- 「仕事から生き抜く本」
- 「もはや、『安定』という言葉は存在しないのです」
(1)本日のお勧め本
本田式サバイバル・キャリア術 - 本田直之 -
本日は、本田直之さんの本をご紹介したいと考えます。
今の時代を生き抜く為には、何が必要なのかを考えさせられる本です。
『安定』という言葉が消えたといってもいいほど、今の世の中に安定は見当たりません。
それをチャンスと捉えるか、ピンチと見るかで全く違ぅ訳です。
そんな今の時代を生き抜く為のキャリア術を身につけるために必要な条件がこの本には満載です。
是非、これから社会人になる人も、既に社会人の人も1回は手にとって見る価値のある本です。
(2)ここに注目!!
- 「安定」はもうどこにもない。今や「安定」という言葉は消え去った。
100年に一度といわれる未曾有の不況により、過去の成功体験も常識も通用しない、個のスキルが求められる、「サバイバルの時代」がやってきた。 - 「連続性の時代」から「非連続性の時代」へ
順調にキャリアのステップを昇っていたつもりが、いきなり会社の合併やリストラにより自分のポストがなくなってしまう「非連続性の時代」へ突入した。 - 転職をしたら給料は下がる
転職すると30代までは給料が上がるが、40代、50代以降は給料がダウンする時代になっている。
会社に依存しているだけでは、40代以降は厳しい生活を覚悟しなくてはいけない。 - キーワードはサバイバビリティ
不安定かつ流動的な時代には、サバイバビリティ=「生き残る力」が不可欠。 - 「シングル・キャリア」から「マルチ・キャリア」へ
会社依存型キャリア=「コーポレートキャリア」にすがるのは非常にリスクが高い。社内「だけ」で通用するスキル、人脈、キャリアの形成と平行して、個人として通用する、スキル、人脈、キャリアの確立が必要。 - リスクをとらなければ現状維持すら不可能
所属している会社でしか通用しないスキル以外持たずに55歳になったとき、ある日突然リストラされたら、満足いく次の仕事をさがすのは不可能。
自己投資をして、個のスキルを磨き続けなければ「現状維持」すらできない。 - コーポレート・ブランドからパーソナル・ブランドへ
大企業にいると、「○○社の人間です。」とあいさつするだけで優秀な人間だと勘違いされる。しかし、それに満足していては一歩外に出ると生き残ることができない。 - 実際に会社を選ぶときに大切なのは、「勝ち馬」に乗ること
「勝ち馬」とは、人気がある、生涯年収が高いといった会社ではありません。
伸びている会社、強い会社、強い業界が勝ち馬といえます。
(3)目 次
- 個人サバイバルの時代へ――大きなうねりに目を向ける
- 決め手はサバイバビリティ――シングル思考からマルチ思考へ
- 会社で働き、キャリアを磨く――コーポレート・キャリアの法則
- 一生通用するキャリアを築く――パーソナル・キャリアの法則
- サバイバル・トレーニング――思考・行動・仕組みを鍛えなおす
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!