経理課に所属していないと、なかなかお目にかかれないかもしれませんが、手形とは何か、ということは社会人として理解しておくべきマナーの1つです。
手形には「約束手形」と「為替手形」があります。日常、よく見かけるのは「約束手形」です。手形にはどのようなことを記載するのか、記載してはいけないのかという事が法律によって定められています。ですから、要件を満たさない手形を受け取らないよう、注意が必要です。
約束手形とは、手形の振出人が受取人または指図人もしくは手形所持人に対し、一定の期日に一定の金額を支払うことを約束する有価証券のことです。
手形の振出人の経営状態が厳しくなり、手形を決裁するための資金がなくなってしまい決済できなくなることをいいます。これは実質的な「倒産」を意味し、手形はただの紙切れと同様となってしまいます。