- 本日のお勧め本「ドラマみたいなことをしても、人は動きませんよ」
- ここに注目!!「人と話してみてこそ、人を動かすことができる」
(1)本日のお勧め本
和田裕美の人に好かれる話し方-愛されキャラで人生が変わる! - 和田 裕美 -
本日は、話し方についての本をご紹介したいと考えます。
話し方で難しいのは、事実を言ったとしても相手にとって印象がよくなければそれは相手の気分を害することになるということ。
この本の中にも、ある1人のSEの対応で1億円の案件が流れてしまった例が述べられています。
彼のやり取りは、こうだったようです。
『これってこんなふうにできないの?』と先方が聞くと、彼は答えます。
『それはできません』 先方が、『それはこう使えないかな?』と聞くと、
『いいえ、無理です。』
こんなやり取りが続いたそうです。
確かに彼は事実を述べていたかもしれませんが、この対応だけ失注したそうです。
そう、人は事実で動くのではなく、感情で動くということ。
この本が伝えたいのはこのことだと思います。
この感情を動かすにはどういう話し方が良いのかを具体的に述べています。
是非、人と話すことに苦手意識がある人はこの本を手にとってみて下さい。
(2)ここに注目!!
- 『話せる人』ということは、『一緒にいて楽しい人』ということです。
一緒にいる時間が楽しいのですから、これはもうマジで愛されるのです。 - 相手から信頼されたいと強く思っていた私は、相手の話を『聞くこと』がいかに自分にとって大切な事柄であるかがわかってきました。
- 会話において大切なことは、質問で聞かれたら質問で返すという基本形です。
自分の話をしてから、相手の話題に自然に移るのです。
お互いが質問スタイルになると、会話に広がりがでます。 - 会話で共通点を引き出すために、自分自身が多方面に興味とか、ちょっとした知識をもっていればいい。深くでなくていいんです。
- 話すときに注意しなくてはいけないことは、相手をハッピーにできる言葉が使えているかってこと。
- 陽転の訓練ができていると、頭の使い方が『プラス』に向いているので、『どうすればできるかなあ、どうやったら前にすすめるかなあ、どうしたら乗り越えることができるのかあ?』と前向きに考えるようになります。
- 大切なことは強調したいところー『これが大切なんです』と一番伝えたいことが何かを明確にしておいて、その話だけは声に力を入れること。
- 会話の中で大切なことは、相手への自分の気持ちを会話の中にどうやって入れていくかっていうこと。
- 人は事実で動かない。だけど感情で動くのです。
- 人と関わる環境こそが話し方のトレーニング場であり、人として人らしい感覚を身につけることができる場所なのです。
- 相手が幸せになることを考えるために実は大前提があるのです。
それは自分がハッピーであることです。 - 言葉は使うべきです。人は人と話すべきです。
好きな人や大切な人をもっと大事にするために、人は人と上手に話すべきです。
(3)目 次
- 基礎づくりから始めよう
- トークはテクニックじゃない
- 目の前の人のファンになる
- 話の内容をリンクさせていく
- 声のトーンとリズムを変える
- 仕事のプロとしての話す力
- もっと伝わる言葉の使い方
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!