- 本日のお勧め本 「広告の未来を予測する本」
- ここに注目!!「広告はなくならない。だが重要性は著しく減少する」
- 本日の気づき「石原明先生の勉強会へ。」
(1)本日のお勧め本
次世代マーケティングプラットフォーム~広告とマスメディアの地位を奪うもの - 湯川 鶴章
本日は、広告の未来を予測する本をご紹介したいと思います。
テレビCM崩壊という本が2006年に出版されましたが、今後メディア企業はどのように生き残っていくべきかが、著者の取材をもとに明確に示されています。
日本ではただ液晶に広告を流しているだけと思われているデジタルサイネージもアメリカや中国では1つの媒体として定着しており、この媒体がターゲティングが可能になれば将来的に非常に有望なメディアの1つになると語っています。
是非、メディア関係者だけではなく、これからの世界を占う意味でも非常に興味深い本になってますので、一読をオススメします。
(2)ここに注目!!
- テレビCMが崩壊すると予想される時期に関して多くの人と議論したが、意見は大別すると次の3つになる。
1つ目は、デジタルネイティブが広告主企業の中で決裁権を持つようになる時期という意見。
2つ目が、効果測定が可能なネット広告に広告主が慣れてくるときという意見。
3つ目が、2011年の情報通信上の施行でテレビ界の構造が激変するとき。 - シリコンバレーの著名コンサルタントであるレジス・マッケンナ氏の『Total Access』という本。この本の中でマッケンナ氏は、マーケティング部署の役割の多くがコンピュータによって取って代わられる傾向にあると指摘している。
- insidesales.comは、電話セールスを含む自動マーケティングのツールを提供している。
- 広告はなくならないだろうが、重要性は著しく減少するだろう。広告と360度マーケティングのバランスは、360度マーケティングのほうに急速に傾くだろう。
- デジタルサイネージ関連のテクノロジー企業show&tell procutionsの最高技術責任者マノロ・アルマグロさんは、『客を逃さないような場所、たとえばエレベーターの中や病院、歯医者の待合室。
あとはカジノやバー、スポーツ競技場などもデジタルサイネージの広告効果が高い』と言う。 - デジタルサイネージが既存メディアを超える広告媒体になれるのかどうか。それは2つの要素にかかっている。1つは、効果測定手法の確立、もう1つはハード、ソフト、広告配信の標準化である。
- 米国で取材したOmniture Summitには、非常に多くのコンサルティング企業が参加していた。何人かのコンサルタントと話をしたが、やはりコンサルティングの重要性が増しているという。
『オンラインのデータ、ツール同士を連携するのは、それほど大変じゃないんです。大変なのは、オフラインとオンラインの連携なんです。そこにはコンサルタントの知恵が必要なんです。』と、カナダのあるコンサルタントが語ってくれた。 - 今日、米国のIT企業の経営者に今後の戦略をたずねると、『戦略はない。顧客の声にこたえていくことだけだ』という回答が増えてきている。
- メディア企業の生き残り戦略としては2つ考えられる。
1つはエージェンシー化。他の企業のメディアサイト運営の支援事業である。
2つ目の戦略は。、ターゲットメディアの運営である。ターゲットメディアとはリーチは小さくても明確なターゲット層に向けて、受け手の趣味趣向、世界観に合ったメッセージを発信する媒体だ。 - 断言しよう。すべてのメディアはターゲットメディアに向かう。そして、ユーザーが参加できる
コミュニティ作りがメディアの重要な役割になる。つまり、参加型メディアである。メディアビジネスは間違いなくこのビジョンの方向に進化するだろう。
(3)本日の気づき
石原明先生の勉強会へ。
この勉強会は毎月開催されているのですが、今回で80回を超えるとのこと。
約8年間も続けているってそれだけでスゴイですよね。
この会に参加すると良い刺激を受けるので、これからも参加をしていきたいと思います。
(4)目次
- 広告の『終焉』と『周縁』
- 広告からテクノロジーへ
- ネットに拡大するマーケティングプラットフォーム
- リアルとネットの融合1 デジタルサイネージ
- リアルとネットの融合2 モバイルウェブ
- そして覇者なき市場へ
- 次世代マーケティングプラットフォームの課題
- メディアと広告そしてすべての企業の未来
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
