- 本日のお勧め本「根底がぶれないウェルチの地盤」
- ここに注目!!「繁栄する企業とは効果的に学べる企業のことだ」
- 本日の気づき「テレビのない生活」
(1)本日のお勧め本
ウェルチ勝者の哲学―創造的に破壊せよ - スチュアート クレイナー -
本日は、ジャックウェルチ氏を客観的にみた著書をご紹介したいと考えます。
ジャックウェルチと言えば、ワークアウトやシックスシグマの導入等が有名であるが、やはり根底にはぶれない心構えを持っていたことが分かります。
それを物語る1つの言葉が『KISS』。
『Keep It Simple Stupid(おい、簡単明瞭にやってくれ)』。
やはり複雑に考えて悩むより、簡単に考えて行動すること。この事が経営者には必須の条件になってくるのではないか?
情報が有り触れている世界だからこそ、必要な言葉をできる限り分かりやすくシンプルに相手に伝えられるか、そしてその相手が行動してくれるか、が非常に重要になってきておりそのような事が出来なければやはり経営ができなくなってくるのです。
最近では大阪府の橋本知事の支持率が80%を超えていますが、この 支持率も言葉の分かりやすさと実行力の裏づけなのではないでしょうか?
いずれにしても、この本はウェルチの考え方が凝縮されており、『どのように組織を拡大発展させるのか?』という答えのヒントがきっと見つかるはずです。
ぜひ、リーダーの方には読んで頂きたい1冊です。
(2)ここに注目!!
- 『繁栄する企業とは効果的に学べる企業のことだ』デ・グース
- GEの歴代CEOを紹介しておこう。
チャールズ コフィン
ジェラルド スウォープ
チャールズ ウィルソン
ラルフ コーディナー
フレッド ボーチ
レジナルド ジョーンズ
ジョーンズの入念な後継選びの結果、ジャックウェルチがCEOに選任される。 - いまにして思えば、ウェルチの最も優れた決断は総力を挙げて一気にやるべき仕事を仕上げたことだろう。
- ウェルチにとって人材への投資とは、何よりも従業員と時間をともにすることを意味する。時間の半分は従業員のために費やすと彼は言う。
- ストーンはこう結論づける。
『なに1つ不満のない境遇を望むなら犬になるしかない。』
至言である。企業にとって、自己充足こそが諸悪の根源だ。停滞は死。
シカゴ ストーン・コンテナ・コーポレーション - 過去は忘れる。大切なのは、今日、あるいは明日どうなるかだ。ワークアウトは過去を忘れ未来を目指すプロセスを担うとウェルチは説く。
- ウェルチはこう語ったことがある。
『新しいことを学ぼうとせず、未来ではなく過去ばかりを語り始めたときが引退の潮時だろう。』
この時代のリーダーは、組織をリードし、かつ、進んで学習しなければならない。
これは明らかに本質的な変化、いや、本質的なチャレンジとさえいえる。 - キッス(KISS)‐Keep It Simple Stupid(おい、簡単明瞭にやってくれ)ーとは、いつの世にも格言である。ジャック・ウェルチはキッスの信奉者だ。
- 何より大切なのは自分を高めることだ。不完全だからこそ、次にはもっとうまくできる。
- 一流の人物を腹心に持て
取り巻きがイエスマンであれば、たしかに波風は立たない。
だがウェルチは周囲に手ごわいエグゼクティブを配置した。 - 学べ、常に
1つの会社に骨を埋めるにしろ、十指に余る会社を渡り歩くにしろ、その人間の成長は、サラリーマンでなくなにをどれだけ学んだかによって測定される。
(3)本日の気づき
テレビのない生活を送っております。
あれば楽しいけど、なくても暮らしていけるものだなと思いました。
これを機に出来るだけテレビを見る時間を減らし、自分の時間をつくりやりたいことにあてていきたいと思います。
何をやりたいかを考えるより、何を省くかを考えた方がシンプルだなと改めて感じました。
手放して何か新しいことを始める、この事を思い出して自分のやりたいことを見直してみます・・・。
(4)目次
- 人材に投資せよ
- 市場を支配せよ - それがダメなら撤退だ
- 立ち止まるなかれ
- サービスを忘れるな
- 過去を忘れ、未来を愛せ
- 学習し、リードせよ
- はったりは言うな
- 官僚主義をぶちのめせ
- 粘り強くあれ
- 街角の商店を営むように経営せよ
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!