ということが書かれており、また日本のことを『茹でカエル』と言ったり、著者らしい発言もあります。

確かに日本は日本国内のマーケットのみで、会社が成り立ってしまうため、海外より国内マーケットを重視しがちです。本来であれば、海外も国内も適用すべきデザインも日本人に好まれるデザインを重視しがちです。

かたや、韓国は電機業界で見ると一目瞭然ですが、サムソンは韓国国内だけではマーケットが狭すぎて早くから海外市場向けの製品を開発・販売していました。そのサムソンの経常利益は、日本の総合電機10社の経常利益とほぼ同額です・・・。

これってとっても情けないことですよね。この現象は電機業界だけでなく他の業界でも同じだったりします・・・。

もう一度ボーダレス化について、真剣に考えてみようとそんな気持ちになりました・・・。


(4)目次

  1. 人生を切り拓く『目的』の見つけ方、『目標』の立て方
  2. おぼれながら『金のワラ』をつかめ失敗は成功の引き金
  3. 『凡』に目を光らせろ、些事を磨けば本物の力がつく
  4. コンプレックスを掘って宝を出せ マイナー意識が道を拓く
  5. 自分を伸ばし、人を育てる ノーファン・ノーゲインの心意気

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!