--

冠婚葬祭のマナー 葬儀編その5-2
Fcommu buisiness manner cafe

仏、神、キリスト教式での弔問方法
日本で最もスタンダードな葬儀が仏式です。
宗派によって若干異なりますが今から紹介する焼香や数珠の独特な作法は覚えておけば必ず役に立ちます。逆に知らなければ恥をかくことになりますので、注意しましょう。



*神式での弔問の仕方*
神式では、玉串を捧げて故人の霊を悼む「玉串奏奠の儀」が焼香に変わります。

>>玉串奏奠
① 順番が着たら、前に進み、遺族・神官に一礼し神官から玉串を受け取る。
② 神官から渡された玉串は根元が右になるように受け取る。右手は上から、左手は下から支えるようにして持つ。
③ 玉串を置く台の前に進み、玉串を押し頂いたら玉串の向きを変える。根元が手前に来るように時計周りに90度回す。
④ 左手を玉串の根元、右手を枝先に、左右の手を持ち替える。
⑤ 持ち替えたら、時計回りに180度回し、根元を祭壇に向けて台の上に置く。
⑥ 串玉を置いたら深く2回、礼をする。
⑦ 忍び手(音をたてない拍手)を二拍して、一礼して下がる。遺族と神官に礼をして戻る。



*キリスト教式での弔問の仕方*
キリスト教式では、焼香に変わるものとして白菊や白バラ、白いカーネーションなどの生花を捧げます。これを「献花」といいます。

>>献花の仕方
① 順番に祭壇に進み、手渡された生花を両手で受け取り、花の部分を右側にして胸の高さで持ちます。
② 祭壇の前まで進んだら一礼する。
③ 献花台の前で、生花の茎を自分の側に向ける。
④ 花を時計回りに180度回転させて、茎を祭壇に向け両手で静かに献花台に置く。
⑤ 黙祷または遺影に一礼し、信者であれば十字を切る。遺族と牧師に一礼し、席に戻る。

<数珠の使いかた>
仏式の場合、合掌のときは数珠を手にかけて行うのが正式な作法です。
数珠は通常、短い一連のものを使いますが、長数珠でも構いません。
使っていないときは左手首にかけておくか、房の部分が下にくるように左手で輪を握って持ちます。離席のときは、ポケットやバックに入れるように。絶対に畳や椅子の上においてはいけません。


 

 

Fコミュホットトピックス

Videocast & Podcast最新記事

駐日セルビア共和国大使 イワン・ムルキッチ氏

人と環境にやさしいカンパニー最新記事

株式会社浜野製作所 代表取締役 浜野慶一氏

メールマガジン「キャリアサプリ」購読登録

Fコミュ 読み物/連載コラム

Fコミュご利用案内

Fコミュリンク