東大法学部卒業後、旧通産省に13年間勤務。その後、旧通産省を飛び出し、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)、産業再生機構~カネボウ、そして現在の丸善と、華麗なる転身を繰り返してきた小城氏、そのチャレンジ精神の元気の源に迫る。様々な改革を断行されてきた、小城氏が本当にやりたかったこととは?
旧通産省でベンチャー支援課に配属され、その当時のめちゃくちゃな元気な多くの起業家に会い、リスクフリーな国家公務員が、高いリスクを負って体を張って頑張っている方々を応援する事に疑問を感じ、35歳で旧通産省を退職。ベンチャー企業で修行しようと決意、CCCへ。CCCでは、ツタヤオンラインを立ち上げ、自らも出資、初めてリスクというものを感じたと。 リスクをまるで楽しんでいるかの様に嬉しそうに語る、ハイパー元気な小城社長のその魅力に迫ります。
第1話「旧通産省を飛び出して、ベンチャー企業で修行を決意、CCCへ」
- 旧通産省を辞めるきっかけ
- ベンチャー企業で修行を決意
- 平社員かばん持ちからの再スタート
ベンチャー企業での経験・修行の後、元々伝統のある日本の会社でありながら、今、少々弱っている企業の再生に挑戦、ベンチャーの元気の秘訣を伝授したいと、改革断行。
第2話「CCCから産業再生機構~カネボウを経て丸善の社長へ」
- 会社再生への挑戦
- 日本の伝統ある会社にベンチャーの元気の秘訣を
会社は、最後はやっぱり人。従業員一人ひとりの潜在能力を十分に発揮できる環境が整備されているのが理想的ないい会社。よって、従業員はやはり一番、顧客、株主の順番となる。従業員と株主のそれぞれ違った価値観、行動ロジックの間に挟まれながらも両方の満足度を得られる様に努力するのが日本の会社の経営者の役割。とは言いつつその難しさについて日々のご苦労を語って頂きます。
第3話「日本型経営の復権」
- 従業員を第一に考える日本型経営の追求
今回は、小城社長の若い方々への熱いメッセージ、今後の展望、座右の銘について、お伺いします。
餓死しない国、日本。こんな平和で素晴らしい国が今あるのも、明治維新から始まって、我々の先輩がリスクを負い、努力をしてきたからである。我々もそれに甘んぜず、自らリスクをとってチャンレンジすべきだと思う。失敗してもリスクは低い。若い人には、是非挑戦して頂きたいと熱く語りかけます。
餓死しない国、日本。こんな平和で素晴らしい国が今あるのも、明治維新から始まって、我々の先輩がリスクを負い、努力をしてきたからである。我々もそれに甘んぜず、自らリスクをとってチャンレンジすべきだと思う。失敗してもリスクは低い。若い人には、是非挑戦して頂きたいと熱く語りかけます。
第4話「若者へのメッセージ」
- 社会に出て活躍できる人間の2つの特徴とは?
- 餓死しない国『日本』の素晴らしさ
- 今後の展望
- 座右の銘は『知行合一(ちこうごういつ)』
小城社長のストレス解消は辺境の地への旅行。ニューギニアの村に出かけて行き、酋長と意気投合する秘訣とは?
第5話「私のストレス解消法」
- 私のストレス解消法
- 辺境の地での恐るべし紙風船パワー
小城 武彦(おぎ たけひこ)氏プロフィール
1961年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省。
91年プリンストン大学ウッドローウィルソン大学院卒(国際関係論専攻)。
97年に通産省を辞め、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に入社。以後、産業再生機構のマネージングディレクター、カネボウ(現クラシエ)代表執行役社長を経て、2007年1月に丸善の顧問に就任。
同年4月からは代表取締役社長を務める。
座右の銘は『知行合一(ちこうごういつ)』。趣味は、辺境の地への旅行。