- 本日のお勧め本 「これを読んで『問題解決!』」
- ここに注目!!「同じ人間でも、あるとないとでは全然違う」
(1)本日のお勧め本
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく - 渡辺 健介 -
本日は、本格的に身に付けたい『問題解決』に関する本をご紹介したいと思います。
著者はマッキンゼーを退社後、教育・エンターテインメント・メディアを通じて、個々が点火するきっかけを提供しデルタ(世にポジティブな変化)を起こすサポートを起こすデルタスタジオを経営しています。
そんなマッキンゼーの手法を『世界一』分かりやすく解説したのが、本書であり誰が読んでもきっとしっくりくるはずです。
(2)ここに注目!!
- 問題解決能力があれば、自分で主体的に考え、決断し、行動することができます。
- 問題解決キッズは、自分がとった行動とその結果から、毎回何かを学んでいきます。
- たとえば、まったく同じ才能を持った3人がいるとしましょう。
スタート地点では、全員100の力があると仮定します。しかし、『考え抜き、行動する癖』がある人とない人では、進化するスピードが違います。Aさんは毎月1%で進化し、Bさんは5%、Cさんは10%で進化する。
さて、3年後には、どれだけの差が出ていると思いますか?
なんと、Aさんは143,5%、Bさんは579,10%、Cさんは3091。
つまり、たった3年で、AさんとCさんには22倍近い差がついてしまいます。 - 原因を見極める
1A 原因としてありえるものを洗い出す
1B 原因の仮説を立てる
1C どんな分析をするか考え、情報を集める
1D 分析する
打ち手を考える
2A 打ち手のアイデアを幅広く洗い出す
2B 最適な打ち手を選択する
2C 実行プランを作成する - 情報収集を始める前に、『仮説の木』を使って、あらかじめ仮の結論とその根拠を明確にしておきましょう。そうすれば、何を検証すればよいのか、そのためにはどのような情報が必要なのかがより具体的になります。
- 国際人として必要な資質は、語学というより、むしろこのような思考の総合力-このように、問題を解決する方法まで考え抜き、実際に行動に移す姿勢-にあることを知り、衝撃を受けました。
(3)目 次
- 問題解決能力を身につけよう
- 問題の原因を見極め、打ち手を考える
- 目標を設定し、達成する方法を決める
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!