- 本日のお勧め本 「『重要なもの』をいかに見極めるか」
- ここに注目!!「複雑に見えるのは、我々の認識の問題だ」
- 本日の気づき「TOC理論」
(1)本日のお勧め本
ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな! - エリヤフ・ゴールドラット
本日は、『ザ・ゴール』で有名な著者の5年ぶり最新作をご紹介したいと思います。
『ザ・チョイス』という題名通り、重要なものをいかに見極めるかということに焦点を当てており、『何が本当に重要か』を見極めることができれば企業の業績は向上する可能性を秘めているということです。
本書の中で『選択の自由とは、与えられた機会に気づいて、それを真の機会にかえることができる能力も関係があるということ』と述べています。
『ザ・ゴール』ほど理論的な展開ではありませんが、アパレルの実例のレポートが掲載されており、この部分を読むだけでも充分に価値はあります。
まだ、『ザ・ゴール』を読んだことのない人も、既に読んでしまった人も一見の価値ありの本になります。
(2)ここに注目!!
- この場合の複雑という言葉の定義は『システムに与えられている自由度が高ければ高いほど、システムはより複雑』という具合になる。
- 個人と組織の唯一の違いはおそらく、組織の場合は、根本的な前提が前提としてではなく、事実として認識されている点だろう。
- ニュートンは、『自然は想像以上にシンプルで、自ら調和している』と言っている。
- 現実は複雑だという概念と、対立は当たり前だと考えてしまっていることを深く理解することが、3つ目の障害を克服する大きな役に立つといったらどうだろう。
- 人は、問題を相手のせいにしたがる。それが3つ目の障害だ。
- オックスフォード辞書には、『心地よい矛盾のない状態を形成する質』『同意、または強調』と定義されていた。また、ウェブスター辞書には、『意見、および行動における適合性』『意見の合意』などと定義されていた。
これは、私が理解する『調和』と言う言葉の定義ともに一致している。 - 私たちの一般的なソリューションを、具体的な事例に適用することができるかどうかを確かめる際、私が決まって行なうことがある。それは、そのソリューションのベースとなっている前提が、その事例に通用するかどうか、何度も何度も確認することだ。
- 明晰な思考をする鍵は、循環ロジック、つまり議論がぐるぐると同じところを堂々巡りするのを避けることだ。それだけだ。
- 『ものごとは、そもそもシンプルである』と信じることが、抽象的なものの有効性を確認するための扉を大きく開いてくれるんだよ。
- 少しでも気になることがあったら、すぐにその原因と結果について考えてみるんだ。実際に確認できた結果が多ければ多いほど、その原因の有効性は高くなる。
そういう訓練を数多くするといい。訓練すればするほど、だんだん簡単になっていく。
数多く練習して、それが癖になったら、人はおまえのことをきっと『天才』と呼ぶようになるよ。 - 直感は、感情から生まれる。ただし何も関心がないことについては、直感は湧きようがない。
つまり、私たち人間は、感情、直感、ロジックという三本脚の椅子の上に立っているようなものなんだ。 - 直感が強くなればなるほど、ロジックをうまく展開できる可能性は高まり、ひいては、良好な結果につながる可能性も高まっていく。
- TOCは、次の2つの重要な信念によって支えられている。
・人はもともと善良である
・ものごとは、そもそもシンプルである。 - ゴールドラット博士は、『ものごとが複雑に見えているのは、我々の認識の問題であって、そもそも本質はシンプルなのだ』と常に語る。
(3)本日の気づき
TOC理論というと、最近では本書の監訳をつとめている岸良さんが本をだされていますので、こちらは入門書的な役割がありこの本が難しいという方には最適です。
全体最適の問題解決入門
―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!
岸良 裕司
http://www.amazon.co.jp/dp/4478006008/ref=nosim/?tag=azzu017-22
(4)目次
- 2つの選択肢
- あらためて、常識とは何か
- なぜ、当たり前のことができないのか
- ものごとは、そもそもシンプルである
- 矛盾と対立
- 信念を行動に
- 調和
- 決して、わかったつもりになるな(PART1)
- ウィン・ウィン
- 決して、わかったつもりになるな(PART2)
- 機会はいくらでもある
- 販売期間の短い製品
- 限界なき可能性
- 明晰な思考とトートーロジー
- コンフォートゾーン(PART1)
- 人はもともと善良である
- コンフォートゾーン(PART2)
- 感情、直感、そしてロジック
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
