- 本日のお勧め本「『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。』」
- ここに注目!!「アイデアの作られる全過程ないし方法である。」
- 本日の気づき「アイデアをつくり出すことは、いまや広告関係のヒトだけではなく、すべてのビジネスパーソンに必要な能力である」
(1)本日のお勧め本
アイデアのつくり方 - ジェームス W.ヤング
価格:¥ 816
本書は、本文がたった62ページにも係わらずアイデアとは何か?それはどのようにつくるのか?の本質を述べた良書だと思います。1988年の初版から2008年までに第56刷を向かえており、非常に多くの方に読まれているのではないでしょうか?そんな本を書いた著者は、アメリカの最大の広告代理店で広告の制作に敏腕を振るい、のちに同社長を務めたほか、数々の公職で活躍したヒトであるという。
その著者がアイデアとは何かを一言で述べている。
『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。』
(2)ここに注目!!
- アイデアの作られる全過程ないし方法である。
第一 資料集め -諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵
をたえず豊富にすることから生まれる資料と。
第二 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること。
第三 孵化段階。そこでは諸君は意識の外で何かが自分で組み合わせの
仕事をやるのにまかせる。
第四 アイデアの実際上の誕生。《ユーレカ!分かった!みつけた!》
という段階。
第五 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、
展開させる段階。 - すぐれた創造的思考の基礎ではあるが、それだけでは十分ではない。知識は、よく消化されて、最終的に、新鮮な組み合わせと関連性をもった姿となって心に浮かび出てこなければ意味がない、という点で彼らの意見は一致する。アインシュタインはこれを直観と呼び、直観だけが新しい洞察に到達する唯一の道だと言っている。
- 昔の船乗りたちによると、海図の上では深い青海原しかないところに突如として美しい珊瑚の環礁が出現することになっている。あたりには不思議な魔法の気がただよっている。アイデアもこれと同じだと私は考えてきた。それは同じようにだしぬけに私たちのこころの表面に現れてくる。同じような魔法の気に包まれて、同じような不可解さを伴って。
- 私たちの意識下で進行するアイデア形成の、長い、目にみえない一連の心理過程の最終の結実にほかならないのではないか。
- パレートの『心理と社会』の中にこの世界の全人間は2つの主要なタイプに大別出来ると考えた。
1つめはスペキュラトュールで、このタイプの特徴はパレートによれ
ば新しい組み合わせの可能性につねに夢中になっているという点。
2つめはザ・ランチェという言葉は英語に訳すと株主になるというこ
と。型にはまった、着実にものごとをやる、想像力に乏しい、保守
的な人間で、先にいった投機的な人々によって操られる側の人々
である。 - 新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性をみつけだす才能によって高められるという原理を心にとめて、いよいよこれからアイデアを作る実際的な方法あるいは手順といったものをみていくことにしよう。
- アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。
(3)本日の気づき
非常に短い本でしたが、よく本質がまとめられておりまた竹内さんの解説がついており、非常に読みやすい本でした。
アイデアをつくり出すことは、いまや広告関係のヒトだけではなく、すべてのビジネスパーソンに必要な能力であると思いますので是非読んでみて下さい。
最後に著者がこの本を更に理解を深めるために役立つ3冊を紹介したいと思います。
1.『思考の技術』グラハム・ワラス著
2.『科学と方法』H・ポアンカレ著
3.『科学的研究の技術』W・I・B・ビーリッジ著
(4)目次
- まえがき
- この考察をはじめたいきさつ
- 経験による公式
- パレートの学説
- 心を訓練すること
- 既存の要素を組み合わせること
- アイデアは新しい組み合わせである
- 心の消化過程
- つねにそれを考えていること
- 最後の段階
- 2.3の追記
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
