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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 031回 閉塞感から幸せ感へ?『組織の起動スイッチ!』⇒組織変革とは??

031回 閉塞感から幸せ感へ?『組織の起動スイッチ!』⇒組織変革とは??

  1. 本日のお勧め本「自分が社員であるかのようにのめりこんでしまう1冊です」
  2. ここに注目!!「最低限必要な諸改善策が、時系列的に整合性を持って組み立てられていることが絶対条件である。」
  3. 本日の気づき「経営者の方もそうでない方も色々な立場にたって読める1冊ではないでしょうか?」


(1)本日のお勧め本

組織の起動スイッチ! - 丸山 琢真

価格:¥ 1,575

 
本書は、(株)エバーブルーというコンサル会社の社長である丸山氏が書いた本である。

株式会社フードミックスという会社を舞台に、フードミックスのCEO春日隆之・COO皆川三郎・取締役後藤太陽とコンサルタントの黒田氏の計4名を中心に、どのように組織改革に社員と共に取り組んでいくかを事細かく描かれた本になります。

非常にポイントを抑えた内容であり、また自分が社員であるかのようにのめりこんでしまう1冊です。

経営層の方々にも、是非一度会社のミッション・ビジョン・バリューを見直す良い機会にして頂きたいと考えます。 


(2)ここに注目!!

  • 変革順序と整合
    『やるべきこと』と『やっていること』の順序で狂っていたり施策が関連していないつぎはぎだと、社員は変革の目的やゴールを見失い、組織変革は頓挫する。組織変革にはストーリー性、つまり最低限必要な諸改善策が、時系列的に整合性を持って組み立てられていることが絶対条件である。
  • 組織変革の5つのフェーズ
    第1フェーズ = 変革準備期
    第2フェーズ = 変革黎明期
    第3フェーズ = 変革始動期
    第4フェーズ = 変革加速期
    第5フェーズ = 変革安定期
  • DNAの深化
    ‘文物’から‘らしさ’に近づくにつれ、ミッション・ビジョン・バリューは本質的な意味において『組織の遺伝子』『会社のDNA』という存在へ深化していく。このDNAこそが、ビジョナリーカンパニーとしてあり続ける最重要点なのである。
  • 組織を変える王道は、トップを変えることである。つまり、トップがマインドセットを変えることである。トップ自らが変わろうと覚悟し、変わろうとする背中と勇気を見せなければ改善しない。
  • 黒田はこれまで多くの企業のミッション・ビジョン・バリューを調査してきたが、その八割以上が整合しているとは思えなかった。中には、バリューで『チームワーク』を謳っていながら、ビジョンで1人ひとりの売上至上主義が前面に出されるなど、首を傾けざるおえないものもあった。
  • 企業規模にもよるが、ある程度ポジション階層がある場合は、経営陣は当然として事業部をまとめる役職にある上級管理職をも変革に巻き込むことは、彼らを方向性に対し能動的にさせ、大きな伝道・推進力となる。
  • 2:6:2の法則
    組織に何らかの刺激を与えて改善につながる過程においては、必ずそれに抵抗する反乱分子が付きものである。全体の2割が賛成、6割が従順もしくは受け身、残りの2割が反対に属する。
  • 組織変革成功のためには経営陣の変革成功への明確なイメージ(ミッション・ビジョン)と達成へのこだわりが重要である。『本当に現実にしたいのだ』と示し続け、変革に必要な策を施行し続ける愚直さが、途中で頓挫しがちな変革をやり抜く秘訣である。
  • 変革を走り続ける
    本格的な変革の前半は、社員にはまだ緊張感や今までとは違うことに対するワクワク感が存在するが、変革加速期後半は徐々に疲弊してくる。そこで経営陣が怯えて手を緩めたり、不安を感じて方向性を疑い始めると、その不安はブレに加速を与え、失敗する。したがって、変革加速期後半は、とくに経営陣はとにかく走り続ける気概と覚悟をもって挑まなくてはならない。
    さもなくば、それまでのすべてがダメになる。
  • 変革の死の谷
    変革当初は半信半疑だった社員も徐々に変革が進むにつれて、次々と変化する現実を受け入れなければならなくなる。変革の影響をまともに食らう社員、とくに一般社員やミドルに感情的ストレスが蓄積されてくる。これを変革の『死の谷』と呼ぶ。ここで変革を指揮する経営陣がどう反応するかで、変革の成功か失敗かが決まる。
  • EXITのタイミング
    組織変革の主要な打ち手をほぼ終了し、死の谷を乗り越えて社員の士気が急に向上し始めるころには、一定期間変革をフリーズするEXITの時期とみるのがよい。ずっと変革をし続けると、慢性疲弊に陥り希望や期待を押しつぶし完全磨耗させてしまい、組織崩落を引き起こす危険性がある。それ以降は改善してきたものを安定運用することに注力をすべきである。
  • 企業理念の策定は、企業のアイデンティティ、社員の心の拠り所を明文化することで、いかなる経済変動の下でも強固な組織として永続的に存在しうる求心力を維持しようとする試みである。しかし現実には、そのほとんどが『作った』という事実にとどまり、社員に浸透するまでには至っていない。その目的が、社員のミッション・ビジョン達成へのロイヤルティ向上にある以上、一般社員まで浸透しなければ、企業理念などないも同然である。
  • 筆者の会社で実施している組織成長力診断サーベイ『ビタミンG』からそれを証明するかのような興味深いデータを分析・抽出することができた。その中で調査対象者が『最も自社にとって足らないもの』として寄せた回答の中で最も多いのは、『ビックピクチャー』と『オーナーシップ』である。
  • あなたが経営層に近いなら、自社のミッション・ビジョン・バリューを見直すことから始めてはじめていただきたい。やるべきことが明確になり覚悟を決めて取り組んだら、執拗に愚直に正しいと信じる変革を続け社員にその重要性を語り続けてほしい。

(3)本日の気づき

著者は外資系のコンサルファームを経験し、(株)エバーブルーという会社を立ち上げ、本の中に書かれている一部はこの会社が実践している内容になります。

企業が変革していく中で、様々なドラマが描かれこの本が実際にドラマになっても面白いなと考えたりしました。

それだけ、経営者・社員の心が如実に描かれており、ポイントではコンサルの視点での注意点が書かれており、自分の会社にあてはめて読むのも面白い本だと思います。

是非、経営者の方もそうでない方も色々な立場にたって読める1冊ではないでしょうか?


(4)目次

  • 新米取締役のジレンマ
    ?やる気をなくしている社員、現場を理解できないでいるトップ?
  • 経営陣、腹をくくる
    ?バラバラだった方向性や価値観を再構築しDNAを練り上げる?
  • 社員に改革のスイッチが入った!
    ?ミッション・ビジョン・バリューで社員の心を束ねる?
  • 改革、正念場へ
    ?不満が渦巻く中、正しいと信じることを愚直に推進する?
  • 死の谷を乗り越えて
    ?24ヶ月の改革を経てブレない組織を作り上げる?

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!