- 本日のお勧め本 「デカルトって誰?」
- ここに注目!!「良識はこの世でもっとも公平に分け与えられているもの」
(1)本日のお勧め本
方法序説 - デカルト
本日は、デカルトの『方法序説』をご紹介したいと考えます。
デカルトって誰?というあなたの為に少し解説を・・・。
有名な言葉では『われ思う、ゆえにわれあり』という、彼がいっさいの外的権威を否定して到達した、思想の独立宣言でしょう。
あとは、『形而上学』。形而上学とは何か?
物理学を「対象の振る舞いの法則」について考えるものだとするなら形而上学は「法則が存在する理由」を問うものだと言える。「りんごが落下するときにどのような落下の仕方をするか」は物理学で説明出来るが「なぜそのような法則が存在するのか」については物理学で説明出来ない。このような問いかけを形而上学的だ
と表現する。wikipedia より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E8%80%8C%E4%B8%8A%E5%AD%A6
そんなデカルトが書いた序説に興味があり、読んでみましたが100Pちょっとなのに非常に読むのに時間がかかりました。
是非、みなさんも歴史上の一人物との対話を楽しんでみてください。
(2)ここに注目!!
- 良識はこの世でもっとも公平に分け与えられているものである。
というのも、だれも良識なら十分身に具わっていると思っているので、他のことでは何でも気難しい人たちでさえ、良識については、自分がいま持っている以上を望まないのが普通だからだ。 - わたしの目的は、自分の理性を正しく導くために従うべき万人向けの方法をここで教えることではなく、どのように自分の理性を導こうと努力したかを見せるだけなのである。
- すべて良書を読むことは、著者である過去の世紀の一流の人びとと親しく語り合うようなもので、しかもその会話は、かれらの思想の最上のものだけを見せてくれる、入念な準備のされたものだ。
- 幸福に生きられるように、当座に備えて、1つの道徳を定めた。それは3つ4つの格率から成るだけだが、ぜひ伝えておきたい。
第一の格率は、わたしの国の法律と慣習に従うことだった。
第二の格率は、自分の行動において、できるかぎり確固として果断であり、どんなに疑わしい意見でも、一度それに決めた以上は、きわめて確実な意見であるときに劣らず、一貫して従うことだった。
第三の格率は、運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに努めることだった。 - 『わたしは考える、ゆえにわたしは存在する(ワレオモウ、ユエニワレアリ)』というこの真理は、懐疑論者たちのどんな途方もない想定といえども揺るがしえないほど堅固で確実なのを認め、この真理を求めていた哲学の第一原理として、ためらうことなく受け入れられる、と判断した。
- 多少とも重要だと判断するすべてのことを、その真理の発見に応じて書き続ける、しかもそれを、印刷させようとする場合と同じくらいの周到な注意をもって書き続けることが本当に必要なのである。
(3)目次
- 学問にかんするさまざまな考察
- わたしが探求した方法の主たる規則が見だされる
- わたしがこの方法をひきだした道徳上の規則のいくつか
- 神の存在と人間の魂の存在を証明する論拠 計而上学の基礎
- わたしが探求した自然学の諸問題の秩序
- わたしが自然の探究においてさらに先に進むために何が必要だと考えるか
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!
