あなたが転職を考えた時、それはどんな時でしょうか?
上司とウマが合わないと感じた、もっと他の仕事をしてみたい、もっと他の可能性を試してみたい、自分がやりたい事が今の職場環境にはない、会社が面白くない、会社の業績が芳しくなく不安を感じ始めた、プライベートな問題から辞めたい、等など数えだしたらきりが無い程、その理由は人によって様々で、山ほど出てくることでしょう。
切羽詰ったものと、ただ何となく…とその程度の差もあるでしょうし、現在の様に人材の流動化が激しく、転職が気軽に感じられる様になった今では、常に考えている方も多くなってきているのではないでしょうか。
そこで、転職のタイミングを考えるにあたって、以下の事を考えて見てください。
- 現在の会社の状況(職務内容、職場環境(含む上司・同僚・部下との関係)、業界動向、現在の待遇その他の諸条件、今後の可能性)並びに今の自分
- 転職したい業界の動向もしくは会社の状況(企業の外からみた職場環境、職務内容、待遇その他の諸条件・今後の可能性)並びに想定される自分
- ご自身の年齢、勤務年数、転職回数
- その転職は自分が描いたキャリアデザインに繋がるものか
- 転職先で自分はどういうキャリアアップを目指すのか?言い換えれば、どういう風にキャリアを磨いていきたいのか?
その転職がポジテイブなものなのか、自分自身にとって非常に有効なものと考えるのか、今の職場では自分の能力は発揮できない、もうそろそろ卒業かなと思ったとか、転職先で是非やってみたい仕事があるとか、そういう前向きでチャレンジ精神が旺盛なものであれば比較的成功する可能性は高いと思われます。
何故、転職をするのか、ご自身のキャリアアップのため、自分のキャリアデザインを描くために必要な一歩であるかを確認してみて下さい。
そして、下記の5点をチェックしながら再度考えた上で、その時期ではないと判断した時は踏みとどまる判断や我慢も必要です。
- 転職先の会社の期待に応えられる能力が身についているか
- 年収、その他の条件が自分に合っているか
- 転職先の会社を直接的にも間接的にもきちんと調べたか
- 自分のキャリアアップにつながるものか
- キャリアチェンジの場合、自分のキャリア形成に役立つものと納得できるか
特に、初めての転職の場合は、勇気もいりますし、慎重過ぎるということは無いと思います。 転職を思い立った時には、是非、自分のキャリアを見つめ直し、これからなりたい自分を今一度、じっくり考える時間を持って頂きたいと思います。