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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 328回 『愛国心を持つということ』

328回 『愛国心を持つということ』

  1. 本日のお勧め本「ブランドが欠かせない現代。そのストーリーを探る!」
  2. ここに注目!!「06年5月24日は、私にとって、記念すべき日となった。」


(1)本日のお勧め本

御手洗冨士夫「強いニッポン」 - 御手洗 冨士夫 -

 
この本は2006年に書かれており、だいぶ経済の状態も違うのでこのまま鵜呑みにはできない部分はありますが、もう一度強いニッポンを復活させるにはどうしたら良いのか、を考えるときに何か気づきを与えてくれるはずです。
 
著者は言わずと知れたキャノンの会長であり、あのセル方式をキャノンに広めた人でもあります。
 
そんな著者の根底にあるものは「愛国心」。
愛国心というと、何か胡散臭いとか軍国主義とか言われそうですが、そうではありません。
 
自分も海外に住んでみて初めて日本人はやっぱり愛国心が他の国に比べて薄いと感じました。
 
愛国心が薄いとどうなるか??
自分の国の文化や歴史、習慣に興味を持たないのです。
でも、そういった教養がないと他の国の人とは話しが弾まないのです。
 
この本では、強いニッポンの再生はまず愛国心を持つことから。といっても良いくらいシンプルなメッセージを投げかけています。
 
あなたには愛国心はありますか??
愛国心という言葉が嫌であれば、誇りといっても良いかもしれません。
 
そんな大事な根底の部分を穿り返してくれる本です!!


(2)ここに注目!!

  • 改革は、最もコストがかかっているところから始めるべきだ。
    言わば『本丸攻撃』である。やりやすいところで小さく始めても、なかなか全体的には進まず、『改革疲れ』になりやすい。
  • 企業にとって最も大切なものは『変身力』である。産業史をひもとくと、優れた経営者たちには時代を超えた共通点がある。会社を変身させることで再生させ、発展させる『変身力』だ。
  • 人生は、私は、2ラウンド制だと思う。第1ラウンドは『学生ラウンド』だ。
    第2ラウンドの『社会人ラウンド』は、気力、体力、人格、運、仲間、統率力など、人間の全存在を賭けた戦いとなる。
  • 国際人とは、私は『文化的なマルチ人間』だと定義している。日本では、日本人として一流であり、日本の文化を体して日本流に行動する。
  • 私の好きな言葉に『whatever is, is reasonable』というのがある。
    『いま存在するものには、いかなるものでも存在理由がある』という意味だ。
    この言葉の通り、いま、どこかの国で存在している物事は、すべてに存在理由がある。
  • 大学だけではない。教育のほかに医療、福祉、文化、スポーツなど、あらゆる分野で集約と専門化、企業で言う『選択と集中』を進める。それには、やっぱり行政区が1つになる必要があり、いわゆる『道州制』への移行が望ましい。
  • 『道州制』にして、まず、地域自身が『自分たちの九州を豊かにしよう』というニーズを持つことがスタートだ。そのニーズがなければダメ。国には、そんなニーズはない。あったら、とっくに地方はよくなっている。
  • 06年5月24日は、私にとって、記念すべき日となった。日本経団連の会長に就任した日だということもあるが、その就任の挨拶で、私の信念である『愛国心』の大切さを、日本中にきっぱりと主張した日だからだ。
     
    『愛国心があればこそ、他人の気持ちや痛みも理解でき、他国の尊重する態度も生まれる。福沢諭吉は「いやしくも愛国の意あらん者は、官私を問わず先ず自己の独立を謀り、余力あらば他人の独立を助け成す可し」と説いている。私は、真の愛国心は、偏狭な拝外主義や軍国主義とは全く無縁なものであり、社会人、国際人の精神的なよりどころとして、幼いときから育むべき重要な心であると、確信している』

(3)本日の気づき

 
山崎拓巳さんのスピーチを聞く機会があり、印象的な事を言っていたのでシェアしたいと思います。
 
変化できる人は、自分がどうなるかという未来の出口を見ている。
変化出来ない人は、今できない理由や言い訳が先にくる。
 
未来を見てワクワク出来る人とそうではない人。
 
自分はやっぱり前者でありたいと強く思う。
 
何をやるにしても10年先の自分がイメージできるかどうかが大事。
  
はっきりは見えないけど、こうなるだろうなというイメージは誰でもできるはず、そうしたらもっと楽しいと思いませんか??
 
今目の前のことだけに捉われず、10年後どうなっていたいのか??
 
そうやってイメージする事の大切さを改めて感じました。


(4)目次

  1. 第1部 希望の国へ
  2. 変身は前進だ
  3. 日本は負けない
  4. 第2部 平等から公平へ
  5. 人生は2ラウンド制
  6. 若者よ、国際人たれ
  7. 第3部 21世紀の日本像
  8. 日本流『第3の道』
  9. 団塊の力を受け継げ
  10. 母となる『崇高さ』を大切に 
  11. 第4部 『強い日本への道』
  12. 地方の『共同体』は甦る
  13. リーダーよ、出でよ

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!