(1)本日のお勧め本
成功のコンセプト三木谷 浩史 -
本日は少し古い本ですが、今の楽天の飛躍の秘訣が垣間見れる本になっており、是非まだ読んでいない方にご紹介したい本です。
まず、あなたは楽天の会社名の由来をご存知でしょうか??
楽天の由来は、戦国時代、新興商人に対し城下町での自由営業を許した商業政策「楽市楽座」に、自分の境遇を天の与えたものとして受け入れ、くよくよしないで人生を楽観することを意味する「楽天」のイメージし、「楽天市場」というサービス名が生まれ、社名は楽天とした。だそうです。
そんな思いが込められている社名をもって、著者はどのように楽天を拡大してきたのか?
その秘訣が、5つあります。
その中でも自分が楽天らしいと思ったのが、『常に改善、常に前進』という標語。これを実践しているからこそ、きっと今の成長があるのだと思います。
あなたも楽天の『成功のコンセプト』を覗いてみませんか??
(2)ここに注目!!
- カイゼンという日本語が英語になったということは、その言葉の意味する概念が欧米には存在しなかったということを意味している。
改善という言葉には、1回きりではなく継続する、積み上げるという意味合いも含まれているからだろう。 - 人間の力には、3つの種類がある。実力と能力と潜在能力だ。
- 1人1人が潜在能力を引き出せば、企業の能力は飛躍的に向上する。1つ1つの企業の能力が向上すれば、社会そのものが大きく変わるはずだ。
- たとえ毎日1%の改善でも、1年続ければ37倍になる。
1.01の365乗は37.78になるからだ。これは、1人の人間の話だけれど、組織と考えればもっと大きなことが起きる。 - これからの世界を動かすのは既存の大企業ではない。新しく生まれた事業や、新しい産業が世の中を動かそうとしているのだ。
- 伝統を守るためにも、新しいことをしなければならないのだ。
ましてインターネットの世界でビジネスをする僕たちは、24時間いつでもこの気持ちを持っていなければいけない。
仮説・実行・検証という行動形式は、そのための強力な武器なのだ。 - 人と人のコミュニケーションが急速に失われている現代だからこそ、人はコミュニケーションを求めているのだと思う。
- ビジネスの世界においてもスピードは極めて重要だ。
- 仕組化とは、まず第一に改善を続けられる仕組みを意味する。
- 顧客満足度が、あらゆるビジネスが目的とすべき指標であることは議論の余地がない。
- what can i do for customer?
ビジネスのアイデアや方針に悩んだら、まず自分の心にそう問いかけてみよう。 - ビジネスにスピード感をつける最良の方法は、当時者意識を持つこと、つまりは自分が仕事の主人公になるということだ。
- できない理由を探すから、不可能に思えるのだ。できる理由を探していけば、不可能を可能にする方法が必ず見えてくる。
(3)目 次
- 常に改善、常に前進
- Profesionalismの徹底
- 仮説⇒実行⇒検証⇒仕組化
- 顧客満足の最大化
- スピード!!スピード!!スピード!!
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!