同じメールを複数の人に送ることが出来るのも、メールのすばらしい特徴です。同じ内容のメールを複数の相手に送る場合、あて先に複数のアドレスを入力しますが、この場合受け取ったメールには、すべてのあて先とアドレスが表示されます。受け取った人全員にそれぞれのアドレスを知らせてよいのであればこの方法でメールを送っても構いませんが、不都合な場合もあるので気をつけましょう。
「CC」
「CC」は「carbon copy」の略で、“複写”という意味です。CCを使うと、本来のあて先の人が受け取ったメールに「同じメールを別の人に送ったこと」の「送った相手のアドレス」も表示されます。CCで受け取った人にも本来のあて先の人のアドレスが分かります。情報を共有しても不都合がない場合に使います。
「BCC」
「BCC」は「blind carbon copy」の略です。「BCC」だと、同じメールを別の人に送ったことも、送った相手のアドレスも分かりません。本来のあて先の人には知らせたくないときや、受け取る人全員のアドレスを非公開で送りたい場合に使います。
「件名」
1日に100通単位でメールを受け取っている人もいるため、大事なメールを送っても読み飛ばされてしまう可能性があります。それを防ぐため、メールの「件名」はひと目見て内容が分かるよう、具体的に書くことが重要です。
<悪い例>
・「お世話になっております」
・「先日はありがとうございました」
・「ご相談」「ご連絡」「打合わせの件」
・「新製品のご案内」
<良い例>
・「お世話になっております」
・「先日はありがとうございました」
・「ご相談」「ご連絡」「打合わせの件」
・「新製品のご案内」