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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 038回  『3分間コーチ』

038回  『3分間コーチ』

  1. 本日のお勧め本「マネジメントを出来ないマネージャーが増えている」
  2. ここに注目!!「マネージャーはいるがマネジメントはない。部下にマネジャーとして認められていないのです」
  3. 本日の気づき「様々な国に追い越されてしまうという危機感を持たないといけない」


(1)本日のお勧め本

3分間コーチ - 伊藤 守

価格:¥1,575

 
本日の1冊は、コーチングで有名な著者が書いた『3分間コーチ』という手法を取り上げた1冊になっています。著者がコーチングのいちばんの進化形であり、現在考えうるもっとも効果的で接続可能なマネジメント手法であると絶賛する『3分間コーチ』ですが、如何に部下と話す時間を考える時間をシンプルに仕組み化するという箇所に重点をおいています。

1人の部下から複数の部下まで、部下を持つ人であれば誰でも一度は抱える問題をわかりやすく書いてあります。

最近、新入社員の3割は、3年以内に辞めてしまうそうですが、その理由の1つとして、マネジメントを出来ないマネージャーが増えている事もあるのではないでしょうか?

上司に振り回される部下、付き合い残業等々、時代に逆らったマネジメントに振り回されるほど、無駄な時間のすごし方はありません。

気軽にマネジメントについてもう一度学ぶのには打ってつけの本であると思いますので、是非手にとって読んで見て下さい!!


(2)ここに注目!!

  • マネージャーはいるがマネジメントはない。部下にマネジャーとして認められていないのです。
  • 部下の育成、業務管理、優れたチームワークは、マネージャーのマネジメント能力に負うところが大きい領域です。にもかかわらず、部下とどのようにコミュニケーションを交わすかについて、マネジャーを教育している企業は多くなく、そういうことは、できて当然というところへ追いやられています。
  • 《三分間コーチ》は、今すぐ可能なマネジメント手法として考えられました。一回に三分ぐらい、コーチとして部下と話す、というマネジャーにも部下にも負荷のかからない関わり方、そして、お互いに効果の上がる方法として、考案され、実際に試され、効果を上げている方法です。
  • 《三分間コーチ》は、次の《2つの時間》をとることを最優先させた、きわめてシンプルなマネジメント手法です。ひとつは、部下について考える時間をとる。もうひとつは、部下と的を絞った短い会話をするための時間をとる。
  • 部下がコーチを求めているときをキャッチするためには、部下の日々の業務内容やその進捗状況を知っていることが前提となります。このとき、お互いの信頼関係が築かれていれば、もっといい。そのためには、コーチングの時間をとると同時に、もう1つの時間ー部下について考える時間をとることが必要です。
  • 現実の変化をとらえながら、<on going(現在進行形)>で会話を続けます。変化する現実に対応するために、<on going>であることは、上司と部下との間の会話<コーチング・カンバセーション>の条件です。
  • 三分間コーチング・カンバセーション、その後に続く自分との会話が人を生産的、つまり創造的にしていきます。
  • つまり、会話というのは、その場で相手に影響を与えるだけではないのです。というよりも、実際の人の行動に影響を与えるのは、会話のあとに個々の内側で続く<セルフトーク>です。
  • 会話を通じて、これまで自分が持っていた考え方や物事のとらえ方を改めて見直す、そして、そこに新しい解釈を加え、試みるという作業を行っています。
  • つねに、<今>の<生>の部下の状態と業務の状態を知らなければ、組織に求められている成長のスピードはとうてい得られません。
  • 部下がどんな場面でコーチを必要とするのかは、部下一人ひとり違います。良い上司というのは、それを知るということについて徹底しています。
  • 優れた上司は、その人が来る前から、その人の「居場所」をつくっているのです。
  • だいたい、会社の中で部下たちは、上司に対してエモーショナルワークを強いられるものです。エモーショナルワークというのは、人に気を遣うこと。
  • 上司の<聞く>スキルの高い部署では、全体に業務がうまく回り、かつ部下のモチベーションも高く結果として、業績も高くなっていることが認められました。
  • 未来には可能性があります。未来をコーチするということは、すなわち、「可能性」を開くということです。部下の可能性を開くのが上司の仕事なのだと思います。
  • マネージャーの役割、コーチングの目的は、部下の目標達成もありますが、そのことを通じて部下その人の能力を引き出すことにあります。つまり、彼自身のリソースを最大化させることです。
  • 部下が自発的に学び、創意工夫し、より早くより大きな目標を達成し、より遠くまでいける能力を身につけさせようとするのです。そして、それは、今後、個人と組織の双方が成長する唯一の方法だと思います。
  • 部下について考える時間。部下と<コーチング・カンバセーション>を交わす時間。この2つの時間は連動して機能します。部下を有能にして、会社全体を成長させます。また、部下について考え、コーチする上司も有能にします。

(3)本日の気づき

自分はマネージャーの仕事は、『部下1人1人が自立し、自分の考えで行動する』ところまで持って行くことが最低限の仕事だと思います。あまり多く口出しをしても駄目だし、ほっておいても駄目。非常にさじ加減は難しいですが、そこがマネジメントの面白いところでもあると思います!!

その1歩目として、まず部下のことを考え、コミュニケーションをとることが大事であり、これは『3分間コーチ』が実践している通りだと思います。

今後、日本が発展を維持していく為には、マネジメント層を育て、更にそのマネージャーが部下を育てるという当たり前のようですが、この循環がうまく回らないとあっという間に様々な国に追い越されてしまうという危機感を持たないといけないと思いました。


(4)目次

  1. この三分間が組織を変える!
    1)2つの時間をつくる
    2)三分間コーチは、コミュニケーションのプラットホームをつくる
    3)実行されることの量とスピードが変わる
  2. その瞬間をつかまえる
    1)観察して、その瞬間をとらえる
    2)仕事の流れに沿って、場面をとらえる
    3)ニーズに沿って、場面をとらえる
    4)部下が声をかけやすい環境をつくる
  3. そこに、その《場所》をつくる
    1)どうやって、声をかけるのか?
    2)どうやって部下に話させるのか?
    3)信頼関係を築く
  4. これについてコーチする
    1)ビジョンをつくる
    2)問いを共有する
    3)個人の目標を設定する
    4)今いる場所を示す
    5)リソースを最大化する
  5. コーチ型マネージャーの時代
    1)そもそもコミュニケーションは大切か?
    2)いかにして変化を起こすか?
    3)コーチ型マネジャーの時代

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!