- 本日のお勧め本「『感動が、人が動かす』」
- ここに注目!!「『大丈夫、われわれにはできる』」
（１）本日のお勧め本
涙の数だけ大きくなれる! - 木下 晴弘 -
本日は、『感動が人が動かす』をモットーに、学力だけではなく人間力も伸ばす指導をする著者が、モットーの通り感動する物語を集めた本をご紹介したいと思います。
この本は、どの物語も感動する話ばかりなので、そのまま１つをほぼ書いてみました。
そんな本書ですが、やはり人は感情によって動くのだなという事をつくづく感じます。
この本の中にもでてきますが、子どもと親の架け橋となる塾、こういった学校や塾が日本中にあればきっと日本はもっと良くなるんだろうなと感じました。
是非、皆さんも読んでみて下さい。
（２）ここに注目！！
- 夢は、視野を広げてものごとの価値を考え直してみると、本当に大切なことが見えてくるということなのです。
- ます。そしてお客さんに『どうぞ空いているあちらのレジへお回りください。』と言ったその時です。
あるレジ打ちの女性
この女性は、何をしても続かない人でした。
田舎から東京の大学に来て、部活やサークルに入るのはよいのですが、すぐにイヤになって次々と所属を変えていくような人だったのです。
就職も転々とし、結局彼女は派遣会社に登録しました。
ところが、派遣も勤まりません。すぐに派遣先の社員とトラブルを起こし、イヤやことがあればその仕事をやめてしまうのです。
ある日のことです。
スーパーのレジで打つ仕事が紹介されました。
『私は昔、ピアノの練習中に何度も引き間違えたけど、繰り返し弾いているうちに、どのキーがどこにあるかを指が覚えていた。そうなったら鍵盤を見ずに、楽譜を見るだけで弾けるようになった』
彼女は昔を思い出し、心に決めたのです。
『そうだ、私は私流にレジ打ちを極めてみよう』と。
そして数日のうちに、ものすごいスピードでレジが打てるようになったのです。すると不思議なことに、これまでレジのボタンだけ見ていた彼女が、今まで見もしなかったところへ目がいくようになったのです。
いろいろなお客さんを見ているうちに、今度はお客さんの行動パターンやクセに気づいていくのです。
『この人は安売りのものを中心に買う』とか、『この人はいつも店が閉まる間際に来る』とか、『この人は高いものしか買わない』とかがわかるのです。
そんなある日、いつも期限切れ間近かの安い物ばかり買うおばあちゃんが、５０００円もする尾頭付きの立派なタイをカゴに入れてレジへ持ってきたのです。
彼女はビックリして、思わずおばあちゃんに話しかけました。
『今日は何かいいことがあったんですか？』
『孫がね、水泳の賞を取ったんだよ。今日はそのお祝いなんだよ。いいだろう、このタイ』と話すのです。
『いいですね。おめでとうございます。』
お客さんとコミュニケーションをとることが楽しくなったのは、これがきっかけでした。
そんなある日のことでした。
『今日はすごく忙しい』と思いながら、彼女はいつものようにお客さんとの会話を楽しみつつレジを打っていました。どうしたことか５つのレジが全部あいているのに、お客さんは自分のレジにしか並んでいなかったのです。
店長があわてて駆け寄ってきましたが、お客さんは店長に向かって言いました。
『放っておいてちょうだい。私はここへ買い物に来てるんじゃない。あの人としゃべりに来てるんだ。だからこのレジじゃないとイヤなんだ。』
その瞬間、彼女はワッと泣き崩れました。
（３）本日の気づき
（４）目次
- 仕事がイヤになったら・・・
- 仕事がつまらなくなったら・・・
- 人間関係に悩んだら・・・
- あなたにできることは何か？
- あなたが大きくなるために・・・
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました！ 感謝！！
