- 本日のお勧め本「大人気レバレッジ・シリーズ!今回はマネジメント」
- ここに注目!!「『ためになった!』では終わらせません」
- 本日の気づき「待望のレバレッジ新作!」
(1)本日のお勧め本
レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略 - 本田 直之
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本日は、累計70万部以上を売り上げた『レバレッジ・シリーズ』の最新作をご紹介したいと考えます。
今回はその名も『レバレッジ・マネジメント』、これまでのレバレッジシリーズは個を対称にしたものですが、これは完全に会社の経営者をターゲットにした本に仕上がっています。
当然、話題として俯瞰思考や早起き、英語、ITと今までのレバレッジ・シリーズにも取り上げられた話題もでてきますが、それ以上に経営者としての思考をどのように身に付ければよいかに焦点が当てられています。
著者が述べている通り、『本書は読み終えて「ああ良かった、ためになった」として終了するものではない』と触れている通り、この本を教科書的な役目としてあなたの会社の現状を知るにはもってこいの本である。
本書は、これから起業しようとしている人、そして既に経営者のあなたにぜひとも読んで頂きたい1冊です!!
(2)ここに注目!!
- 本書は読み終えて『ああ良かった、ためになった』として終了するものではないということだ。本書で学んだことを単なる知識として吸収するのではなく、実践しやすいものとなる。会社にとって何よりも大切な『経営者の思考』が変わり、会社が変わる。
- 仕事の大部分は社員に任せられるものだが、『考え、意思決定する仕事』と『次のリターンを生む種作り』だけは、経営者以外にはできない仕事である。
- いったん話を聞いてみる素直さ。良いと思えば試してみる素直さ。これを持っている経営者は、たとえ若くても確実に成長していくことができる。
- 『会社を成長させるための人脈』を作るのもまた、経営者の役割である。考えが研ぎ澄まされるうえに人脈作りもできるのならば、人と会うのは、実に効率の良い投資といえるだろう。
- 想像力がない人に経営はできない。想像力は、経営者に必要不可欠なスキルといえる。何かをやろうと思ったときに、シュミレーションできる想像力があるのとないのとでは、結果に大きな差が出てくる。
- 経営者は、いつもまねできるものを探し、応用できる力を持たなくてはならない。
- 株や資本の過半数は、50%を超えることである。最低でもこれだけは持っていないと、自分で会社をコントロールできなくなる。
- 粗利率は最低50%というのが、私の考える基準値である。理想を言えば、粗利が80%取れるビジネスがあれば、経営に相当の余裕が出てくるだろう。
- アドバイザー選びは大きな投資と考えることが肝心だ。戦略という大局的な決定には、外部のプロフェッショナルが必要だ。その見極めに労力をかけて、絶対に損はない。
- 小さな会社こそ、マーケットを創り出す意識で社名を決め、カテゴリーを絞るキャッチフレーズを作るようなブランディングを考えるべきなのだ。
- ブランディングの効能としては、売上が上がること以外にもプラスアルファがある。企業にとって何よりも大切な『人材』も自動的に集まってくるのだ。
- 私自身が経験した、非常に印象的なリウォードがある。
『会社が費用を持つから、5万円分、好きなレストランで食事してきていいですよ』というもの。金額としては少ないのかもしれないが、とても嬉しかったし、今でも忘れないのだから、誰でも同じようなインパクトを抱くのではないだろうか。
(3)本日の気づき
本書は待ちにまった本田氏の新作です。
このシリーズは、自分がビジネス書の中でも最も好きなシリーズです。
尚、本書の巻末には本田氏オススメの本も載っていますので、是非本書を買ってみて下さい!
(4)目次
- 経営者のレバレッジ
- 戦略のレバレッジ
- 営業のレバレッジ
- ブランドのレバレッジ
- 仕組み化のレバレッジ
- 組織のレバレッジ
本日も読んで頂いて、誠に有難うございました! 感謝!!