- 本日のお勧め本「異色のコラボが実現した著書!」
- ここに注目!!「内定者を簡単にやめさせない、ちょっとした理由」
- 本日の気づき「RTRのミーティング」
(1)本日のお勧め本
儲かる会社の社長の条件 - 小山 昇/岡本 吏郎 -
本日は、武蔵野の小山社長と税理士の岡本史郎さんという異色のコラボが実現した本をご紹介したいと考えます。
この本で学べることは何よりも社員に対する姿勢です。
お客さまに目を向けることは当然のこと。でも社員となると疑問符がつく会社も多いのではないでしょうか?
そんな中、小山社長は本書中できっぱりとこう述べています。
「計画より利益が出て、設備投資に回すか、社員教育にかけるかになったら、私は迷わず社員教育のほうを選びます。」と。
小山社長が目指すのは、「相手の心の中で大きな地位を占めること」を目標にして人と対面しているから、こういった言葉が出てくるのです。
このような会社が業績が伸びないはずはありません。
やっぱり、中小企業は社長の姿勢=会社の業績であって、社長がどんなことを考え、何を実践しているかが重要なのだと考えます。
そんな「儲かる会社」になるための社長の条件を学べる本は、そうありません。
儲かる会社になりたければ、ぜひ経営者でないあなたも読んで見ては如何でしょうか??
(2)ここに注目!!
- 特に効率が悪いからこそ経験値がものを言い、参入障壁が高くなっている。
これは企業経営において要となるものです。 - コミュニケーションの基本は情報と感情のやりとりで、長い時間の1回より、短い時間の10回の方が効果が出る。これが人間を相手にするビジネスの「コア」ではないでしょうか。
- 銀行はロマンがないだけでなく、貸す相手も間違えていると思います。
ぼくは企業の中から見て思うけど、日本の会社の中では中堅企業が一番ガタガタなんだ。小さい会社のほうがコンピュータ化も進んでいるし、ぼくみたいなのがコンサルティングをするから、うまくいく。
だから、これから貸すべき相手は、大企業と小企業だけだと思うよ。 - 会社とか目先の仕事とかの単位ではなく、私は「相手の心の中で大きな地位を占める」ことをいつも目標にして人と対面しているから、自分のノウハウで社員が大きくなってくれれば、それが最終的に私の無形の利益と信じています。
- 「変わるもの」と「変わらないもの」の見分け方は、単純に「それが10年後 も役立つかどうか」。10年後に役に立たなければ、どんなに旬であって、流行しても「変わるもの」として無視します。
- 小さな中小企業なのに都銀や地銀一行だけと付き合っている状態は、私に言わせれば自殺と同じ。都銀が二行、地銀が二行、政府系が一行、さらに信金が二行。
それくらいリスクを分散しておかないと、危険です。 - 「人は信用するが、仕事は信用しない」は、私自身が昔は、よく仕事をサボっていたから染み付いたことです。
- 体力のない中小企業は何にでも手を出すべきではありません。
「やらないことを決めておく」というわけです。 - 内定者が辞めない理由は、採用時の工夫だけにあるのではありません。内定してから辞めないような仕掛けも大切です。
武蔵野では、内定した学生に顔写真入りの名刺を作って渡しますが、外部の人100人と名刺交換すると、学生に会社契約の携帯電話を毎月使わせています。
電話代を会社もちにしたら、簡単には辞めません。 - 私は社長の仕事は、決定と社員教育と思っています。
(3)本日の気づき
RTRのミーティングでした。
先週アメリカのサンフランシスコの本部で、全世界のボランティアmtgがあったようで、その中で東京Chapterは2つの賞をいただいたようです。
たかがボランティアかもしれないけど、ボランティアだからこそ思いきって出来ることもある。
「世の中はおカネを使って自分のために実験してくれている」。
これは石原明さんの言葉ですが、この言葉がぴったりかもしれません。
だから、アクティブに動けるし、NPOでもない団体がたかが設立2年間で億単位のおカネを集めることができたのだと思います。
これからはNPOになり、いよいよ組織化をしていかないといけない状態。
自分がどんな風に関われるか楽しみです。
(4)目次
- 「楽して儲ける」は可能か
- 常識を打ち破る社長が「儲かる会社」を作る!
- 「会社にお金が残る」数字の読み方
- 情報戦略で強い会社にしなさい!
- 「仕組み」ができれば儲かる会社になる!
- これからの時代を生き抜く社長の条件とは
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!