浜野慶一氏インタビュー 番組一覧&プロフィール
下町の町工場、急成長の陰には、様々な災難にも決してめげない不屈の精神。 成功の鍵はスタッフのモノづくりへの情熱だった!
浜野製作所は、レーザー加工、精密板金、プレス、金型加工などを手掛ける金属加工会社。注文から納品まで3日で仕上げるスピード納期がセールスポイント。03年には、優良工場に贈られる「フレッシュゆめ工場」のモデル工場に、05年、「すみだがげんきになるものづくり企業大賞」の第1回大賞受賞、「レーザー加工コンテスト」で審査委員賞受賞、07年、勇気ある経営大賞優秀賞、じょうとうIT経営大賞、08年には中小企業IT経営力大賞受賞など、輝かしい受賞の数々。
両親が油まみれになって働く姿を見ながら育ったので、工場を継ぐつもりはなかったが。父親のものづくりに対する熱い思いに心打たれ、会社を継ぐ事を決意。父の死後、社長となり、その後、様々な災難が浜野社長を襲う・・。
第1話「様々な災難に見舞われて」
- 会社を継ぐ事になった訳
- 両親死去、工場全焼に!
工場焼失、賠償交渉破綻、立ち退き等次々と降りかかる災難にもかかわらず、力強くスピード対応。錆とススを落とす徹夜の日々の中、ある社員からの一言に助けられ、それが今は経営理念に。
第2話「窮地に追い込まれた時、助けられた言葉」
- 火事の後にも災難は続き
- 社員からの一言に助けられ
浜野製作所の売りである、他者に負けない、「スピード対応」、「納期対応」が評判を呼び、徐々に仕事が来る様に・・。工場全焼を乗り越え、6年後には、顧客は100倍、売上は10倍に!
第3話「浜野製作所の特徴、「スピード対応」が功を奏し」
- スピードが命
墨田区・早稲田大学の産学連携との取組みから端を発し、早大・一ツ橋大との毎週1回の勉強会は5年間続く・・。
第4話「産学連携の最前線」
- 当社における産学連携の始まり
学部生達は、本来の意味でのインターンシップを通じて、社会人になった時のリアルなシュミレーションを体験するチャンスが・・・。
第5話「産学連携の相互のメリット」
- 相互にメリットが多い、意義ある産学連携を推進
インターンシップを通じて学部生教育は、相互のメリットがあり、学生によって刺激を受け、社員のモチベーションがびっくりするほど上がる。先ず最初の5年は人づくり、次の5年はモノづくり」と人を育てる大切さについてと熱く語って頂きます。
第6話「日本一大学を活用している社長」
- 浜野流産学連携
株式会社浜野製作所
代表取締役 浜野 慶一(はまの けいいち)氏プロフィール
1962年東京都墨田区生、1984年東海大学政治経済学部経営学科卒業、同年都内板橋区の
精密板金加工メーカーに就職。1993年、創業者・浜野嘉彦氏の死去に伴い、㈱浜野製作所
代表取締役に就任、現在に至る。2002年12月墨田区と早稲田大学は、「産学官連携に関する
協定」を締結。浜野製作所も同大学産業技術研究所の友成真一教授が指導する「地域を経営
する」ゼミの学生を招いて、交流を図った。さらに墨田区の「フロンテイア墨田塾」で塾頭
を務める一橋大学商学部・関満博教授の協力を得て、産学官連携センターを設置。ゼミ生が
立ち上げた「なんでもすぐやる課」を後押して、産学官交流の一翼を担っている。2008年9月
墨田区が早稲田大学と地元企業とで電気自動車を開発する「すみだ次世代モビリティ開発コ
ンソーシアム」プロジェクトに参加。12月1号車完成。