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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 048回 『知的生活の方法』⇒昔も今も変わらない大切なものとは??

048回 『知的生活の方法』⇒昔も今も変わらない大切なものとは??

  1. 本日のお勧め本「変わるものより変わらないものの方が多いと感じました。」
  2. ここに注目!!「最後に、最も大切なる訓:己に対して忠実なれ、さすれば夜の昼に継ぐが如く、他人に対しても忠実ならん。(『ハムレット』第一幕第三場より)」
  3. 本日の気づき「『朝の時間は金貨をくわえている』というゲーテの訓え通り、少し朝方にシフトしてみたいと思いました・・・。」


(1)本日のお勧め本

知的生活の方法 (講談社現代新書 436) - 渡部 昇一

価格:¥ 756

 
 本日は、1976年4月20日に第1刷が発行され、2007年7月18日に第72刷が発行されているというロングセラーの『知的生活の方法』を紹介したいと思います。

この本は、勝間さんの『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』を読んでいて、知的生産でアマゾンで検索していたらたまたま目につき、購買しました。

こんな古い本でも、本質は変わっておらず、やはり『マインドセット』の中にも書いてありましたが変わるものより変わらないものの方が多いと感じました。

是非、皆さんも手にとって読んでみて下さい!!


(2)ここに注目!!

  • 最後に、最も大切なる訓:己に対して忠実なれ、さすれば夜の昼に継ぐが如く、他人に対しても忠実ならん。(『ハムレット』第一幕第三場より)
  • 個人の進歩と工場という立場から『己に対して忠実なれ』という言葉を解釈してみたいと思う。
  • わからないものをわからないとし、ほんとうにわかったものだけをわかったことにしようという決心は、あとで哲学史でしったことによれば、デカルトの出発点だったようである。
  • 漱石にしろ、芥川にしろ、本物だから、成人になってその味がわかる年頃になってからでもおそくない。ところが成人になったころにはそういう本格的なものを読む人が少ないのがむしろ日本の読書界の欠点なのではないか。
  • 繰り返し読むということは、筋を追うのとは違って、読む側の脳細胞を微妙に変えるらしい。つまり趣味が形成されてくるらしいのである。
  • 何かを感じ取るためには反復によるセンスの練磨しかないらしいのである。
  • 世の中に古典と呼ばれる本がある。これは何度も何度も読み返され、時代を経ているうちに残った本のことである。
  • あなたは繰り返し読む本を何冊ぐらい持っているだろうか。それはどんな本だろうか。それがわかれば、あなたがどんな人かよくわかる。まず、2・3年前に読んで面白かったと思うものを片っ端から読み直してみられるとよい。そして何冊か読み直して面白かったらそれだけをとっておき、また来年か再来年読み返してみるのである。そうしつづければあなたの古典ができ、いつの間にか読書趣味が鋭敏になっており、本物の読書家の仲間に入っていることになるであろう。
  • 『刀の目利きになるいちばん確実な方法は、自分の所有物として持ってみることでしょうな』と私の恩師である故佐藤順太先生は言われた。これはまさに本にも当てはまる話ではないだろうか。凡人の場合、身銭を切るということが、判断力を確実に工場させるよい方法になる。
  • 西洋のことわざに、『あなたの友人を示せ、そうすれば、あなたの人物を当ててみせよう』というのがあるが私はこう言いたい『あなたの蔵書を示せ、そうすればあなたの人物を当ててみせよう』と。
  • 良い本を予知するカンを養う一番良い方法は、何と言っても、『読んでよかったなあ』とほんとうに自分が思った本を自分の周囲におくこと、そして時々、それを取り出してぱらぱら読み返すことなのである。その修練ができておれば、書店で立ち読みしただけで、ピーンと来るようになる。
  • 本は不思議なものである。買えばよいというものでもないが、買わなければまた駄目なものである。買えば知識が増す、という簡単なものならば、本を買う財力と知力と同じということになる。
  • 知的生活とは絶えず本を買い続ける生活である。したがって知的生活の重要な部分は、本の置き場の確保ということに向かざるをえないのである。つまり空間との格闘になるのだ。
  • お金のいちばん大切な使い方は、時間を買うということである。私の考えはこうだ。50歳になって、余生20年と思う必要はない。お金があれば、それを倍に引き伸ばすことができる。30歳のときと同じ春秋に富んでいると考えてよい。
  • 早起きで偉大な知的活動の業績をあげた人と言えば、カントのほかにゲーテが 有名である。『朝の時間は金貨をくわえている』という有名な格言もたしか彼のつくったものであった。
  • ハマトンによれば、長期にわたるワインの飲用は、脳の細胞に独特の栄養を与え、その活動を老齢にいたるまで衰えさせないことである。
  • よく射る弓は、よく弛ませなければならない。同じように、よく使う頭はよく休めなければならない。コウスティングはその1つであるが、積極的に気分転換をする方法としてはスポーツがあり旅行がある。

(3)本日の気づき

本を読むことの意味について改めて気づきを得ました。

今までは自分の古典を持つという意識はあまりなく、読み返したい本をたまに読み返すくらいで、今後は定期的に読み返し古典をつくっていきたいと思います。

そして、『時間』の使い方を見直して、『朝の時間は金貨をくわえている』というゲーテの訓え通り、少し朝方にシフトしてみたいと思いました・・・。

あと、最近は流行りの本よりも土井英司さんの『成功読書術 ビジネスに生かす名著の読み方』の中で紹介されているような本を読む機会が多くなってきました。

少し本のこの好みが変わってきたのかもしれません・・・。


(4)目次

  1. 自分をごまかさない精神
  2. 古典をつくる
  3. 本を買う意味
  4. 知的空間と情報整理
  5. 知的生活と時間
  6. 知的生活の形而下学

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!