- 本日のお勧め本「『ワークアウト』や『シックスシグマ』の基盤を作った男」
- ここに注目!!「『ビジネスはゲームだ。』」
(1)本日のお勧め本
ウィニング 勝利の経営 - ジャック・ウェルチ -
本日は、元GEの会長を務めていたジェック・ウェルチ氏の本をご紹介したいと考えます。
ジェック・ウェルチと大前研一氏、この2人の本を大学時代に良く読んでおり尊敬する経営者の1人でもあります。
以前ご紹介した『ワークアウト』や『シックスシグマ』もGEが発信源であり、そんな基盤をつくったのが著者なのです。
この本は題名が示すとおり、そんな著者が『勝つために何をすればいいのか?』を説いた本である。
最初の4つの原則【ミッションとバリュー、率直さ、選別、発言権と尊厳】から始まり、会社に必要とされるものまで勝つ経営をするためのすべてが書き出されている。
そんな著者の思いが伝わってくる本であるが、すべてに共通することは【人】。
この【人】をどのように見るかが、最終的にビジネスで勝てるか負けるかが決まるのです。
是非、ジャック・ウェルチの経営手法をこの本から学んでください!!
(2)ここに注目!!
- ビジネスはゲームだ。そのゲームに勝つこと、これに勝る快感はない。
- 可能と不可能のバランスを上手にとるのが効果的なミッション・ステートメントだ。
- 『率直さに欠ける』といっても悪党ある不正直さのことではない。あまりに多くの人が、本能的に、自分の思うことを率直に話さないことが多すぎる。議論を刺激する目的で直裁に話すとか、アイデアを述べるということをしようとしない。
- 私の提唱するバリューで実際すごい効果を上げたものといえば、なんといっても選別だ。この考え方を信奉する人は、その効果に絶大な信頼をおき、これを基礎にして会社を経営する。
- 私の信念はこうだ。『世界中の人が発言権と尊厳を求めており、誰にでもその権利がある』
- 優れたリーダーは、部下のことを心から気にかけ、彼らの成長と成功を願う人だと見てとることができる。
- 優秀なリーダーは、恐ろしく競争の厳しい環境下で、市場の変化や競合企業や規参入者の動きを読む第六感を持っている。
- ビジネスに変化は必要欠くべかざる要素だ。変革は必要だ。できることなら、変化せざるを得なくなる前に変化をしたほうがいい。
- どんなにすごい戦略だって、人を配して息を吹き込まなくては最初から死んでいるのと同じだ。人、それも適材を。
- 職業の選択は何であれ、ギャンブルだ。あなたの選択肢を広げることも狭めることもある。
- 最高の仕事を見つけたいと思うのなら、あなたが大好きな何かを選ぶこと、好きな人と働くこと、そして全力を注ぐことだ。そうすれば、確実にすばらしい仕事にめぐり合える。そして、仕事は趣味になる。
- ビジネスで自分を犠牲者と見るのは、自ら破滅を招くだけの行為だ。
キャリアで選択の道を奪うのはひとえに姿勢、態度だ。それはキャリア自滅の負の連鎖を引き起こす。 - ビジネスは人そのものである。というか、人生は人そのもの。
つまるところ、重要なのは人、それだけだ。
(3)目 次
- 最初の4つの原則-『すべての底に流れるもの』
- あなたの会社
- あなたの競合会社
- あなたのキャリア
- 最後のまとめ
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!