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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 075回 『SYな人にならない為に必読!!』

075回 『SYな人にならない為に必読!!』

  1. 本日のお勧め本「 皆さん、GDPって何か分かりますか??」
  2. ここに注目!!「強い組織やできる人はみな、数字で把握し、環境や原因と結果(数字)を関連づけ、数字を改善し、つくっていきます。」
  3. 本日の気づき「何か課題をつくって、一定時間を必ずその事を考えるようにする事が何かを身に付ける時に必要なのだと思いました。」


(1)本日のお勧め本

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 - 小宮 一慶

 
 皆さん、GDPって何か分かりますか??GDP=国内総生産という事は知っている方がほとんどだと思いますが、その定義は??と聞かれたら何人の方が答えられるでしょうか?
自分もこの本を読むまでは正直明確に答えられませんでした・・。
このような良く耳にする言葉の定義=基準を知っておく事が、数字を把握する上で非常に重要であると著者は説いています。
マクロ経済・ミクロ経済にて各10個づつの言葉の定義が分かれば、著者も大枠は把握できると言っており、この基礎となる部分が非常に大切なのです。
 
そして、とにかく数字に関心を持つことなのだと思います。
この数字力が身につけば、把握力・具体化力・目標達成力が身につきます。

是非、「発見力」「解決力」養成講座と併せて読んで頂く事をお奨めします!!

ビジネスマンのための「発見力」養成講座小宮 一慶

 
 ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))
 小宮 一慶


(2)ここに注目!!

  • 数字力というのは、下記3つが身につくことだと思っています。
    1.把握力  : 全体を把握する力
    2.具体化力 : 具体的に物事を考える力(これは発想力にもつながります)
    3.目標達成力: 目標を達成する力
  • 強い組織やできる人はみな、数字で把握し、環境や原因と結果(数字)を関連づけ、数字を改善し、つくっていきます。
  • GDPって何ですか?
    「一定期間内に国内で生み出された付加価値の総額」付加価値って何ですか?
    「売上げ マイナス 仕入れ」
    その企業活動で、仕入れたものと売上げとの差額が付加価値で、その日本国内全体での合計が国内総生産=GDPだったのです。
  • 働く人の1人当りの付加価値額、つまり日本全体では1人当りのGDPがあがらないと給料もあがらない。
  • ビジネスマンにとっては、マクロ経済の数字、ミクロの会計の自社の数字、この2つを「把握」していること、つまり、定義を知り、個別の数字を知り、数字と数字を関連づけて、市場の動きや売上げの推論ができることが大事になのです。
  • まず、大きな数字をとらえる。小さな数字にとらわれて大きな数字を間違わない、ということです。全体と個別のバランスを見つつも、大きなところは絶対に外さない、これが大事です。
  • 定義を知らないまま数字を扱うのはとても危険です。定義を正確に知ることによって、はじめて数字がよく分かるようになります。数字の癖が分かることもあります。
  • 数字力を阻害する6つの罠 
    1.主観の罠 
    2.見え方の罠
    3.常識の罠
    4.統計の罠
    5.名前の罠
    6.思い込みの罠
  • 数字力が高まる5つの習慣
    1.おもな数字を覚えておく
    2.定点観測をする
    3.仮説を立てて部分から全体の数字を推測する
    4.数字を関連づけて読む
    5.常に数字で考える
  • 本を出すようになって、出版社の人に聞いたのですが、出版社では、紀伊国屋書店の毎日のPOSデータで、日本全体でいま、ある本がどのくらい売れているかを推測しているそうです。一般には、紀伊国屋での売上げを15倍から20倍すると、全国での売上げが推測できるそうです。
  • 数字というのは最終的には「詰め」なんです。仕事のできる人は、最終的には、数字に落とし込めるし、そうしようとします。努力賞で終わることをよしとしません。

(3)本日の気づき

小宮さんはこの本でヤフーのトップニュースになるほどの仕掛けをしました。『SY』という言葉をつくってしまいました。
ちなみに意味は数字読めないです。

この会計の本というよりも数字に関心を持つための「会計を学ぶ前に読む本」的な要素が強いと思います。ただ、会計のプロはいつも数字を意識している事を考えると日常からの積み重ねがいざという時に役に立つのだと思います。考える際の集中力も大事ですが、考えている時間も重要だという事だと思います。人ってどうしても楽しい事、得意な事を考えるような傾向がありますが、何か課題をつくって、一定時間を必ずその事を考えるようにする事が何かを身に付ける時に必要なのだと思いました。

最後に著者がミクロ会計の数字でこれだけは抑えておくべき10項目を参考までに明記しておきます。
1.資産、負債と純資産 
2.売上原価と仕入れ、製造原価
3.棚卸資産
4.減価償却
5.売掛金と買掛金
6.売上げ総利益と営業利益、経常利益
7.営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー
8.利益とキャッシュフロー
9.財務会計と管理会計
10.時価会計


(4)目次

  1. 「数字力」で世の中の見え方が変わる!
  2. 数字の見方 7つの基本
  3. 数字力を阻害する6つの罠
  4. 数字力が高まる5つの習慣

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!