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毎日1冊本を読む男 東 忠男のLIFEWORK BOOKS CAFE » 277回 『鈴木流経営学とは??』

277回 『鈴木流経営学とは??』

  1. 本日のお勧め本「『統計学』と『心理学』を取り入れた経営術」
  2. ここに注目!!「論理と冷徹さ」
  3. 本日の気づき「肩こり」


(1)本日のお勧め本

鈴木敏文の「統計心理学」―「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む - 勝見 明 -

 
本日は、セブンイレブンの創業者であり、統計学と心理学を取り入れた経営学を駆使する鈴木氏のインタビューを交えた本をご紹介したいと考えます。
 
「顧客のために」とは良く聞きますが、鈴木氏は「顧客の立場で」考えることを必要とすると説いております。
「顧客のために」と「顧客の立場で」とは、何が違うのか?
 
一見すると全く一緒の言葉に聞こえますが、鈴木氏が決定的な違いとして取り上げる例があります。
「正月用のお節用品はかつては大きなパック詰めで売るのが恒例だった。
「顧客の立場で」見れば、手間がかかっても量り売りにするか、小パックの方がいいといわれる。実際、売り方を変えただけで売上げは何倍にもなった。」と・・・。
 
確かに考えれば、この例は良く分かります。
実際に、スタバなどではバナナ1本で100円で売られていますが、それでも売れるという事は顧客は小売を求めているわけです。スタバでバナナの束が売られていたら少し怖いですよね・・・。
 
こういう事例を1つとっても、やはり顧客心理を統計学と心理学の両面で捉えているのが、鈴木流経営学の強みだと感じました。


(2)ここに注目!!

  • 鈴木流経営学の最大の特徴は、とてもシンプルで誰にでもわかりやすいことにある。鈴木氏はどのようなテーマについても極めて説得力のある発言をするが、その1つ1つを突き詰めると、すべて、「顧客の立場で考えればそうなる」という原点に行き着く。
  • 今の時代に本当に必要なのは、「顧客のために」ではなく「顧客の立場で」考えることです。「顧客の立場で」考えるときは、自分の経験をいったん否定しなければなりません。
  • 顧客は単なる安さよりも、多少高価でも新しくて高品質の商品を求めている。
  • うまくいかないのは仮説創出力の欠如に起因する。鈴木氏は仮説を立てるのは「挑戦することそのものだ」とこう話す。
  • 「もの不足の売り手市場の時代には消費は経済学で考えればよかったが、今は心理学でとらえなければならない」と、ことあるたびに語るように、鈴木流経営学の最大の特徴は企業経営に心理学を取り込んだことにある。
  • 教育とは部下に気づきを与えることで、それには上司が自分で答えを持っていなければならない。上司が仕方がないと言ったら部下は絶対に成長しません。
  • 自分は仕事でこうありたいという思いをどれだけ強く持つことができるか。
    それが情報収集の基本であり、このビジネス社会でどう生きるかを決めることにもなるのだ。
  • 1年で店内商品の7割が入れ替わり、ライフスタイルの速い商品などは数日で店頭から姿を消すセブンイレブンの店舗には4つの時間が流れている。1日単位、週単位、月単位、そして年単位の時間が同時に回る。
  • 確かにコストをかければ、立派なものができるでしょう。しかし、新しい事業を始めるときに重要なのは、必ずしも最初から絶対的なものをつくる必要はないということです。
  • 「論理と冷徹さ」を持って「理」の経営を行いながら、「組織で働く人間」の
    立場でもを考えることもできる。これがプロフェッショナルなビジネスマンの姿ということだろう。
  • 「視点を変えればやるべき価値が見えてくる」-何か新しいことを始めるときに、鈴木氏が決まって口にするのがこのフレーズだ。
  • 決断するときに最後に重要なのは、やはり自分自身を客観視できるかどうかです。
    つまり、「もう1人の自分」を置いて自分を見ることができるか。難しくても
    それを心がけるしかありません。

(3)本日の気づき

 
最近肩こりがひどく、メールをうつのも結構辛いです。
研修の勉強会にいってきたのですが、やはり色々な人に出会えることの楽しさがあります。


(4)目次

  1. 「買ってもらえない時代」にいかに買ってもらうか
  2. 「鵜呑み」にせずにいかに真の情報力をつけるか
  3. セブン-イレブンの強さを支える「対話力」の極意を学ぶ
  4. 「無」から「有」を生む組織はこうしてつくる
  5. 鈴木敏文直伝「迷ったときはこう決断しろ!」

本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!