- 「大きな会社がすごい、というのは時代遅れです」
- 「アメリカ人の「幸せへの探究心」見習え!」
(1)本日のお勧め本
小さな会社のブランド戦略 - 村尾 隆介 -
本日は、『誰かに話したくなる小さな会社』では浜口隆則さんと共著を書いた著者の最新刊をご紹介したいと考えます。
『小さな会社のブランド戦略』という本の題名通り、SMALL BUSINESSをスムーズに立ち上げるにはブランドが必要であることを説いています。
アメリカでは起業は挑戦と見られ賞賛されますが、日本ではまだまだドロップアウトした感覚で小さいより大きい方がかっこいいと思われがちです。
小さな会社は、まずその会社の存在を知ってもらうことが大切。
知ってもらう為には、使命感を1人1人が持ち、ブランドを確実に築いていくこと。ブランドとは単にデザインだけではなく、仕事に対する徹底度も必要なのです。
この徹底する基準を知ることが1つの重要な要因なのではないでしょうか?
小さな会社だからできることをこの本は教えてくれます。
この本はパーソナルブランディングにも応用できるので、ぜひ起業してない人も読んでみてはいかがでしょうか?
(2)ここに注目!!
- 小さな会社がブランドらしく成長すると、その会社には引力のようなものが備わってきます。そして、その引力は、ファン、スタッフ、お金、チャンスなど、経営に必要なものを、会社に引き寄せてくれます。
- 会社や経営者、そこで働くスタッフに「使命感があるか否か」が、最終的には「引力の有無」にかかわってきます。
- 生き方と働き方が一致している人は、会社のことでも、自分のことでも、社会全体のことでも、理想像を描くのが、とても上手です。また、自分の人生に強い関心があるので、普段から「自分なりの最高の生活」について、しっかり考え、イメージを持つことができます。
- 小さなブランドを築いた人は、仕事の中のディティールにこだわる、徹底力のようなものを持っています。「ラスト10%」のつめが、後に大きな差になってくることを、よく知っています。
- 人口が減少していく日本では、あらゆる市場が縮小傾向にあります。そんな社会でのビジネスは、リピーターの確保が重要です。たくさんのリピーターを生めば、お客様1人あたりのマーケティングコストも格段に下がります。
- 小さなブランド会社は、「少しくらい価格が高くても、喜んで支払ってもらえる」という会社であるべきです。合い言葉は「価格を下げるのではなく、価格をあげる」です。
- アメリカ人は、良い意味で「幸せを追求すること」に貪欲です。
「チャレンジャーは偉い」という風潮が、しっかりと根付いているのです。 - ビジネスは、シンプルにそぎ落として考えると、たった3つの力で成り立っています。
1つ目の力は「売り物をつくる力」。
2つ目の力は「売り物をうる力」。
3つ目の力は「管理する力」。 - 私は、「自分らしく生きる為、自分らしく働く為」には、とにかく「インタビュー、インタビュー、インタビュー」だと思っています。
(3)目 次
- 今こそ、小さな会社もブランドを目指すとき
- 「小さなブランド」と呼ばれる会社たち
- 「生き方」と「働き方」が一致している人の発想
- 小さな会社をブランドに導くイメージトレーニング
- 社長がブランドであること
- スタッフがブランドであること
- スモールビジネスが、かっこいい
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!