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お見舞いのマナー その2
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知人や友人、同僚や上司が怪我や病気で入院したら、お見舞いに行きますよね?
お見舞いにもマナーがあります。覚えておきましょう。

お見舞い品のマナー

  • 相手の好みを知っているようであれば、雑誌やCD、ゲームやタオルなどを持っていきましょう。
  • 食事制限のある病気の方もいらっしゃいます。もし、内臓系の手術をされた方でしたら、その可能性は高いため、果物やお菓子の持参はやめましょう。
  • お見舞金を贈る場合は、3千円~1万円くらいが妥当です。4や9など縁起の悪い数字は避けましょう。また、上司に現金を贈るのは失礼に当たるので気をつけましょう。
  • お見舞いに花を持参するのはよいことですが、花の種類によっては悪い捉え方をされてしまう場合があるため、以下の花には注意が必要です。
    鉢植え(寝付いてしまう)・菊や白い花(葬儀を連想させてしまう)・シクラメン(死ぬ、苦しむなどを連想させてしまう)・アジサイ(色があせてしまう)・椿(花が落ちるため、首が落ちることを連想させてしまう)・真っ赤な花のみ(血を連想させてしまう)・ユリなどの香りの強い花(病室に置くと、気分が悪くなってしまう)
    花屋で購入する際に「お見舞い用です」と言えば、上記の花以外で本数も4や9を避けて選んでくれます。

<番外編>自分がお見舞いをしてもらった場合の返礼のマナー

自分が入院をし退院をしたら、遅くとも退院してからひと月後までにはお見舞いをしてくださった人たちに「快気祝い」を贈りましょう。品物は、いただいたお見舞いの品の半額程度を目安に購入しましょう。購入する品物としては、「病気や怪我を残さないように」という意味で石鹸やお菓子など、使うと無くなるものを選びましょう。

品物には、のし付きの紅白結びきりののし紙をかけ、表書きには「快気祝」や「快気内祝」「退院内祝」などとしましょう。デパートなどから品物を送る場合は、別便で礼状を出すとよいでしょう。

また、入院中や通院中だけれどもお見舞いのお礼をしておきたいという場合は、「御見舞御礼」と書かれたのし付きの紅白結びきりののし紙を使用し、お礼をしましょう。