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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 236回 『徹底力を磨く』

236回 『徹底力を磨く』

  1. 本日のお勧め本「日経新聞の『私の履歴書』大特集号!」
  2. ここに注目!!「時間をかければ、いい仕事ができるわけではない」
  3. 本日の気づき「Chabo!のイベント」


(1)本日のお勧め本

挑戦 我がロマン - 鈴木 敏文 -

 
本日は、誰もが知っているセブンイレブンを日本で開業した著者の履歴書なる本をご紹介したいと思います。
 
この本は、日経新聞の『私の履歴書』の連載を大幅に加筆したものであり、著者がどのように事業を立ち上げ、拡大していったのかが時系列にわかり経営者だけではなく、これからビジネスを始める人にとっても最適な本になっています。
 
【『顧客のため』にではなく、『顧客の立場』で考えることを徹底して求める。】
 
この1文は非常に当たり前のようですが、これを実践できている企業はなかなかないと思います。
なぜか?『顧客の立場』で考えると、時として企業の利益を圧迫したり、不効率と思っていることを実行しないといけないからです。 
 
【単に『もの』を売る時代から、いかに顧客が共感する『こと』を生み出す】時代へ変化している現状、どうしても最終的に顧客にメリットがなければ買ってくれないのだ。
 
その為に企業は何をすべきか?
それは、【顧客の立場で考えることを徹底して質を落とさずに継続する】ことだと思います。
 
そんな企業がこれからの時代生き残っていくのだと思います。


(2)ここに注目!!

  • 『われわれの競争相手は競合他社ではなく、真の競争相手は目まぐるしく変化する顧客のニーズそのものである』-これがわれわれのグループの経営を根底から支える一貫して変わらぬ理念だ。
  • 人間は本来、善意の生き物であり、よりよく生きたい、より成長したいと望む存在であると私は思っている。とすれば、挑戦し続けることこそ、人間らしい生き方といえる。
  • 人間、自分でやろうと考え、決めたことであれば何とかできるようになるものだ。
  • 人間は、必ずしも時間をかければいい仕事ができるわけではない。逆に時間が多く与えられると、その分、仕事の量が膨張していくものだ。
  • 仕事が多くて苦しくなると、たいていは人を増やしてほしいと考えがちだ。しかし、その前に考えるべきは、なぜ仕事が多いのかという問題だ。
  • 人間は何かにしがみつくと本当の力は出せない。一方で何かにしがみつきながら、もう一方で新しいことに挑戦することなどできない。自分は一歩踏み出したつもりでも、思うように前に進まない人は無意識のうちに何かにしがみついてはいないか。
  • 『お店の2階の居間が在庫であふれて大変です』
    セブンイレブン1号店が東京・江東区豊洲に開店して1ヶ月ほど経ったある日、商品部長の岩国修一君が血相を変えて戻ってきた。
    在庫は金額にして1300万円にも上った。現在のセブンイレブンの全店の1店舗あたりの平均日販約60万円に対し、在庫は570万~580万円の水準にあるから、当時、いかに不良在庫が多かったかがわかる。
  • ドミナントが実現できなければ、この事業は失敗する。原則は絶対崩さない。決めた戦略は徹底する。トップとしての役割の最たるものは、ものごとをいかに徹底させることができるか、徹底力にあると私は今も思っている。
  • コストがかかり、効率が悪くても、顧客が『おいしい』と思い、共感共鳴するものをつくっていけば、必ず、結果は出る。
    『一生懸命やる』のと『正しいことをやる』のとではまったく意味が違う。
  • 業革に邁進する日々は、仮説を立てては実行し、結果のデータを検証しながら行なう単品管理の大切さを訴え続ける日々でもあった。
  • 『発注こそ店の特権である』私は繰り返し唱え、アメリカでも単品管理を徹底させた。
  • われわれのグループでは、社員が顧客と向き合うときの意識の持ち方として、『顧客のため』にではなく、『顧客の立場』で考えることを徹底して求める。
  • 人間の五感と数値データを併用する方法が定着し、多くのヒット商品の開発へと結びついていく。妥協するのは簡単だが、妥協したときにすべてが終わる。
  • トップと社員がひと言で了解する。それが可能なのは企業のDNAを共有しているからで、私がダイレクト・コミュニケーションを重視する理由もここにある。
  • 毎日が瀬戸際と思い、1日1日を精一杯生きる。当たり前のことを当たり前に、ただし徹底してやり通す。これが私の生き方だと思っている。
  • 単に『もの』を売る時代から、いかに顧客が共感する『こと』を生み出すか。今や消費市場では顧客に買ってもらうための知恵が問われる時代に突入している。

(3)本日の気づき

 
Chabo!のイベントでした。
勝間和代さん、和田裕美さん、神田昌典さん等々豪華な顔ぶれが集まっていました。
 
それよりも面白かったのが、早川さんを始めとする書評家が中心となった飲み会?です。
14人くらい集まったのですが、1人以外は全員初対面??です。
 
早川さんとネットでつながってそれで会うことになったのですが、ネットの威力を痛感した1日でした。
 
講演会の中で神田昌典さんが良いことを言ってたのでシェアを。
 
【不況と思わないこと。08年はブロードバンドのインフラがすべて整った年であり、09年は社会起業家の年になる。そして、ネットが急速に広まっていき、自分も稼ぎながら周りも同じように幸せになる仕組みが簡単にできるようになっている。】と・・。
 
要は、自分の価値を見つめ直し、人に何を与えることができるか棚卸をし、それを人に与えることで自分も幸せになれる環境が整ってきたということでしょう。
 
だから、不況と思わないで希望をもって行動する!
 
この心がけが重要なのだと思います。
 
お会いした皆さん、有難うござました!!
今後とも引き続きよろしくお願いします。


(4)目次

  1. 常識打破が仕事の原点
  2. 『やるべきこと』に挑戦する日々
  3. 日本の流通を変えたセブン-イレブン創業
  4. 『業革』の徹底と変化対応
  5. 絶えることなき不可能への挑戦
  6. 流通の新時代へ向けて

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!