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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 322回 『ブランドを知るために』

322回 『ブランドを知るために』

  1. 本日のお勧め本「ブランドが欠かせない現代。そのストーリーを探る!」
  2. ここに注目!!「アディダスとナイキの事業展開から得る教訓」


(1)本日のお勧め本

ブランド・リーダーシップ―「見えない企業資産」の構築 - デービッド・A. アーカー -

 
本日は、ブランディングに関する本をご紹介したいと考えます。
  
ブランドがかかせない存在になってきている今、では既にブランドを築いている企業がどのような形でブランドを構築してきたかを知るのは非常に参考になります。
 
この本でも、様々な事例を取り上げていますが特にナイキとアディダスの比較論は誰もが興味を持つのではないでしょうか??
 
ナイキは今やタイガーウッズなどビックネームのスポンサーになっていますが、その先駆けは何といってもマイケルジョーダン。
 
1948年末にナイキがこの契約をした時に、フォーチュン誌はカバー・ストーリーで『この契約はナイキの財務上の問題を引き起こす大きな誤りである』と述べた。
 
しかし、結果はご存知の通り、空前の好取引となった。
その象徴が、エア・ジョーダンシリーズだろう。
 
そんなブランディングのストーリーも含まれた本書は、これから個人のブランディングを構築する上でも、参考にしたい1冊です。


(2)ここに注目!!

  • ブランドアイデンティティを具体化するためには、コミュニケーションおよびその他のブランド構築プログラムが必要になる。
  • 強力なブランドにとって重要なのは、混乱の中からそのブランドを引っ張り出し、長期にわたって累積的なインパクトを生じさせるという、見事なまでの実行である。
  • メタファーは、思考を表現するものとして最も基本的なものである。
    言語学者によって、メタファーが強力なコミュニケーション手段となっていることが示されている。ザルトマンによれば、『この前提から引き出せる意味の1つは、メタファーを引き出し、系統立てて分析する手法は、より逐語的な調査アプローチから得られる知識をおおはばに強化できるということである。』
  • ブランド体系の目的は以下の6つである。
    ○効果的で強力なブランドの創造
    ○ブランド構築資源の配分
    ○シナジー効果の創造
    ○製品の明確さの達成
    ○ブランド エクイティの活用
    ○将来の成長可能性の土台
  • アディダスとナイキの事業展開から、ブランド構築に関する多くの教訓が得られる。アディダスの強みは、当初からその革新的な製品にあった。アディダス ダッスラーは多くの画期的な確信を支えた天才であり、700以上の特許を取得している。
  • アディダスは、ランニング分野においてアスリートの間で強力な存在感を持っていたが、事業が順調であったため、ジョギングの大流行やナイキの出現を深刻には受け止めなかった。
  • フィル ナイトは、価格の安いオニツカのスポーツシューズを日本からアメリカに輸入するために、1964年ブルー リボン スポーツを設立した。
    1972年、ナイキという名前と、三日月型のトレードマーク『スウォッシュ』を決定した(デザイン料はたった35ドルだった)。
  • ナイキの哲学は、よりよい技術がよりよい性能を生み出すというものであり、同社は革新的な製品と機能を作り出すことで、真摯なランニング コミュニティから好意的に受け入れられた。
  • ナイキの成功には3つのブランド構築方針が寄与した。
    マイケル ジョーダンの起用で始まった支援絞込み戦略、支配的な存在感を生み出すための全国的広告、ナイキ タウン店舗の開発である。
  • アディダスとナイキのブランド構築から得られる教訓は、以下の通り。
    1 ブランド構築は単なる広告ではない
    2 ブランド構築には革新が伴う
    3 優れた実行は大きな利益を生む
    4 製品はブランドの要である
    5 ブランドは製品以上のものである
    6 ブランド アイデンティティを知る
    7 ブランドチームがブランドを運営しなければならない
    8 情緒的なレベルで顧客と結びつく
    9 ストーリーを語り、認知を管理するために、サブブランドを使用する

(3)目 次

  1. 第1部 イントロダクション
  2. ブランド リーダーシップ
  3. 第2部 ブランド アイデンティティ
  4. ブランド アイデンティティ
  5. ブランド アイデンティティの明確化と精緻化
  6. 第3部 ブランド体系 
  7. ブランド関係チャート

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!