毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE

1. 本日のお勧め本「きちんと眠れてます？」
2. ここに注目!!「文句なしの『快眠』を手に入れよう！」
3. 本日の気づき「石原先生の勉強会」

（１）本日のお勧め本

　
本日は、睡眠に関する本をご紹介したいと思います。
　　
最近では、テレビで睡眠について取り上げられたり、昼寝の重要性なども説かれていますが、何とこの本は１９９８年にその睡眠の大切さに着目した本になっています。
　
著者は、コーネル大学教授、心理学博士ですが、そのような本が伝えていることは、『睡眠を適切な方法で適切にとれ』ということ。　
　
仕事術や読書術本は最近ブームになっておりますが、睡眠についての本はなかなかありませんでした。
でも、１日に短い人でも４・５時間、一般的には６～８時間という時間を寝ることに使っている訳ですから、もっと睡眠について知っていても良いはずです。
　
快適な睡眠は、きっとあなたの仕事にも良い影響を与えてくれます。
それは、科学的にも証明されているし、何しろこの本を読めばそれが実感できます。
　
すぐに眠れるあなたもなかなか寝付けないあなたも、きっと睡眠不足なのです。
　
だから、一旦立止まってこの本を手にしてあなたの睡眠について知ってみることをオススメします！！
　
自分もどこでも寝られますが、それも睡眠不足だとのこと。
もう１度自分の睡眠を見直したいと思います。

（２）ここに注目！！

• 睡眠が絶対に必要なことや、睡眠不足になるとどうなるかについては、まだ一般にあまりよく知られていない。適当な食事や運動の大切さがよく知られているのとは対照的である。
• 睡眠中の脳のさまざまな活動は、胃腸や心臓血管、免疫機能を調節し、体力をたくわえ、新たに情報をとるこむ準備だけでなく、すでに脳ははいっている情報を保管、再編成し、回収することを含めた認識作用で、重要な役割を果たすことがわかっている。
• レム睡眠の重要な役割は、記憶を保管および保持し、それを編成し、さらに必要に応じて編成し直すことである。また、それにともない、新たな学習や行動をうながすことである。レム睡眠の力がなければ、わたしたちの脳は正常な働きができなくなる。
• 眠っているときに、新しいことを覚えることはできない。睡眠、なかでもレム睡眠で脳が活動しているあいだに行われているのが、前の日に覚えた大切な情報を長期記憶に移すことである。
• 忙しい企業の管理職のなかには、自分は寝るのが得意だと思い込んでいる人が多い。ベッドに横になったときや飛行機の席についたときなど、いつでもどこでも、すぐに眠れるからである。
  実は、これこそ睡眠不足の兆候なのである。たっぷり眠っていれば、眠りにつくまでに、通常は１５分から２０分はかかる。
• 何時間の睡眠が適切なのかは、主として遺伝によって決まっている。両親のどちらも、睡眠時間が短くて、昼寝もしないのなら、あなたは平均より睡眠時間が短くてもいい、とても幸運な人ということである。
• 文句なしの睡眠を手に入れる新習慣
  １）毎晩、適量の睡眠をとる
  ２）決まった時間に寝起きする習慣を身につける
  ３）睡眠時間を制限すると睡眠は深くなる
  ４）睡眠不足という借金は時をおかずに返済する
• 寝室は、居心地のいい部屋でなければならない。
  すぐに眠りにつけ、ずっと眠っていられるように。とにかく、静かにしておくこと。
• ベッドは、予算が許すかぎり、高級なものを買ったほうがいい。ベッドは、車より長く使う。これからの十年、車を運転するより、ベッドですごす時間のほうがはるかに長いのである。
  ベッドの寝心地で睡眠の質が決まる。そしてそれは、生活の質が決まることでもあるのだ。
• 昼寝はストレスを減らしてくれる。シエスタの習慣があるヨーロッパやラテンアメリカの国民は、ほかの国の人間よりものんびりして、おおらかである。
  ストレスの検査をすると、常に北アメリカの人々よりもストレスが少ない。
• 昼寝は、１５分から３０分でいい。３０分以上眠ると、デルタ睡眠の周期にはいってしまう。
• 著者が繰り返し主張していることは、『十分に眠れ』ということではなく、
  『適切に眠れ』ということなのです。

（３）本日の気づき

　
石原先生の勉強会。
何度出席しても新鮮で、１ヶ月に１回の良い頭のリフレッシュになります。
　
そして、ここに集まってくる方も色々な方がいるので参加するのが楽しみです。
　
こういった勉強会も何を選ぶかでだいぶ違ってきますよね。
折角、時間を使うのであれば良いものを吸収できる時間にしたいもの。
　
そんな事を感じさせてくれる勉強会でした。　　

（４）目次

1. あなたの快眠を確約する自己チェック法
2. 深く眠ってパワーをたくわえる『スーパー　タイム』
3. 頭と『やる気』が最高度に働くための睡眠条件
4. さわやかな目覚めを保証する４つの『新習慣』
5. あなたにもできる！快眠はこんなに『寝室』から生まれる！
6. このサインがあったら一刻も早く睡眠改善を
7. たった１５分の昼間術で心身が驚くほどリフレッシュ！
8. 夜勤がある人たちの睡眠健康法
9. これで万全－『時差ぼけ』の徹底攻略法！
10. 家族の安眠を確保する！
11. 今夜からできる『睡眠改善』！

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました！　感謝！！