天性のサービスマインド
ある年、職場の送別会の幹事長になった。
参加者300名ほど。定年退職者の中には名誉教授の称号を受ける功績ある教員が数名。例年以上に不手際なく会を運ばなければならなかった。こんな年に幹事長になるとは運が悪い…。
送別会の会場はホテル日航福岡。営業部、宴会サービス部と数度の打ち合わせと料理の試食を済ませて当日を迎えた。私たち6名の幹事は、開始時刻の2時間前にホテルに入った。サービスの責任者と最後の打ち合わせを行うと、彼は「お任せください。時間までコーヒーでもお飲みになってお待ちください」と、私たちの心配をかき消すようにニコッと微笑んだ。





