- 本日のお勧め本「日本一ベンツを売る男は、『生意気』!」
- ここに注目!!「『生意気』こそがセールスポイント」
- 本日の気づき「本の整理と家のお掃除」
(1)本日のお勧め本
日本一メルセデス・ベンツを売る男―ザ・トップセールス 吉田満の販売術 - 前島 太一 -
本日は、日本一ベンツを売る男である吉田満氏を取り上げた1冊をご紹介したいと思います。この本は本人が書いている訳ではなく、前島さんというライターさんが書いていますが、その型破りな営業手法は必見です。
何が型破りかというと、吉田氏を一言で表すなら『生意気』!
なんせ、メルセデス・ベンツの営業マンが赤いフェラーリでお客さまのところに行くというのですから・・・。
ただし、その反面気配りは非常にキメ細やかで、贈り物のベンツにはトランクを花束でいっぱいにするとか、普通の営業マンでは思いつかないようなことをしています。
そんな考え方を学ぶだけでも、本書には価値があると思えるそんな1冊です。
お客さまに対する姿勢、この本から学んでみてはいかがでしょうか?
(2)ここに注目!!
- メルセデス・ベンツのセールスマンとして、吉田満は、年間に100台以上の
販売を十数年続けてきた。しかも、1千万円以上の高級車ばかりをメイン商品として販売してきた。 - 『ただ、1つ言えるのは、自動車の中でも最高級クラスのメルセデス・ベンツを扱っていること。極端な話をすれば、商品を売るための営業は必要ないのです。
誰にとっても輝いて見える商品ですから、言うなれば、自動販売機ででも売れるんです。』 - 『車の調子が悪いという電話をいただいたら、すぐに対応するように心がけています。お客さまが抱えている問題には、一刻でも早く対応する。これを私は信条にしています。』
- 吉田の顧客は、メルセデスを妻や恋人へのプレゼントにすることが多い。
『せっかくの贈り物なのだから、セールスマンとしてなにもしない手はありません。
そんなときは、花束をつけてメルセデスをお渡しします。私のほんの少しの気持ちです。それで、皆さまが満ち足りた気持ちになってくださるのなら、多少の負担などなんとも思わないし、私も幸せにひたれるのです。』 - 『私は、メルセデスという車以上に、自分という人間、吉田という男を売っているつもりで、いつも仕事をしています』
- 一言でいえば、生意気である。これは、吉田の最大のセールスポイントである。
- 発注から納車までの早さ、これは吉田のセールスポイントの1つである。
『お客さまから注文を受けて、その時点で会社に在庫があれば、最短4日で納車することができます。まわりでは、商談だけで1週間、納車まで1ヶ月くらいでというセールスマンが多いことを考えれば、かなり早いと思っています。』 - 客から2台目の使命を受けるのは、至上の喜びだと吉田は語る。
彼のリピーター客のオーダーで多いのはお任せである。 - 『私が考えるサービスは、お客さまがほしいと求める前に、その要望に完璧に応えた車を仕入れておいて、お届けするということです。』
- 『またデモのときに大事なのは、お客さまがいらっしゃる前に駐車場を確認し、そこに一発で入れるために、切り返しの位置やハンドルを切るタイミングをイメージトレーニングしておくこと。セールスマンには、運転のうまさはもちろんですが、軽快に見せる技術も必要です。』
- セールスは、お客さまと会っていくらの世界。どんな些細なことでも極力、こちらから出向いて行くことにしています。
- 私が、いままでこられたのは、車が何よりも好きだというお客さまがいたから。
また明日も、お客さまと車の話ができるー。それが人生の糧なのです。
(3)本日の気づき
今回は前回に引き続き、本の整理と家のお掃除を。
整理していて気づいたことは、意外と読んでいない本が多いこと。
それもいま読みたいと思える内容の本が結構あります。
本は少しでも気になったら即購入するようにしているのですが、やっぱり巡りあわせで必要なときが来るのだなあと感じました。
分厚い経営書も何冊かありますが、これも一気に読んでしまいたいと思います。
それでは。
(4)目次
- メルセデス・ベンツのセールスマンの至上の喜び
- 生意気は究極のセールス術
- 接客姿勢は同時の目線で
- 日本一セールスマンになるためには
- 小心者の少年は悪ガキに
- バブルを終えて日本一に
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!