- 本日のお勧め本 「第200号は、ここ1年で最も影響を受けた人物の本」
- ここに注目!!「人材がよくなければ、組織が成功する望みはない。」
- 本日の気づき「とうとう200号」
(1)本日のお勧め本
マイクロソフトでは出会えなかった天職~僕はこうして社会起業家になった - ジョン ウッド
LBCも200号を迎えました。
200号でどんな本を紹介しようかと考えましたが、自分がここ1年で最も影響を受けた人物の1人の本をご紹介したいと思います。
その人はジョン・ウッドという人で、ルーム・トゥ・リードというNPO団体を設立した人です。
具体的には、HPを見て頂く方が早いと思いますが、ネパールやカンボジアに図書館や学校を建てるという活動をしています。
ここまでの規模で活動している団体は、ユニセフとかを除けば非常にマレであり、慈善活動にビジネス的考え方を加えて伸びているNPO団体です。
日本には寄付の文化があまり根付いていないと思われるかもしれませんが、1年くらいルーム・トゥ・リードで活動していて分かったことは日本にも寄付をしたいと思っている人はたくさんいて、特に大学生はそういう想いを持っているが何をしたら良いのか分からないということです。
きっとジョンの素晴らしいビジョンに共感した人が集まったからだと思います。
この本から学べることは、『大きく考えること』そして『大きく考えれば目標はおのずと実現する』ということ。
この本を通じて、ルーム・トゥ・リードという素晴らしい団体があることを、そしてその団体が日本でも活動していることを1人でも多くの人に伝えたいと思います。
(2)ここに注目!!
- 自分がどれだけ多くのことができ、どれだけ多くのものになれるかという可能性を知れば どんな人間も不安でたまらなくなる - セーレン・キルケゴール
- 会社が大きくなればなるほど、努力と結果の相関関係は小さくなるものだ。
マイクロソフトで変化を起こせないのなら、ここを去ればいい。自分で事業を立ち上げ、やるべきことが増えているネパールのプロジェクトに、僕の有り余るエネルギーを集中させよう。 - シドニーにいる友人のマイクは、最高のアドバイスをくれた。
『バンドエイドをはがす方法は2つある。痛いけどゆっくりはがすか、痛いけど一気にはがすか。きみが選ぶんだ』 - 私がマイクロソフトで何か学んだとすれば、『大きく考えること』です。大半の慈善活動は、1つか2つ学校を建てるだけです。私は数百校建てたいと思っています。
- 人材がよくなければ、組織が成功する望みはないからだ。
- ポーターは、旅行業界の歴史を通して、レンタカーを洗車した人はだれもいないと言いました。所有している意識がなければ、長期的なメンテナンスはしないのです。私たちのプロジェクトも同じだと思っています。
- 若い組織には、粘り強さと営業能力を兼ね備えたスタッフが必要だ。
組織が若いほど、スタッフの給料を払い、組織を成長させて維持できるだけのビジネスを確立しなければならないことを、忘れがちになる。 - 重要なのは、相手の『ノー』を答えとは思わず、何度でも可能性を追い求める精神がDNAに組み込まれていることだ。たとえば、僕は断られたらこんなふうに言う。『ダメですか?「いまはダメ」という意味ですよね?』
- 大きく考えれば、目標はおのずと実現する。大胆な目標は大胆な人々を引きつけるからだ。
- ルーム・トゥ・リードのモットーは、「チープ&チアフル(カネをかけずに元気よく)」だ。
- ルーム・トゥ・リードを差別化するひとつの方法として僕が考えたのは、実際の成果を報告し、新しい情報をこまめに伝えることだ。「やろうと思っていること」を話すのではなく、やってきたことを話そう。
- マイクロソフトで学び、ルーム・トゥ・リードにしっかり植えつけたいと思っているもうひとつの教訓は、忠誠心だ。
- 『施しを与える』のではなく、『人に投資する』。グラミン銀行が広く知られるようになった主な理由は、世界中のボランティアを鼓舞してマイクロクレジットを実践させたからだ。ルーム・トゥ・リードも同じことをできるように手伝いたい。
- NPO界のマイクロソフトをめざすルーム・トゥ・リードは、慈善活動の新しいビジネスモデルとしても注目されている。
主な方針は
1)活動の成果や出費の内訳を詳細な数字で報告する。
2)人件費などの運営コストを抑え、実際の活動に最大限の投資をする
3)地域社会も資金や労働力を提供し、住民が主役となってプロジェクトを定着させる
4)地元の優秀なスタッフを集め、地元の文化に合わせたプロジェクトを育てる
(3)本日の気づき
やっと200号を迎えることができました^^。
「レバレッジ・リーディング」という本田直之さんが書かれた本を読んでから、ほぼ毎日本を読むようになり何かアウトプットしたいという思いからLBCを始めました。
ここまでたくさんの皆さんに読んでもらえるようになり、まだまだこれからたくさんの人に読んでもらえるように努力をしていきたいと思います。
本当に読者の皆さんには感謝します^^。いつも読んでもらい有難うございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。
(4)目次
- ネパールとの出会いマイクロソフトとの別れ
- ゼロからの出発
- 新しいステージへ
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!