自らフリーエージェントとなったピンク氏が語る雇われない生き方。
1990年代にゴア副大統領などの首席スピーチライターとして勤務し、その後その仕事があまり好きになれなかったために辞めることになり、自分のために働くことを決意する。そしてアメリカで自分と同じ決断をした人々が…
第1話「ホワイトハウスからフリーエージェントへ」
- ホワイトハウスからフリーエージェントへ
- カリフォルニアでの定職者はたったの3分の1
- 才能と機会が取引される雇用形態
会社との契約は変化していったが、一方で面白いのが忠誠心の概念で、実際のところ日本ではかなり強いコンセプトである。フリーエージェント世界には忠誠心がないと言う人もいるが、それは全くの誤りである
第2話「フリーエージェントに保障なし?」
- 型から横型へ変化した忠誠心
- フリーエージェントに保障なし?
フリーエージェントの増加現象を巻き起こしているものの多くは、経済的な価値よりも心理的なものにある。何故今現在していることをする決断を下したかを聞いてみると、彼らははっきりしたビジネス関連の話をするわけでもなく、むしろライフスタイルの価値を反映するものなど違う話をする。
第3話「見返りなしでも会社にとどまる?」
- フリーエージェントになる理由
- 見返りなしでも会社にとどまる?
皆自分なりの成功を定義したがる。それを貨幣価値で見る傾向があるが、私がインタビューした人々でがむしゃらに働きボーナスをもらって、仕事を辞める人々は沢山いた。というのもボーナスをもらっても、依然として仕事を好きになれないからである。際立った功績の報酬として企業が役職を上げると考えがちであるが、特にクリエイティブや技術的な仕事に就いている人は、昇格は最悪と思っている人が多い。
第4話「フリーエージェントの成功とは?」
- フリーエージェントの成功とは?
ダニエル・ピンク [Daniel Pink] 氏プロフィール
1964年生まれ。米国ノースウエスタン大学卒業、エール大学ロースクールで法学博士号(J.D.)取得。
米上院議員の経済政策担当補佐官を務めた後、クリントン政権下でロバート・ライシュ労働長官の補佐官兼スピーチライター、ゴア副大統領の首席スピーチライターを務める。フリーエージェント宣言後、世界各国の企業、大学、組織を対象に、経済変革やビジネス戦略についての講義を行うかたわら、「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」「ハーバード・ビジネス・レビュー」他精力的に執筆。 現在ワシントン D.C.在住。
※2007年5月来日時に収録実施。
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